yasue honjoh

はじめまして!アメリカでCSA(Community Supported Agricul…

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はじめまして!アメリカでCSA(Community Supported Agriculture)を通じて、農家さんのサポート活動をしています。オーガニック中心の生活を10年以上になり、現地のオーガニック事情やプラフリーもご紹介したいと思います。宜しくお願いします。

最近の記事

CSA(Community Supported Agriculture)がお休みの冬の間にできること

今日は1月末。冬真っ只中で、地元のCSA (Commumity Supported Agriculture)は おやすみです。 温暖なカリフォルニアや、もしくは大都市であれば 冬の間もあるのでしょうが、こちらは小規模都市で、 かつ夏場以外は雨が多く日照不足な地域。 でも、CSAがお休みでも、地域の農家さんを サポートしたり、地域の土壌について考えることは できます。 今回はその中のいくつかをご紹介したいと思います。 1. 地元の農産物を購入する 地元の農家さんをサポートす

    • 使って嬉しいプラフリーをサポートしてくれるもの(食材保存編)

      今回は、食材保存の際のプラフリーにトライしてみるとき、 あったら便利だったものをご紹介したいと思います。 1. 布のバルクフードバック食品に関するプラスチック包装を極力減らそうとすると 便利なバルクフード(量り売り商品)。 アメリカ生活が長いので個人的には身近な存在で、 特に包装などがなく、店側が大容量で単価を安く仕入れ、 それを購入者側が自分で必要な分だけ容器に入れて購入する スタイルです。 その時に必要になる「袋」。 もちろん、店舗に行けばビニールの袋は常備されているし

      • アメリカプラフリー事情(スーパー編)

        今回は、アメリカのプラスチックフリー事情の中で 特にスーパーマーケットでの、特に野菜売り場の 状況についてご紹介したいと思います。 1. 一般的なスーパーの野菜売り場まず最初に、野菜売り場からみていきたいと思います。 日本だと、野菜1つ1つごとに個別包装されていて、 だいたいプラスチックの袋に入っていることが 殆どだと思います。 特に乾燥に弱い青菜類はマストでしょうし、 根菜類は稀にネットに入っていることもありますが ビニール包装のことが多く、きのこ類も必ずと 言っていいほ

        • アメリカのプラフリーへの取り組み

          今回は、身近な生活の中でのプラフリーについて まとめてみようと思います。  1. アメリカのプラフリーのトレンド現在、アメリカではプラフリーというと、ある製品から 水分を除く(=dehydrate)して、且つサブスクライブを して定期的に郵送で受け取る、というのがトレンドです。 その背景になるのは、色々な商品の成分表を 見てみていただきたいのですが、 だいたいその原材料の一番最初に来るのは、 「水」だと思います。 台所洗剤、手洗いソープ、衣類洗剤、歯磨き粉.... 全て、

        CSA(Community Supported Agriculture)がお休みの冬の間にできること

          消費者としてCSAに参加する意義

          今回は、私たちが消費者として、CSA(Community Supported Agriculture)に参加する意義について考えてみたいと思います。 1. CSAとは?最初に、CSAに参加するということ自体についてレビューをしていきたいと思います。 CSAとは、生産者と消費者が、農作物の生産にあたってのリスクと収穫物をシェアする仕組みのことをいい、参加者(=消費者)が申し込み時に一括で前払いをするため、地域生産者のサポートの意味合いが強い取引スキームです。 2. CSAと

          消費者としてCSAに参加する意義

          CSAで消費者が負担するリスクとは?

          今日は、CSA(Community Supported Agriculture)に サインアップした時、実際に消費者が生産者と シェアすることになる『リスク』について 詳しくみていきたいと思います。 1. CSAにサインアップするという意味CSA(Community Supported Agriculture)に サインアップするということは、単純にその生産者さんから 野菜の定期便が届けられる、ということとは異なります。 また、その生産者さんが出店しているファーマーズマット

          CSAで消費者が負担するリスクとは?

          オーガニックは身体にいい?

