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Googleはステマや嫌がらせ投稿をどんどん見破るAIを開発していく

先日、以下の記事を目にしました。

この中で気になった記述。

悪意のある投稿が含まれるリスクがあるが、「ほかの情報との比較、調査、ユーザーの通報などの取り組みで、信頼性の担保に多くの時間を割いている」

という部分。

評価比較もGoogle内で完結してしまう

様々なランキングサイトというのはあります。飲食店を中心にMAPの限定されたエリアごとのランキングが見られるのは、ユーザー側からしてみればありがたいことです。

地方に行ったら、あるいは私のような田舎者が都会へ出たら「この辺で美味しいラーメン屋さんは?」とググるわけですが、1件1件クチコミを確認するよりもランキングになっていて上位から順番に見られる方が便利です。

こういった点は「食べログ」や「宿泊予約サイト」の方が優れていたわけですが、この比較作業も近い将来Google内で完結してしまいそうです。

ステマや嫌がらせ投稿は既に削除対象になっている

話を元に戻します。いわゆる事業者側のサクラ投稿、行っていない人が悪い評価を書き込む嫌がらせ投稿等をどうするか。ランキングが注目されると、良い点数でも悪い点数でも本来のお客様の投稿ではない評価が加わってしまう可能性があります。

ただ、既にGoogleの場合はスマートフォンの位置認証システムから、評価している店舗に行った形跡がないクチコミ投稿は、削除する方向に動いています。

又、常に滞在している人=お店の関係者のクチコミ投稿もすぐにわかってしまいます。クチコミを投稿する業者に至っては、お店を訪れた形跡がないスマホでの投稿になるわけですから、削除の対象になりやすくなります。

Googleの進化速度はすごい

日本において検索といえばYahoo!だった時代。最初Googleので始め、無茶苦茶な検索結果だったのを覚えていませんか?多くの人が

「Google検索使えない」「やっぱり検索はYahoo!だね」となっていたと思います。

しかし、気がつくとその優位性は逆転していました。Googleはすぐに運用を始めてその中で修正していくスタイルです。使えない機能と判断したらあっさりと止めてしまうし(Google+がそうでしたね)、良い機能だとなると知らないうちに実装されて定番機能になっています。

ランキングなんてステマの温床になるぞ!

と感じる人は多いでしょうが、ステマ投稿を見破るシステムを一気に作り上げるチャンスと言えるかもしれません。たくさんのステマ投稿のサンプルが集まるわけですから。

人気店ランキングをMAPで紹介。これはGoogleへの更なるユーザーの流入と、外部への離脱ができなくなる仕組みという意味では脅威です。今後のユーザー評価と展開から目が離せません。

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