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【事業紹介】病院の費用最適化に徹底伴走。業務の効率化を支え、よりよい医療提供体制づくりに貢献する(医療機関サポート部)

「医療という希望を創る。」というミッションの実現を目指すCUCグループでは、医療領域のさまざまな課題解決に向け、多角的な事業展開を続けています。

「各事業の仕事を詳しく知りたい」という声にお応えするためにスタートした、CUCグループの事業部紹介シリーズ。今回はCUC医療機関サポート部をご紹介します。

事業の取り組みや医療機関サポート部として目指す未来、活躍する事業部社員について、部長の一ノ瀬さんにお聞きしました。

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プロフィール
一ノ瀬 昇太

医療機関サポート部 部長

大学卒業後、小売業の会社に新卒入社。販売・営業担当として、約7年間在籍。健康関連商材をBtoC領域にて営業、店舗責任者、店舗管理、商品開発に携わる。
その後、エムスリーグループのエムスリーマーケティング株式会社を経て、2015年11月に入社。前職での営業経験を生かしながら、CUCの創業期を支える。現在は、医療機関サポート部の部長として、全国の医療機関へ各種費用削減のコンサルティングと一部業務効率化支援を行っている。

病院経営を圧迫するランニングコストを抜本的に見直すソリューションを提案


____医療機関サポート部が向き合う医療の「負」とは、どのようなものなのでしょうか?

当部では、全国で主に急性期病院を運営する医療機関に対してさまざまな「コスト削減」の方法を提案しています。

前提として、病院などの医療機関の運営には大きなランニングコストがかかります。CTやMRIなどの医療機器をはじめ、電子カルテや建物のメンテナンスなど、病院運営を維持するためにさまざまな「保守メンテナンス契約」が結ばれます。その中でも金額が大きくコスト削減の余地があるのが「医療機器(放射線機器)」にまつわる契約です。

たとえば、CTやMRIといった高額な放射線機器の場合、購入費はもちろんメンテナンスコストも膨大です。

このように高額なメンテナンスコストについて、多くの病院が削減に取り組んでいますが、日々の業務で忙しい病院職員の皆さまにとって抜本的なコストの見直しは簡単ではありません。既存の保守メンテナンス契約内容のチェックには時間的にも労力的にも大きな負担になるからです。

「コスト削減」で「貴重な医療資源」の有効活用に一歩近づく


____このような「負」に対する、医療機関サポート部の取り組みについて教えてください

業務提携先の企業と連携し、医療機関の各種費用削減のコンサルティングと当提供サービスに対する事務業務の一部効率化支援を行っています。

たとえば、「コスト削減」とひと言で言っても、どれくらいの金額なのか?「削減」に向けてのハードルは何か?など、病院によってそれぞれ状況は違います。

まずは、医療機関の職員の皆さまに、病院運営の悩みをヒアリングし、それらを元に課題を抽出して解決策をご提案します。
コスト削減の提案は医療機器関連費用をはじめ、IT関連費用、清掃や警備などあらゆる保守費用が対象です。私たちが提案・サポートすることで「コスト削減」を実現するだけでなく、病院内の業務負荷の軽減に繋がることを目指しています。

事業部の立ち上げから現在(2022年11月時点)までに約240件の医療機関をご支援させていただきました。

導入後、顧客に「○%削減できました」とご報告すると、「コストってこんなに削減できるものなんだ」と驚かれ、「他にも削減できるコストがあるはず」と顧客の気づきや新たな発見につながることもあります。

医療機関サポート部では、全国の急性期病院に対して各種費用削減のコンサルティングと一部業務効率化支援を行っています。業務提携先として、金融機関、日本病院会プラザ様等、その他企業とも連携し、医療機関のニーズに合わせてサポートを実施しています。

「伴走型サポート」で適切な医療提供の体制づくりを支援する

ただ、医療機関に対してコストを下げる提案をすることは、誰でもできます。だからこそ、職員の皆さまの本当の悩みに寄り添うことが大切です。

「医療機器」の場合、実際に機器を使用する医療従事者の方々が契約変更のリスクを懸念されるケースも少なくありません。そんなとき、どうお伝えすれば前向きに検討いただけるか、事務方の皆さまと一緒に考え、何とかして突破口を見つけます。

ご検討用の資料やエビデンスを用意するほか、ステークホルダーを集めて合意を得るなど、「コスト削減」というゴールに向かって内部の巻き込みも含めて伴走サポートしています。