          今回は、私たちの生活にとても身近になった ”オーガニック”について改めて考えてみようと 思います。 1. そもそもオーガニックが良いと言われる理由では、そもそもなぜオーガニックがいいと 言われるのでしょうか? そんなの当たり前じゃない、と言われそうですが、 それは”身体にいいから”。 残留農薬の害は色々報告されていて、 癌を引き起こすだとか、 毎年アメリカのThe Environmental Working Group" でレポートされている"Dirty 12, Clean

          オーガニックは身体にいい?

          CSAからみる畜産業の可能性

          今日はアメリカでのCSA(Community Supported Agriculture) の展開の一例として、畜産業での取り組みについてご紹介したいと 思います。 1. 畜産業をめぐる動向CSA(Community Supported Agriculture)には、 金銭的な先行投資と、天候などによるリスクを、 生産者と消費者があらかじめシェアする役割があります。 では、農業ではなくて畜産業を考えたときはどうでしょうか? もちろん、農作物を育てるときもとても手間がかかり

          CSAからみる畜産業の可能性

          アメリカのCSA事情③ CSB?

          今回は、CSA(Community Supported Agriculture) のアメリカでの展開についてご紹介したいと思います。 1.そもそもCSAとはCSA(Community Supported Agriculture)とは 日本語でいうと地域支援型農業。 地産地消を促し、どちらかというと地域の小規模 生産者さんと消費者をつなげるスキームです。 農業には先行投資が必要で、かつリスクもある、 むしろリスクは昨今の異常気象から増加しているので、 それを生産者さんだけでは

          アメリカのCSA事情③ CSB?

          CSAを選ぶ時のポイント

          今回はCSA(Community Supported Agriculture)に サインアップする時にチェックしたいポイントについて 最低限押さえたい3つのポイントを説明したいと思います。 1.どんな栽培方法をとっているのか? これは我が家にとっては最低限押さえておきたいところ。 野菜はオーガニックか、極力農薬を使っていないもの、 そしてできれば固定種だったらすごく嬉しい我が家。 なので、まずはオーガニックかどうかをチェックします。 ただ、認証を取っているかは別問題で。

          CSAを選ぶ時のポイント

          アメリカCSA事情②

          こちらでは日本に比べてCSA(Community Supported Agriculture) は普及している感じがします。 週末には必ず地元のファーマーズマーケットに通っているのですが そこでもCSAの申し込みの時期にはたくさんの「申し込みしてね!」 というポップを見かけます。 ファーマーズマーケット自体のHPにも、まとめて掲載されていたり。 地域全体でサポートしあっている、というのがとてもいいなと 感じます。 最近では個人のSNSやインスタでもアップされていることが多く、

          アメリカCSA事情②

          アメリカCSA事情

          実際のアメリカのCSA(Community-Supported Agriculture) についてご紹介していきたいと思います。 私の住んでいる地域は、地方の車社会の小さめの市。 なので、CSAというと、だいたいCSAに参加している 人たちが、毎週決まった曜日に取りに行く、という スタイルになっています。 ピックアップの場所は、ファーマーズマーケットだったり、 その生産者さんのFarmだったり、もしくは生産者さんに 協力する個人宅だったりします。 ちなみに私がサインアップし

          アメリカCSA事情

          CSAとは?

          今回はCSAについて説明したいと思います。 ご存知の方も多いと思いますが、CSAとはCommunity-Supported Agricultureの略で、日本では地域支援型農業と呼ばれています。地元のFarmerから収穫される農作物などを購入する契約で、私が住んでいるアメリカではFarmersだけではなく、鳥や豚などを飼育されているFarmや天然酵母などこだわりのパンを焼いているArtisanなどもCSAを使ってBusinessをしています。 少し具体的に見ていきたいと思

          CSAとは?

          CSAサポートを始めたわけ

          初めまして。 2020年10月から夫の三度目の駐在に同行し、 アメリカ西海岸のワシントン州で2人の子育てをしながら 現地のCSA(Community Supported Agriculture)の サポート活動をしています。 今日は活動を始めるに至った経緯を少しお話ししたいと思います。 仕事中心生活から、一転専業主婦へもともとは夫と同じ総合商社勤務。 仕事も乗ってきた時に妊娠&出産。 育休時に夫の駐在が決まり、海外で子育てもいいよね、 くらいの軽い気持ちで同行。ただ、育休は

          CSAサポートを始めたわけ