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サステナビリティレポート2022の見どころ【v.04 医療という希望の創りかた】

CUCグループが初めて発表した「サステナビリティレポート2022」。
全52ページにわたる本レポートをより深く、よりわかりやすく知っていただくために、本レポートの見どころをシリーズでご紹介しています。

今回は第四回、CUCグループの根幹にある「医療という希望を創る。」という使命を中心とした理念、そして、理念を実現するための私たちの考え方や行動のあり方をご紹介します。

名付けて「医療という希望の創りかた」
CUCグループの成長の原動力として存在するものは一体何なのか、ぜひご覧ください。

私たちの理念 CUC Partners Philosophy


「CUC Partners Philosophy」は、CUCグループの全従業員、そして支援先医療法人で働くすべての医療従事者の皆様が共通して掲げるために定めた経営理念です。

多様な人が集う CUCパートナーズの組織文化の拠りどころであり、コミュニケーションにおける共通のものさしとなる存在です。ここからは CUC Partners Philosophy を中心にした「医療という希望の創りかた」をお伝えします。

◆私たちの使命 CUC Partners Mission
 医療という希望を創る。

◆私たちの使命の出発点 CUC Partners Statement
 「患者視点の医療」を、 ひとりでも多くの方へ。

◆私たちの歩み方 CUC Partners Way 
 01「自分の立場」ではなく 「患者様の気持ち」で考える。 

 02「できない理由」ではなく 「できる方法」を探して実行する。
 03「既成概念」にとらわれず 「理想」を追求する。
 04「専門性」の前に 「人間性」を重視する。
 05「上下」ではなく 「ひとつのチーム」として 手を重ねる。

※CUCパートナーズとは、CUCグループの企業とご支援先医療法人を合わせた共同体の呼称です。

※CUC Partners Philosophyの原文は株式会社シーユーシーのコーポレートサイトを参照ください。全文はこちら

価値創造モデル


価値創造モデルは、私たちの使命「医療という希望を創る。」を実現するための原動力を表現したモデル図です。

経営理念を中心に「理念の求心力・社会の歪みを捉える力・迅速な意思決定力・やり切る力」という四つの力が躍動し回転することで、あらゆる医療の不と負の解決に向き合う事業を、迅速に世の中に生み出していきます。

マテリアリティ(重要項目)


医療という希望を創るために、私たちが取り組む5つの重要項目。SASB、GRI などの各種スタンダード(※)を基準として、社会・ステークホルダーにとっての重要度と自社にとっての重要度を複合的に議論をすることで、 経営理念を実現するために必要な重要項目を特定しました。

※SASBスタンダード:
サステナビリティ会計基準審議会(SASB:Sustainability Accounting Standards Board)が2018年に公開した非財務情報公開の標準化に向けた基準。

※GRIスタンダード:
GRI(Global Reporting Initiative)により定められた国際基準。組織が経済、環境、社会に与えるインパクトを一般に報告する際に用いられる。

【Environment】地球環境に配慮した経営

感染症・自然災害・熱中症リスクなど、切り離すことのできない地球環境と医療。温室効果ガスの排出量削減、再生可能エネルギーへの切り替え、廃棄物排出量の削減など、医療介護における環境対応の先進企業を目指します。

【Social】患者様と医療従事者のウェルビーイングの追求

患者様が自分らしく人生を過ごすために最適な医療を提供すること。医療従事者が仕事に誇りと働きがいを感じながら働けること。私たち自身を含めた医療に関わるすべての人が、一人ひとりの希望を叶え、幸せに暮らせる理想の未来を追求します。

【Social】持続可能でイノベーティブな医療サービスの創出

限りある医療資源をいかにひとりでも多くの方へ持続的に提供できるか。複雑に絡み合う課題に対し、既成概念にとらわれない発想で新しい技術や考え方を取り入れ、理想の医療の姿を追求することで、革新的な医療サービスを創出します。

【Social】安心安全な医療の提供

いかなる状況でも安心安全な医療を患者様に提供すること。未知の感染症や自然災害の脅威に怯えることなく、社会活動を正常に保つこと。ひとりでも多くの方がこころから安心して暮らせる社会の実現を目指し、患者視点の医療を生み出し続けます。

