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風景としての音。

先日、待ちに待った「sonihouse」の14面体スピーカー「sight」が自宅に到着してからというもの、音楽を聴くのが楽しくてたまらない。

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空間にじんわりと溶け込む、優しい音の響き。風景の一部をなす、朴訥とした民芸品のような佇まい。音が鳴るスピーカーとしてそこに存在しているという主張がなく、日常性の道具として、生活空間に馴染んでくれる。

なによりの変化は、そんな音と空間を融和させてくれるスイッチを手にしてからというもの、音に対して以前より自覚的になった点だ。

たとえば今、土曜日の朝7:30、外から聴こえてくる小鳥の静かなさえずりや、すこしずつ人が動き出す気配の音と共に、高木正勝さんの「Waltz」(2002) が響いているのが、こんなにも心地のよい時間なのか、とか。

外の世界の音、内の世界の音、それを聴いている自分、時間。そんな知覚がむくりと目覚める感覚がある。

パワー・アンプの「SOHN」も、シンプルで機能美に満ちたバウハウスのような佇まい。隣にあるのがうれしいオーディオ、というのが初体験のため、つい何度も見てしまう。

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今度はいつか、12面体の「scenery」を天井からぶらりと吊り下げる日が来ますように・・・などと妄想しつつ、あらためてその素晴らしいものづくりに脱帽する。

風景としての音、空間に溶け込む音。

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Takashi Watanabe / 渡邊貴志

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Project Design / STITCH INC. / music / man-made objects / Yamagata Dantsu / living in Hayama https://stitch-inc.jp/