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黒豆、黒蜜、黒酢。

cucina T

朝晩、涼しい日が増えてきました。
過ごしやすいのは嬉しいけれど、他方、こうした気候の変化を体調で実感するようになった自分に、改めて加齢を感じたりしています。

朝、昼、晩、の一日の中の気温の差だけでなく、
夏から秋に向かう急激な変化への順応に加え、
熱中症予防のため身体を絶えず冷やす日々から、身体全体の巡りが悪くなりがち。
その上に、さらに夏休み後に立て込みがちな仕事の疲れも押し寄せてくる頃ではないでしょうか。

こうした不調は近年、秋バテと言われたりしていて、食欲不振や胃もたれを起こしたり、なんだかぼーっとしたり、疲れが取れずにすっきり起きれないなど、ただのバテと軽くいなせない状況の方も少なくないようです。

東洋医学で、冬になる前に黒い食べ物で精をつけなさい、と説いていたのを思い出し、
冷えた部屋で黒豆をじりじりと炒ってから
秋バテへの強い味方づくりをしていました。

炒り黒豆

このままお湯につけると、黒豆茶にもなりますが、
お楽しみは飲んだあと。

黒豆茶で残った豆をひたひたの水とともに火にかけ、好みの柔らかさに煮てから黒砂糖を加えて味を見、さらに煮ます。煮汁に少しとろみがついたあたりで火を止めてつけ置くと、黒豆の黒蜜漬けに。
お正月の黒豆のように柔らかくなく、日々つまむおやつのように捉えています。

また、黒酢を注いでつけ置くのも、使いでがあり便利です。
炒ってからそのまま混ぜるのでも、黒豆茶を飲んだ後の柔らかくなった後でも。
豆の固さはお好みで。

黒豆の黒蜜漬けと黒酢漬け。
この二つを調味料がわりにすれば、
毎日続けられる良さが生まれます。
食欲の落ちている時など、良かったらおためしください。

こちらは、黒蜜漬けと豆乳羹。
豆乳500ccに粉寒天5g、甜菜糖大さじ1を鍋で数分煮て、冷やし固めました。

穴子の煮物などの料理にも。

穴子や鰻も、黒い食べものと捉えられています。
みりんも砂糖も使わずに、醤油と酒に、この蜜で仕上げました。



黒酢の方は、オイルと合わせてあちこちかけてドレッシングがわりに。

ミニトマトと黒豆の黒酢風味
鯛の中華風刺身に添えて


中でも夏の強い味方、ビーツと合わせると、
翌日の疲れの取れ方が違います。

ビーツは生でも美味しいですが、これは玉ねぎとともに皮ごと丸焼きにしたもの。
濡らしたペーパーで包み、上からホイルを巻いて、220度のオーブンで30分ほど焼きました。
玉ねぎは皮をむいて、ビーツは固いところだけ削ぐようにして、ともにざく切りにし、黒豆の黒酢漬けとオリーブ油、塩胡椒で熱いうちに味を絡めました。
和風に、醤油と合わせて黒酢和えにしても。


早いもので、間もなく九月。

今年は緩和されたとはいえ、
いまだ巷のあちこちにウイルスが散らばり、
人との触れ合い、恒例の行事、楽しい思い出づくりを阻んでいるせいもあって
季節の移り変わりの早さは、もはや速さと称したくなるほど。
今夏も、やにわに走り出していなくなってしまいそうな様相です。
週末は、海に入りに行けたらいいな。

みなさん、どうか体調を崩されることなく、
来たる次の季節を愉しみにお過ごしください。




#note   #料理 #黒豆 #保存食 #夏バテ #秋バテ #黒蜜 #黒酢 #ビーツ

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海の近くに暮らし、 殊に釣魚料理を愛するフードコーディネイター。 子育て卒業を期に、これまでの自分の料理を見つめ直しながら、作ること、食べることの面白味を伝えたく投稿を始めました。 フォロー❤️頂き、心からありがたいです。 URL: https://cucinette.com/