【続いてる写経 854日め】〜”ピンピンコロリ”が理想だった
この1週間くらいの出来事で、色々疲れたのか、発熱はなかったものの、頭痛で1日寝込みました。一瞬喉の痛みも感じましたので、これはマズイなとマヌカハニーを摂取したところ、そちらはすぐに撃退できたよう。
マヌカハニーは、初期段階はかなり効きますね。
さて、急逝した伯母の葬儀の顛末。無事告別式は予定通り執り行われることになりました。このところの病魔騒ぎで、年1回お正月に顔を合わせていた親戚も、だいぶご無沙汰となっておりました。
なにせお年寄りが多いと、集まるにも「今は止めといた方が…」となるため、堂々と会いにいくのも気が引けたのですね。
人を引き合わせる機会が「葬儀」になってしまうのは、悲しいことです。
今回は無宗教の家族葬で、献花をし、故人の思い出を有志が語るという流れでした。急逝のショックを隠せず、思い出を語る人はみんな涙声。
祖父母が全員亡くなった後に、「次お葬式やるフェーズは、親の世代か…」と一瞬考えたことがありました。父母はもとより、小さい頃から可愛がってもらった親戚たちが逝ってしまうことは、想像だけでも恐怖でした。
今回「遂にこの時が来てしまったんだな」と、伯母棺の脇で最期のお別れをする時、年月が経ったのを感じました。
ワタシが最後に伯母のためにできたことは、供養のための写経の納棺と般若心経の読経。
ワタシの気休めではありますが、形として故人への手向ができたので、写経をしていて良かったな、と思いました。
でも当分納棺のための写経はしたくないですよ…。
ワタシの父母、もう一人の伯母夫婦には、もうちょい長生きしてもらいたいと願った次第です。
焼骨中の待ち時間に、亡くなった伯母の末の妹であるワタシの母が、気になる発言をしました。
「生前、姉が”逝きたい”って言っていたそのままなのよ…」と
つまり、「自宅ベッドで一人静かに亡くなる」ことが理想の死だと、伯母は生前語ってたとのこと。
寿命が潰えるような逝き方を、理想の形にできたとは…。ある意味すごい。
タイミングはコントロールできず、前触れなく急だったとしても、逝きたい形で逝けた…。
この点においては、今回の”ピンピンコロリ”はまさに理想系だったのです。
「理想の死に方」を考えるのは決して無駄ではない、結果として伯母が身をもって最後に教えてくれたのでした。
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