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竹の新月伐採を参観・竹林の空気は樹木林とは異なる印象・驚異の成長スピード・サスティナブルな資源として注目したい

10/17木の大学講座(主催:阿部藏之氏) 秋の特別編に参加してきました。今回のテーマは、竹の新月伐採。竹と暮らすokisayaさんは自ら新月伐採した竹を使用してカトラリーを製作しています。その伐採現場の参観でした。

あいにくの雨模様でしたが、竹林の中はそれほど雨を感じません。茂った葉が雨を避けてくれているようです。少し霧がかった竹林に踏み込むと、その空気感の違いに気づきました。

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私が知る竹林は竹のみが群生しているものでしたが、その竹林にはスギやヒノキ、モミの木が混生していました。そして驚くのはそのどれもが素晴らしい木々だということです。樹木の成長に何かしら竹が影響していることを感じさせる光景でした。

竹の成長は早く、下記サイトによれば1時間に平均4センチ。二酸化炭素の吸収は一般的な植物の4倍、酸素の生成は35%多いと記述されています。まさにサスティナブルな資源です。

参照:A plant to help the planet: A strong, tough, and scalable material from fast-growing bamboo https://www.advancedsciencenews.com/a-plant-to-help-the-planet-a-strong-tough-and-scalable-material-from-fast-growing-bamboo/

木材の新月伐採には10月では早いような気がしますが、竹にはベストであるとのこと。昨年も10月の新月に一年分を伐採したようですが、収縮による割れや虫に食われるなどの不良率が、新月以外の時期に伐った年のものよりも明らかに少なかったそうです。

私の妻の実家は竹林を持っているので、来年は自分で新月伐採にチャレンジするつもりです。家具としてどう活用するか、乾燥させながらためしていきます。

注目していたのは他にもあり、その土壌の様子。やはり下草はほとんど生えておらず、自身の山の隈笹を刈りながら感じていたことを改めて実感できました。竹の微細放散成分も調べたいと思っています。

木材も自分で伐採からできたら、本当にいいだろうなと思います。工房のある地域には、伐採業者もいますので、新月伐採してもらえないか聞いてみようかと思っています。どのように違うのか、自分なりに分析できたらと思っています。

飛騨高山には孟宗竹は育ちませんが、その代わり少し径の小さな淡竹が育ちます。昨年たまたまその地下茎をいただき、自身の山に植林したばかり。どうやら環境に適合できたようなので、今後の成長が楽しみです。竹の活用を探るとても良いきっかけとなった経験でした。

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木で家具をつくっています。木材の微細放散成分を分析、その特性に合わせた活用を研究する キュアウッドラボ CURE WOOD LAB.設立 。木材による空気質の新たなプラス指標を作りたい。https://makino-ww.com
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