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葉山に移住して2ヶ月経った。

葉山に移住して2ヶ月。今こんな時代に、この町に住み暮らすことになったのも、なにかの縁なのだろうと思う。

真名瀬海岸のバス停の裏に、お気に入りのちいさな広場がある。そこには、なんの変哲もない椅子が数脚、海岸線と富士山が望む特等席に並んでいて、誰でも自由に座ることができる。

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毎日、毎時刻、色んな人が入れ替わり立ち替わり来ては、思い思いの時間を過ごしている。そのおだやかな風景が、たまらなく素敵だ。この街の景観に、時間の流れに、見事に調和している。

先日、散歩がてら立ち寄ると、切り株の天板が可愛らしい、木製のテーブルが配置されていた。誰かが「ここにテーブルがあると最高だよな」と自前でつくり、持ってきたに違いない。そのテーブルと椅子と景観の調和も、やはりこれまた見事なんだよなぁ。

どんなに著名な建築家による建築物よりも、どんなに名作と呼ばれるアートや家具よりも、そこに住み暮らす市井の人々が、日々の工夫と遊び心を忘れずに生きることこそが、町の風景をよくしていく。

自分自身も、そんな社会の風景をつくる一員なのだ。このちいさな広場に来る度、そんな思いを強くする。

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Project Design / STITCH INC. / 音楽家のみなさんや山形県のじゅうたんブランド「山形緞通」などと、プロジェクトに取り組んでいます。東京 → 鎌倉 → 葉山。https://stitch-inc.jp/
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