見出し画像

【新卒×マネージャー対談】CUCの育成方針と成長実感について語り合ってみた

CUCグループ 公式note

「医療という希望を創る。」をミッションに掲げ、設立9年目を迎えた総合ヘルスケアベンチャーCUC。新卒、中途ともに、成長環境を求めてさまざまな社員が入社しています。

今回お話を伺うのは、訪問診療クリニックの経営支援を行う在宅事業部の2人。2021年に新卒入社した社員と、製薬会社やコンサル会社で活躍してきた中途入社のマネージャーによる対談です。

マネージャーとして新卒社員を育てるうえで意識していることとは?新卒入社してからの成長実感は?上司と部下の関係である2人に、リアルな話を伺いました。

※ 「U-29」とは・・・
CUCで活躍する若手社員の挑戦を特集する記事です


(プロフィール)
阿部宇悠

在宅事業部 在宅企画室 在宅運営企画チーム リーダー

2010年アステラス製薬株式会社入社。MR(営業)を務めた後、マーケティング部を経て2020年有限責任監査法人トーマツに転職。製薬企業のコンサルティングを務める。2022年4月にCUC入社。


梶原克弥
在宅事業部 在宅企画室 在宅事業企画チーム・在宅運営企画チーム

2021年新卒入社。九州大学大学院総合理工学府修了。入社後は、訪問診療を行うクリニックの経営や日々の運営を支援している。2022年10月より、在宅企画運営チーム、医療支援プロジェクト、新卒採用プロジェクトを兼任。

新卒・中途それぞれが感じるCUCの魅力とは?


_まずは、おふたりの経歴やCUCへの入社理由を教えてください。

(梶原)高校時代に訪問看護に帯同した経験があり、在宅医療の課題を身にしみて実感していました。一時期は医学部進学も検討していたんです。結果的に大学では別の領域の研究をしましたが、就活で本当に自分が解決したい課題を考えたとき、「在宅医療」が思い浮かびました。

在宅医療を展開している会社はいくつかありますが、CUCは現場に根ざしながら在宅医療の改革を進めています。ここなら、たくさんのチャレンジができるのではと考え、入社を決めました。

(阿部)元々は製薬会社でMR(営業職)として働き、その後マーケティングを担当しました。自分の関わった薬で患者様が元気になるのが嬉しかったですし、やりがいがありました。一方で、担当した前立腺がんの薬を素早く届けられずに患者様が亡くなった事例もありました。もし自分にもっとスキルがあったらその命を救えたかもしれない。もどかしさを感じましたね。

また、当時担当していた製品以外に、再生医療のプロジェクトにも携わりましたが、再生医療に関しては手探りなことが多く、なかなか進展しなかったんです。いつしか、自分たちの会社で完結するのではなく、製薬会社や研究機関との協業ができれば、もっと発展するのではと考えるようになりました。そこで、自分のマーケティングスキルを身に付けつつ、第三者として協業をまとめられるコンサルティング会社に転職することにしました。

コンサルでは、製薬企業の支援と新規事業の開発を担当しました。シニアコンサルタントを経て、マネージャーとして多くのプロジェクトをリードしていく中で、相手のニーズを言語化する力やプロジェクト推進力が鍛えられた気がします。

(梶原)改めて聞くと、すごいキャリアですよね。そんな阿部さんがなぜCUCに転職されたんですか?

(阿部)約2年間コンサルタントとして働く中で、限界も感じたんだよね。自分たちがどれだけ良い提案をしても、お客様の予算や期間がマッチしなければ、最後のゴールまで携われない。また最後まで携われたとしても、その後のPDCAを回すまで伴走できない。「第三者であることの限界」を感じましたね。

一方で、この3年間で新規事業を立案したりプロジェクトを進行したりする経験をたくさん積んだので、どこででも自分のやりたいことをできる自信が持てました。そこで次は、事業会社で自分が提案したことの結果を受け止めながら、PDCAを回したいと考えたのです。

CUCを選んだ理由は、面接で社長の濵口慶太さんの言葉にグッときたからです。「子どもの代まで日本の社会保障を残すことを考えて、CUCを立ち上げた。その手段の一つが在宅医療なんだ」とおっしゃっていて。それまで在宅医療のことなんて全然知らなかったのですが、社長の一言に心を動かされ、即決しました。

在宅医療の標準化で、医療の質を底上げする


_現在のお二人のお仕事について教えてください。

(阿部)経営支援している訪問診療クリニックの運営を支援するチームのひとつでリーダーを務めています。業務の一つが、在宅医療における診療を含むあらゆるプロセスの標準化支援です。

一般的に在宅医療においては診療ガイドラインが整っていない場合が多く、担当する医師ごとに独自のスタイルで診療を行っています。属人化を防ぎ、常に一定の水準以上の医療の質を提供することが求められており、そのために訪問診療におけるマニュアル作成などの業務の標準化支援を進めています。

そのほか、CUC在籍の看護師と連携した医療安全の推進、医療事務、現場業務の効率化、ITインフラの整備、出店地域の選定や患者様に利用していただくためのマーケティング戦略などを包括的に支援することも私たちの仕事です。

このうち、梶原さんと一緒に仕事をしているのが、業務の標準化支援だね。

(梶原)そうですね。僕も阿部さんのチームで、医療現場で仕事をしているCUCのマネージャーを巻き込んだ業務標準化支援プロジェクトを進めています。僕が担当しているのは、プロジェクトの会議資料の作成や、現場訪問による課題把握、対面のワークショップ企画などです。

(阿部)このプロジェクトは2022年6月に立ち上がりました。はじめは、梶原さんとともに全国の経営支援しているクリニックをひたすら回りました。しかし、僕たちを信頼してもらわなければプロジェクトはうまくいきません。まずは「全国の拠点の情報を熟知している」というポジションを目指しました。

その後、ワークショップを開催することに。はじめは僕が回していたのですが、徐々に梶原さんにバトンタッチしていきましたね。今ではもう一通り任せているよね。

(梶原)そうですね。ワークショップは、現場に常駐しているCUCのマネージャーとともに、1日かけて訪問診療の1日のフローをつくるもの。その日によって移動時間も患者様の容態も異なるものの、どうすれば効率的に診療できるかを考えて、モデルフローを作成します。良質なアウトプットを出すためにどんなワークをすべきか、そのためにどんな資料を準備するかを含めて一任されています。

ミスはカバーする。部下の成長が最優先


_阿部さんは上司としてどのような考えから、梶原さんに仕事を一任するようになったのでしょうか?また上司として意識していることはありますか?

