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夢中で駆け抜けたカリーの日々

ナマステー! カリー大福です。

若かりし頃の話ですが、ある時体重計に乗って、思わず私は「アレェ!?」と声が出ました。表示された数字が信じられなくて二度見をしたほどです。

元々私は身長がそれほど高くない割に、気がつけばぷくぷくと太っていました(大福だけに)。それは仕事が営業として働いていたために、毎日のように接待という名の飲み会が控えていたからです。上司からさも日常的に飲みに誘われ、そして飲み会後には「お腹が減っているだろうからねぇ」と言われて今度は締めのラーメンに誘われるという悪循環。

正直その時はそれが普通だと思っていましたし、実際にお酒を飲んだ後はお腹も減っていたのです。むしろ、営業として貫禄が出てきたかもしれない……と変に前向きに思ったりしていました。ところが、です。ある時自分の姿を鏡の前で愕然としました。あ、これはダメなやつだ。


なーんか体重いっす。

それから日々どうすれば体重を減らすことができるか、むしろアタックチャンスばりにパネル方式で体重減らし方を回答する形であればどんなに楽だったか。とりあえずお酒を飲んでやばいと思った時には走ってみたものの、対して効果がなくて割と真剣に凹んでいました。何と言っても体が重すぎて、軽く走ろうものなら、すぐに息切れをしてぐったり。これはまいったなーと思っていたのです。

それがどうなったのか。

カレーと出会った後で不思議と体重が減っていきました。自分でもびっくりするくらい。この話を周りの友人に話すと、なんかインチキくさい……と後ろからチクチク刺されました。確かに冷静に考えてみると、ちょっと宗教っぽいです。

🍛

そもそも他の人に聞いても、カレーってカロリーがお高いイメージよね、と思っている人たちがかなりいます。実は私もそんなことを思っていたわけで、お昼どこかへ食べにいくにしても毎日カレーはきついよなぁなんてことを思っていたのです。

ただ、カレーについて調べていくうちに実はそうではないということがわかってきたのです。一般的に、カレーと言えば真っ先に思い浮かべるのがカレーのルーです。ルー自体は実を言うと発祥の地であるインドとは全く関係がなく、日本独自で生まれたものなのです。

ルーにはラードなども使われているので、それがまたカロリーを上げる一つの要因にもなっています。逆に言えば、インドカレーなどのスパイスから作るカレーというのはそういった要素がないので、むしろ健康にいいとも言われています。

というのも、スパイス自体にはさまざまな効能が隠れているからです。たとえば代表的なものだとコリアンダー、ターメリック、クミンなどが挙げられるのですが、ターメリックは消化促進・肝機能の向上といった効用があります(ウコンの力でもお馴染みですよね)。

また、漢方もスパイスととても近しい。医薬にも使われたりするので、健康にとてもいいと言われています。ただし、何事にも限度があるので注意ですが。

というわけで、私自身カレーを食べるようになってから、驚くほど食べる量が減りました。それ以前であれば毎食1合近くをぺろりと平らげていたのですが、それが気がつけば0.5合と半分のご飯でお腹いっぱいになりました。これはスパイスの持つ効能による作用が大きく、加えて未知の世界を感じることによって満腹中枢が刺激されるのです。

まとめると、

  1. 満腹中枢が刺激されて、少量でお腹いっぱいに

  2. 辛いものを食べることによって、代謝が良くなる

  3. 消化促進の効果によって、便秘を解消

とまあ、パッとあげてみただけでも、さまざまな効果が期待され、サウナへ行かずとも、体を整えることができるのです。そういえば、「ミステリという勿れ」に登場する整くんもカレーが大好きで、尚且つスリムな体型をしているので実は彼もカレーの効能に預かっているのではないかなーとそんな妄想を膨らましています。

今回は、カレーを食べたことによって生じた自分の体の変化・実体験についてお話しさせていただきました。次回からは、カレーの作り方・基礎講座についてまとめていければなと思っております。

それではフィルミレンゲ!(またお会いしましょう)

いただいたサポートは、将来のカレー屋さんを開店する資金源にできればと思います。よろしくお願いします!