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おもてなしとは「気づかい」である

先月ですが、2月17日に楽天トラベルカンファレンスに行ってきたお話をいたしました。

この時、分科会があって「ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣」の著者である上田 比呂志さんの1時間のミニ講演を拝聴しました。

この時「おもてなし」についてのお話があり、クチコミにとってとても大切な「接客・サービス」の項目においてとても重要なことなので、講演の内容を思い出しながらこちらに書いておきたいと思います。

というのも、昨日のブログでふと、

おもてなし=気づかい

ってワードを私は使ったのですが、この言葉こそこの時の講演で聞いた言葉、講師の上田比呂志さんの言葉だったのです。

気づかいとは?

では、「気づかい」とはどんなことを意味するのでしょうか。上田さんの定義でいうと

自分が大切だと思っている人に対して、喜んでくれることを実際にすること

と、私は解釈しました。

例えば、料亭でも旅館でもお客様の部屋を掃除をするということ。なぜ、キレイにするのか。快適なお部屋を準備してお客様に喜んでもらいたいから。確かにそうです。更に踏み込んで言うと、

心を込めて掃除をすることで、自分自身の心も整える。心が整った時にお客様が来られる状態にすることを「しつらえる」と言うそうです。

これは深いです。「しつらえる」を辞書で引くと「用に備えて(きちんと、または美しく)設け整える。」とありますが、この準備をしながら大切な人をお迎えできるよう自分の心を整えることも含まれているのです。

相手を大切にする気づかいこそが「おもてなしの心」

なのです。このお話を聞いてから何年かぶりに

を再読させてもらいました。

すると講演で言われていたキーワードが続々。

相手を大切にする。和を大切にする。四季を大切にする。そんな感性から生まれる人への細やかな配慮や繊細な所作こそ、日本人にしかできない気づかい
気づかいとは、「心をもって正しきを行うこと」。心というのは、人を思いやる気持ち。正しきこととは、相手の意に沿っているかどうか。つまり「心を込めて、相手が望むことをすること」。

「接客・サービス」という項目を更に深めて考えた時、日本人は「おもてなし」って言葉に行き着くと思います。では、「おもてなし」って何でしょうか。具体的にわかりやすく説明できる人ってなかなかいませんよね。私はこの

おもてなし=気づかい

という話を聞いて、とてもシックリきました。

より詳しく学びたい方は是非本を読んでみて下さい。

ちなみに私、この本はKindleで持っていたので、iPadとペンシルを使って、その場でサインをもらっちゃいました(笑)。

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