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人口減少を解決できないの?!

 ものすごく久しぶりにnoteを更新します。
 noteを含むブログも更新できていませんでした。それは心が穏やかになる時間がなかったからです。
 大阪の地震、西日本豪雨などの自然災害と向き合うと、私がこれまでに経験してきたコトがよみがえり、技術者としての負けを感じるからです。
 それでも、技術者としてこれらと真剣に向き合う必要があり、それなりの時間も必要でした。
 どうぞ、一日も早い復旧・復興が進むことをお祈り申し上げます。

 noteの更新は、NewsPicksのコメントの真意です。

 元記事はこちらです。
https://newspicks.com/news/3017553/
 私のコメントは、NewsPicksでフォローしていただければ見られますので、まずはコメントを御覧ください。

 地方自治法の改正で、自治体は総合計画を作らなくても良くなりました。
 読者の皆さんが住んでるまちに、総合計画はありますか?
 加えて、改正前の総合計画は、『財政シミュレーション』が重要視されていました。
 総合計画は、そのまちが進むための方向性を示したものです。様々な施策が考えられ、事業として実施するまちの羅針盤でした。
 そして、総合計画は、議会の議決を経るので、最も身近な政治家が保証をする内容でした。
 財政シミュレーションは、とても大事な部分です。それでも、まちがどのように施策を進め、事業をやっていくかの方がもっと重要と私は考えていました。

 私はプランナーであり、実践者でした。
 まちに住む人のことを、我がことのように考え、計画を作り実行に移してきました。そして、そういう職員は不要の時代が来たのです。
 それは『政治主導』が到来したからです。
 官僚主導から政治主導へと大きく舵が切られました。
 このことは国だけでなく、地方自治体も同様です。
 そして『地方創生』が叫ばれるようになりました。

 全国で頑張ってる自治体は、『地方創生』は言っていません。それは、地方創生の本質を理解し、これまでに取り組んできた基礎があるからです。
 地方創生は、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げるという名目の政策です。
 では、東京一極集中は是正できたでしょうか?地方の人口減少に歯止めがかかったのでしょうか?日本全体の活力は上がったのでしょうか?
 答えはご案内のとおりです。
 地方創生の柱は、「まち・ひと・しごと」です。
 私の理解はこうです。
 『ひとを大切にするまちには、そのまちに必要な、しごとがある。』
 それは、ひとを優しく育てていく環境があり、優しい環境のまちに育つための仕事を生み出すということだと考えています。

 では、人口減少を止められるかという本題に移ります。
 人口減少がマイナスと考えるのは、日本経済を前提に考えていると思います。
 一方で、人口減少がプラスと考えるのは、世界全体を見ることになると思います。
 私は常々、日本の人口が江戸時代に戻ることが望ましいと考えています。
 江戸時代の人口は約3,000万人と言われています。(諸説あります。)
 現在の約4分の1です。
 江戸時代の制度が良かったというコトではありません。
 日本にとっては、このぐらいの人口規模が適正なのかもしれないと言う意味です。
 つまり、技術革新は進めながら、江戸時代の人口まで減少することを踏まえて、「まち・ひと・しごと」を考えてみる必要があると言うことです。
 そして、未来から預かったモノを大切にするコトだと思います。
 未来からの預かりモノは、きっと「ひと」。きっと「まち」。きっと「しごと」です。

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