「コスト削減」がうまくいけば、経営状態の改善はもちろん、削減したコストを「本当に必要なこと」に有効活用していくことで、適切な医療提供の体制づくりにつながっていくと信じています。

営業・コンサル出身者に共通する「当事者意識と使命感」があれば医療業界未経験でも活躍できる


____事務や経営に関わる職員を支援することで、適切な医療提供の体制づくりをサポートしているんですね

当事業部は、他事業部のように支援先医療機関に常駐してハンズオンの支援サービスを提供するのでなく、金融機関や医療機器代理店などの業務提携先とともに、顧客の新規開拓を行う組織です。

そのため、チームのメンバーも営業職やコンサルタント業出身者が多いですね。製薬会社や医療機器メーカーなど医療業界経験者もいますが、半数は医療業界未経験で当社に入社しました。

部のメンバーの共通点を挙げるとしたら「当事者意識と使命感を持っている」というところですね。実際に現地に足を運びながら対話を重ね、課題解決のために意欲的に行動できる人に向いている仕事だと思います。

医療機器コンサルティングチーム、カスタマーサポートチーム、ITコンサルティングチーム、営業企画チームのある当部ですが、今後はより専門的なITコンサルティングに注力したいと考えています。ITに長けた人材を更に迎え、チームを強化していく予定です。

外部からはなかなか見えない、医療機関が抱えるさまざまな課題を職員の皆さまと共に、一緒に向き合うことで、経営改善のご支援をしていきたいですね。

医療機関サポート部の活躍社員をピックアップ!

門馬 悠太郎さん 
医療機関サポート部 医療機器コンサルティングチーム

医療機関の建替プロジェクト支援を主業務とする企業にて、病院の移転・新築時の医療機器整備コンサルティング業を経験した後、2021年4月CUCに中途入社。
医療機器コンサルティングチームにて、「医療機器保守費用削減サービス」をはじめとする各種サービスの新規営業ならびに、主に費用削減に関するコンサルティング業務を担当。


____医療サポート事業部での担当業務・具体的な役割について教えてください

前職の経験を生かし、医療機関における費用削減サービス拡販の新規開拓営業ならびにコンサルティング業務を担当しています。また、サービスを円滑に提供していけるように、医療機器の代理店をはじめ、金融機関や各医療団体へのパートナー企業の開拓・リレーション構築も重要な担当業務のひとつです。

医療機関の事務担当・経営層の方々が抱える「お困りごと」からニーズを抽出。問題解決へと繋がるご提案、ITなど専門性が高い分野については各専門チームへと繋いでいます。契約後は、カスタマーサポートチームと連携しながら、継続的な顧客満足度の向上に努めています。


____仕事を通じて感じる「やりがい」とは?

コンサルティング業を含めた役務提供サービスは、将来の期待値に対して契約をいただけるものだと考えてます。そのため、事前の期待値を上回り、病院の職員の皆さまに「任せてよかった」、「想像以上の成果だった」と言っていただき、お役立ちできたと実感した際に大きなやりがいを感じます。


____今後、さらに取り組んでいきたいことについてお話しください

一般論として、医療機関という組織の中では、経理や契約業務を担う担当者がコスト削減の必要性を感じても、具体的な方法論を検討し、経営層や医療従事者に経営改善の必要性を説くのは、時間的にも労力的にもハードルが高いことだと考えております。

そこで、私たちが間に入り、具体的に検討いただけるようなエビデンスを揃えて一緒にご提案することで、医療機関におけるコスト改善策の標準化を図り、職員の方々の待遇向上や医療設備に投資する比重を増やしていくことで、より良い医療の提供に集中できる環境を作り上げていきたいです。

私たちの仕事は、直接的に患者様と向き合う仕事ではありませんが、医療業界、そして医療を必要とする人たちの役に立ちたいという気持ちがあれば、理想を持って取り組んで行ける仕事だと思っております。

一緒に「医療という希望」を創りませんか?

私たちは、一緒に「医療という希望」を創っていく仲間を求めています。
もし、CUCグループのミッションに共感いただき、「一緒に働いてみたい」「ビジネスパートナーとして協業してみたい」「話だけ聞いてみたい」などありましたら、お気軽にご連絡ください!

【CUC 採用情報サイト】https://www.cuc-jpn.com/recruit/
【その他お問い合わせはこちら】https://www.cuc-jpn.com/contact/

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