ダンダダン 7話目“優しい世界へ”/アニメレビュー
親子の愛に惹き込まれる7話
あらすじ
学校で放課後にモモがアイラから倉庫に呼び出されついていくとアイラはモモを悪魔呼ばわり！
オカルンの金玉を拾った美少女アイラから金玉を奪い返す為、モモは超能力を使うが…
そこに悪霊アクロバティックサラサラが登場！！
オカルンとモモはアクロバティックサラサラに立ち向かい一度アクロバティックサラサラにアイラと共に3人は飲み込まれてしまう
アクロバティックサラサラの体内でライターを発火させピンチを脱するがアイラは悪霊に飲み込まれた影響で死んでしまうのだった
アイラをどうにか蘇生しようとモモとオカルンは頑張るが…
アクロバティックサラサラの悲しき過去
アクロバティックサラサラのエピソードは最初漫画を手にとって見た時に衝撃を受けました。
過去、漫画家を目指し専門学校で毎日原稿を書いて専門学校にくる編集部の人達に漫画を見せて日々アドバイスを聞いては修正していた時、どうすれば担当が付くのかわからなくていろんな漫画を読み漁っていてどんな漫画が参考になるだろうと専門学校の友人に話したところ、ジャンプ+が面白いよと聞いてチェンソーマンやスパイファミリー、怪獣8号、そしてダンダダンを知りました。
ダンダダンを読み進めていた理由は絵が上手いからでしたがこのアクロバティックサラサラのエピソードで一気に作品に惹き込まれたのを今でも思い出します。
専門学校で朝一番に漫画のクラスの周りの友人達に「アクロバティックサラサラのエピソード…すげぇ何あれめっちゃ感動したんだけど…！」
と興奮して喋っていました。
報われない母の娘への切ない愛情のエピソードにこんな魅力的な話を作れる人になりたいと思いました。
この話の凄いところは会話劇の無い淡々とした絵の演出だけで物語を構成させているところで具体的な話をしないことでコンプラ配慮している傍ら絵だけで心を動かす演出をしさらにその描写にしっかりと説得力を持たせるようなシーン選びをしていることです。
この作品は全体のストーリーは作者のやりたいことの詰め合わせ感が否めないですが個々のキャラクターの魅せ方は随一といえます。
この後の邪視のエピソードもですが本当にキャラクターに命を吹き込むのが上手い人が描いてる作品だなとページを捲るたびに思います。
アニメ版の胸を打つ演出
アニメ版では原作とは違った演出がありました。
一人称視点でアクロバティックサラサラの物語を描いたのは没入感があり、漫画とは違った胸にくる演出でした。
アクロバティックサラサラが自殺するシーンは漫画ではわりとサラッとしたシーンだと思っていましたがアニメだと美しい背景をバックに死ぬシーンはなんともいえない悲しさがありましたね。
Xでは様々な人達がこのエピソードを話題にしていたのは1ファンとしてめちゃくちゃ嬉しかったです。
ダンダダンがより人気になってほしいし
そしてこんな素晴らしい作品がワンピースやナルトに並ぶ立ち位置まで来てくれたらなと願っています。
漫画版はより具体的で苦しい描写がある
漫画はより直球な演出がされていました。
体を売る描写ですが、幅広い年齢層をターゲットにするためでしょうアニメでは優しい表現に変わっていました。
漫画版はキラキラとした演出はないもののはっきりとグロデスクな表現をすることでその後のアイラの抱きしめるシーンをより感動的に魅せる描かれ方をしています。
ここは漫画とアニメでは違ったところなので気になった方はぜひ漫画版を見てみると良いと思います。
最後に
今回はアイラに焦点を当てた回でしたが今後のアイラはあまりフォーカスされることがありません。
だがらこそアクロバティックサラサラの話は凄く大切な1話でアイラがしっかりと評価され注目される貴重なエピソードです。
そしてたぶんアニメ化されるのは邪視のエピソードまででしょう。
なので今後のエピソードはより激しい戦闘シーンが描かれそして戦闘のボリュームが多いエピソードが続いていくと思います。
これからのダンダダンのアニメで超画力で描かれる戦闘シーンにも超期待です！！！
以上がレビューになります！
また、自分で漫画も描いてますんで見ていいねしてくれると嬉しいです!
来週もアニメ楽しみに待ってます！
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また、私は現在「Fantia」という会員登録が必要なサイトではありますがこちらで漫画を制作中です！↓
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