お辞儀の本質
今回は、会社のマナー研修で、グダグダ指摘を受けたおかげて、「お辞儀の本当の意味」に気付かされた事について話したいと思います。
あなたは、お辞儀には角度によって意味があるのを知っていましたか?
会釈…15°
同僚など親しい間柄の人に対して行う
敬礼…30°
初対面の人や目上の人に対して行う
最敬礼…45〜90°
お詫びする場合や、深い感謝の気持ちを伝えたい場合など、特別な場合に行う
という事でした。
その後、教わった内容を実践する時間があり、
「角度が浅い/深い!」
「背筋を伸ばして!」
「あごを引いて!」
「指先をスボンの縫い目に揃えて!」
とまあ、お辞儀の角度だけで無く、様々な指摘を受けまくって帰ってきました。
そんな研修を受講した後、私は思いました。
お辞儀は相手に敬意を表すものなのに、お辞儀の角度だの、姿勢だの、自分の事ばっかり気にしてるのって、なんかおかしくね?
もちろん、相手に対して不快な思いをさせない為に、このような礼儀作法があるのは分かります。
そして、そういう研修だから講師の方が色々ご指摘して頂いたのも分かります。
でも、わたし的にはですね、あくまで個人の感想としては、
感謝や敬意は、自分が今どんな姿勢かを気にするのではなく、100%相手にベクトルを向けるべき
だと思います。
指先がズボンの縫い目に合わせて、背筋を伸ばし、ゆっくりとした動作で45°になるまで頭を下げる。
そんな姿勢をみたら、たしかに立派に感じるのかもしれません。
でも、多少、角度が浅かろうが、あごが前に出ていようが、本気で相手に敬意を伝えようとする気持ちさえあれば、相手にはちゃんと伝わるんじゃないかな?と私は思います。
私は、相手に敬意を示す日本の「お辞儀」という文化はとても大好きです。
だからこそ、本質は見失わないようにしていきたいと思います。
お辞儀の本質を理解しつつ、今回学んだ作法を自然体で出来るように練習していきます!
いや~、でも45°以上は腰痛いわ。。。
ではまた!