【Governance】コンプライアンスの遵守

すべての役員・従業員が、高い倫理観と責任感を持ち、法律や条例、社会的規範や企業倫理などあらゆる規則を遵守すること。そして適正なコーポレート・ガバナンスを実践することで、コンプライアンス意識に基づいた行動を徹底します。

SDGsアクション


「医療という希望」は、患者様の希望、医療従事者の希望、社会の希望、という3つの希望を創ることで実現します。 3つの希望を創る私たちの活動は「持続可能な開発目標(SDGs)」※を実現する道と同義であると捉えています。

※持続可能な開発目標(SDGs):
2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な開発のための2030アジェンダで掲げられる国際目標

「患者様の希望」

CUCグループは、ひとりでも多くの方にこころからの安心を届けるため、「患者視点の医療の普及」をなにがあってもあきらめないと経営理念の中で誓いを立てています。「すべての人に健康と福祉を(ゴール3)」は私たちが目指す患者視点の医療の普及の先に実現するものと考えます。

そして、私たちが解決したい医療の不と負は日本だけでなく世界中に存在します。国の違い・所得の違いから医療格差を生んではいけないという想いから、国境を超えた新しい医療サービスの開発や人的交流の仕組みを提案していきます(ゴール10)。

「医療従事者の希望」

患者様視点の医療を生み出すためには、医療に関わるすべての人が誇りと働きがいを持ち続けられる職場づくりが極めて重要です。そして、一人ひとりの医療従事者が理念を礎にした行動を起こすことで、行動と利益の循環が生まれ、教育や設備への新しい投資が可能となり医療提供体制の更なる改善が可能となるのです(ゴール8)。  

働きがいのある職場の前提は、多様性ある個人の尊重です。
CUCではCUC Partners Way(私たちの歩み方)のひとつに“「上下」ではなく「ひとつのチーム」として手を重ねる”を掲げ、お互いの個性や役割を尊重し、共感と対話を通してフラットなチームで価値創造を目指しています(ゴール5)。

「社会の希望」

医療機関への経営支援、訪問看護ステーションや在宅ホスピスなどの自社サービスの提供は、少子高齢社会を支える医療インフラ構築にほかなりません。誰もが住み慣れた家や地域で暮らし続けられる社会を実現するため、私たちは医療サービスを通じてまちづくりを支えます(ゴール11)。

また、気候変動と医療は、感染症・自然災害をはじめさまざまな関連性があり、切り離すことはできません。環境負荷の観点でみると在宅医療業界では移動手段として多くのガソリン車が使われています。
CUCグループでは電動バイクや電気自動車の活用を促進し、地球環境と共存できる新しい医療提供のかたちを生み出したいと考えています(ゴール13)。

「希望を生み出すパートナーシップ」

世界各国の政府や企業・団体とのパートナーシップは、希望を生み出す原動力です。実際に新型コロナウイルス対策事業を推進する際には行政機関とのパートナーシップの重要性を痛感しました。私たちの使命「医療という希望を創る。」に共感いただき、志を同じくしていただけるさまざまなパートナーの皆様とともに、この大きな挑戦への道を歩みたいと考えます(ゴール17)。

CUCグループの取組みがわかる「サステナビリティレポート」本誌もぜひご覧ください


今回はサステナビリティレポートの中から、「医療という希望の創りかた」をご紹介しました。

「他のコンテンツも気になる!」と思っていただいた方は「サステナビリティレポート」本誌、もしくはシリーズ第一弾「サステナビリティレポート2022の見どころ【v.01サマリー紹介】」の記事もぜひご覧ください!

一緒に「医療という希望」を創りませんか?

私たちは、一緒に「医療という希望」を創っていく仲間を求めています。

もし、CUCグループのミッションに共感いただき、「一緒に働いてみたい」「ビジネスパートナーとして協業してみたい」「話だけ聞いてみたい」などありましたら、お気軽にご連絡ください!

【CUC 採用情報サイト】 https://www.cuc-jpn.com/recruit/
【その他お問い合わせはこちら】 https://www.cuc-jpn.com/contact/


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