(阿部)任せるようになった時期には、梶原さんは現場のCUCのマネージャーたちと信頼関係ができていました。ワークショップなら多少のミスをしたとしても、僕がカバーできる範囲だと判断しました。

というのも、僕個人としては、ミスは悪いことではないし、若手はどんどんミスをすべきだと考えています。それが成長につながるからです。なにかあれば、上司である自分がカバーすればいいだけのこと。

それを加味して、まずはワークショップを任せてみたんだよね。

(梶原)はじめはめちゃくちゃ不安でした。ただ、阿部さんは「いつでも相談していいよ」と言ってくれていましたし、何度も壁打ちに付き合ってくれました。プロジェクトを進めるうえでのイロハを学びながら、自分の力でアウトプットを出す経験をできたのは非常に嬉しかったですね。

(阿部)僕の方針としては、仕事をどんどん任せていくことも大切だけれど、一緒にする仕事を通して多くのインプットとアウトプットをしてもらうことが非常に大事だと考えています。

そして、実行力をつけることも大事です。絵空事を描くのではなく、実現して結果を残していくことが重要です。そのために、人を巻き込んだり、自分の知識を身に付けたり、どんどん経験を積んでもらいたいと考えています。

(梶原)たしかに、阿部さんからいろいろなことを学んでいます。資料の作り方や支援先医療機関の先生方との関係構築など、挙げはじめたらキリがありません。阿部さんを真似してフィードバックをもらうサイクルを回すうちに、徐々に仕事の仕方がわかってきた実感があります。

(阿部)僕も、梶原さんの成長を実感しているよ。この仕事において大事なのは、人と人をつなぐこと。半年前から比べてみても、うまくコミュニケーションを回せているし、任せても問題ないと感じています。

また上司として、目の前の仕事だけでなく、キャリアを意識してもらうことも大事にしています。週1回は必ず1on1をして、キャリアについて少し視座を上げながら、どんな人材になれば自分の価値が上がっていくのかなど、話す機会を設けるようにしていますね。

(梶原)阿部さんのような豊富なキャリアの方から、CUC以外の世界も教えていただけるのは非常にありがたいですね。自分のキャリアを見直す機会を設けられている実感があります。

マネージャーへの第一歩は、バランス感?!


_お二人の今後の目標を教えてください。

(梶原)阿部さんのように、自分で課題をみつけて、解決策を提案して、一人でプロジェクトを進められるような人材を目指したいですね。

(阿部)梶原さんは、バランス感覚があることが強みだなと感じます。足し算と引き算のコミュニケーションをする若手はなかなかいません。僕自身、若手の頃は足し算ばかりでどんどん突っ走るタイプだったので、素直に尊敬しています。

ここ最近は、事実を把握し、論理だて、根拠を基に提案する発言が増えていると感じます。受け身の姿勢から、積極的な姿勢へと変化している証拠ですね。

(梶原)面と向かって褒められると、めちゃくちゃ恥ずかしいっすね(笑)。でも、嬉しいです。特に自分の意見を出すことは、最近意識している部分でもあります。

(阿部)梶原さんへのアドバイスは、やさしすぎるところを見直すことかな。何かを実現するためには、メンバーに配慮すること、そしてスピード感をもって推進していくこと、両方のバランスが大切です。ときには思い切って突き進むことも次のステップで必要になると思いますね。

(梶原)身に覚えがあります。プロジェクトを進める上でたくさんの人の意見を聞きますが、あれもこれもとなってしまって、まとまらなくて。その意見をもとに「自分はこれが正しいと思うから、こうやって進んでいく」という決断をする必要があるということですね。

(阿部)そうだね。これからの成長の鍵になってくると思うよ。


_最後にここまで読んでくださった方へのメッセージをお願いします。

(阿部)
CUCには、何か実現したいという強いWILLを持った人が向いていると思います。逆に「これだけ」をやりたいという人には、仕事の幅が広すぎて向いていないかもしれません。自分の信念を持ちつつ、新しいことにチャレンジしたい方と共に働きたいですね。

(梶原)CUCの仕事は、いろんな人を巻き込む力が求められます。違う立場の人たちとともに物事を進める力が大事になりますね。阿部さんのように、素敵な先輩がたくさんいます。ぜひCUCで共に働きましょう。

一緒に「医療という希望」を創りませんか?

私たちは、一緒に「医療という希望」を創っていく仲間を求めています。
もし、CUCグループのミッションに共感いただき、「一緒に働いてみたい」「ビジネスパートナーとして協業してみたい」「話だけ聞いてみたい」などありましたら、お気軽にご連絡ください!

【CUC 24卒総合職 応募はコチラ】https://hrmos.co/pages/cuc-jpn/jobs/1804013526450991111
【CUC 採用情報サイト】https://www.cuc-jpn.com/recruit/
【その他お問い合わせはこちら】https://www.cuc-jpn.com/contact/

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!