Think clearly 28「自分を守ろう」より

2020年2月22日 11:50

攻撃的なクチコミをもらった時にどう返信すれば良いか。そのヒントになる考え方を今読んでいる本の中から見つけました。

「なるほど」と思う点であるので紹介します。

紹介する本はThink clearly　ロルフ・ドベリ著。　Think clearly 28「自分を守ろう」に書いてある内容より。

もっとも不快に感じる攻撃は肉体的なものではなく言葉によるものだ

言葉は相手の自尊心を傷つけるのにもっとも効果的な方法だから。これ、クチコミに置き換えてみるとその通りで、言われた側の立場になるとものすごーく傷つきますよね。

勿論、言った側は「攻撃」だとは思っていません。お金を支払った対価としての不満であったり、時には良かれと思うアドバイスであったり。それが的を外れていたとしても、言った側は自分の正当性に自信を持っているからこその発言です。客観的に見て明らかにおかしな指摘であっても、当人はそうは思っていません。

では、どうすればその投稿者に発言がおかしいというのを気づいてもらえるでしょうか。その対抗策も書いてありました。

それは発言者（投稿者）に

その発言（投稿）を繰り返してもらう

こと。

これは、罵詈雑言(ばりぞうごん)を書きまくった人ほど効果がありそうです。

罵詈雑言・・・きたない言葉で、悪口を並べ立ててののしること。また、その言葉。▽「罵詈」は口ぎたなくののしること。「雑言」はいろいろな悪口や、でたらめな言いがかり。「言」は「げん」とも読む。

自分は正しい、自分は損をした、失礼な行為をされた。そんな際感情的に書きなぐる人は多々います。勿論、売り手側に問題があることはあります。ただ、最近は対応できるわけもない理不尽な要求への不満をクチコミに書いてくる人も一定数います。更には、それを汚い言葉で書きなぐる方も。

そんな場合は、自分の発した（書いた）言葉を客観的に見てもらうのが一番です。つまり、投稿者が書いた内容をコピペして

””というご意見をいただきました。

と、返信にも全く同じ内容を書いた上で回答する。もしも投稿者が返信を見にきたら、自分の書いた醜い文章を読まされることになります。閲覧者は２回、同じ醜い文章を読むことになります。

これ、感情的になって反論するよりも、なかなか強力な方法だと思いました。コピペした上で反論するのではなく、

と、このようなご意見をいただきました。ご期待に添えられなかったことは申し訳なく、当方力不足ですが、このような指摘のされた方をいただいたことについてはとても悲しいです。

と言った感じで単純に「悲しかった」とだけを返信して良いのではないかな、と思います。

滅多にありませんが、攻撃的な文言で向かってくる方はいます。そんな方にはそのままの文言で反復を。今度私もこういったケースに直面したらやってみようかなと思いました。

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