見出し画像

2020年 ベスト音楽総まとめ

 どうもです。

 2020年の総まとめ的な記事、第2弾。
前回、"メタルコア"から今年のベストアルバムを10枚選びましたが、今回は他ジャンルまで網羅した音楽総まとめです。ベストな楽曲・アルバムを選んでいきたいと思います。

 iTunes軽く見たところ、アルバム・シングル合わせて今年も150枚近くは聴いてますね。+Spotifyもあるのでまぁあぁの量(笑)それらをジャンル別に8部門に分けまして、各部門5枚ずつ選出しました。興味のある部門だけでも覗いていって頂けたら幸いです。

 ということで、完全主観で悩みに悩んで選んだ作品達を軽くコメントも交えながら紹介していきます。

1.J-POP部門

 この部門では、J-POPってなってるけど、正直適当ですw 他の部門に入らないのをまとめてこの部門に詰めました。ということで、アルバム、シングル何でもありで5選です!


●『ブルーポップは鳴りやまない』/ 三月のパンタシア

 三パシの3rdアルバム。
「ブルーポップ」に込められたブルーな気持ちをポップな音楽にー。っていうアルバムコンセプト通りの楽曲が多かったので、ずっと聴いててもあんまり感情ぐちゃぐちゃにならず、明るく前向きに聴けて良かったです。ほんと駆け抜けるように聴ける。特に「醒めないで、青春」がまじで最高です。Aメロもサビも歌詞もぜーんぶ。アルバムを締めの「ランデヴー」もむっちゃライブ映えしそうな楽曲で楽しかったです。またライブ行きてえ。。。



●『魔法』/ 花譜

 活動2周年、記念すべき2ndアルバム。
 自分は『日本沈没2020』のグランドエンディングテーマである「景色」がキッカケで今年彼女のことを知ったばかりなんですが、めちゃくちゃハマってます。消えてしまいそうだけど力強い、線香花火のような声だなという印象で、表現力が素晴らしいです。
 その表現力はこのアルバムでも光ってて、「私論理」「彷徨い」「畢生よ」「花女」でのパワーは凄まじかった。ほんとこれは聴いてくだされば伝わると思います。体の奥底からの感情が声に乗ってるのが。なんで、この4曲は特に大好きですね。いつか絶対、生のライブでも聴いてみたい…っ!



●『Kiss from the darkness』/ SCANDAL

 約2年ぶりとなる、9枚目のアルバム。
 自信のプライベートレーベル『her』からは初の今作品。SCANDALはもうかれこれ10年以上ファンですが、未だに飽きずに大好きですね…。昔のも好きだし、最新のも同じくらい好きになってる。バンド内でブレずに進化し続けてるものが間違いなくあるんでしょうね、逆に聴く側もそれに反応してる感性がずっとあるというか。特に好きなのは「Tonight」「Fuzzy」「ランドリーランドリー」「セラミックブルー」の4曲。ノリノリになれるというか、ドライブ中に聴きたくなる(笑) 今年はライブに行けずでしたが、楽曲リリースだけでなく、ファンクラブ向けに動画配信なんかもあって有難かったです。またいつかライブでこの作品を噛みしめたい!



●『eyes』/ milet

 記念すべきmiletさんの1stフルアルバム。
 まじでデビュー1年ちょいで出せる作品クオリティじゃないんだよなぁ…。既出曲も新録曲も凄かったです…。色んなところで彼女の楽曲を聴いた1年だった気がします。「inside you」で釘付けになって、その後も曲が出る度「やべえなぁ…この子」ってなってたし(笑) 声質も勿論圧倒的なんですけど、歌い方というか、歌唱力が凄い。「Prover」むっちゃ好きなんですけど、この曲の2:20~からのCメロ以降とか鳥肌もんだし、なんか涙ぐむくらい凄いです…。上手く言えないけど、もうホント凄いとしか…。まだライブに行けてないので、どうにかして行きたいですね…ビッグになりすぎてチケット取りづらくなる前に(笑)



●『僕らは今』/ 水瀬いのり
(作詞:水瀬いのり 作曲:櫻澤ヒカル 編曲:白戸佑輔)

 8thシングル『ココロソマリ』のカップリング曲。
 綺麗に歌い上げる序盤で歌詞がしっかり沁み渡ってからのスタートダッシュ。まるでエネルギーを蓄えて放出するような、幕開け感、切り開く感じが強い楽曲です。こういうエネルギッシュな曲をいのりちゃんが歌ってくれるとまじで力になる
 惜しくも中止になってしまった We Are Now ツアー…ラストに披露予定だったらしいです。うん、これはラストしかないよな…。いつか絶対ライブの舞台で聴ける日まで生きていたいっすね。聴けたら、泣く。



2.国内メタルコア部門

 この部門では、国内メタルコアバンドが今年リリースしたアルバム、EPから5枚選出しました。ポスコア・プログレッシヴメタルとかありますが、"大きく"メタルコアでまとめてます(笑)


●『Returner』/ FOAD

 今年新ボーカルと新ギタリストを迎えた新生FOADのEP.
 帰ってきてくれた喜びは勿論、くっそパワーアップしてて当時はひっくり返ったものです。荒削りというか、ゴリ押しな感じが魅力のバンドだったんだけど、それをスマートにしつつ、和風テイストな綺麗さで仕上げてきたなという印象。「月詠」なんか特に。あとは、「Dive To The Ground」の再録よ。ツインボーカルの良さが出てるし、3:10~辺りからのドラマチックさが最高でした。新生FOAD見に行きたくて、ツアーチケット取ってたんだけど中止になったのは悲しかったな…(クソコ〇ナ)。まぁ行けるようになったら絶対行きますよん。



●『THE VOYAGES』/ Crystal Lake

 現ボーカルRyoさんが加入前の初期曲を再録、リアレンジしたアルバム。
 クラウドファンディングのCAMP FIREを通じて制作された(勿論、自分も支援させて頂きました)作品なんですけど、凄かったな(笑) 最終的には目標金額の5倍くらいになってて。「Into The Great Beyond」のMVにはエンドクレジットに支援者の名前がズラーッとね。なんだかこんだけいると自分の事のように嬉しくなるし、ほんと日本の誇りですわ。海外でのライブ映像もYouTubeに沢山アップされてるので気になった人はチェックして欲しい。

 で、自分はRyoさんが加入してからの2014年にリリースされた『CUBES』でCrystal Lakeを知って好きになったので、やっぱりずっと彼の声が好きで。だから、この作品はずっと待ってたというか…聴く前から最高でした。ライブでは耳馴染みのある「Twisted Fate」とか「Open Water」とか入ってる時点でもうさ。そんで聴いたらどれも文句なしのカッコよさだし。無限リピートできるこのアルバムは。曲順がライブのセトリみたいなんだよね。特にお気に入りなのは「Daylight」色んな種類のスクリームを使い分けてて痺れるのと、ラスト30秒で刻みまくるのが最高。
 今年はツアーも中止になり、来年1月のライブも延期になってしまったけど、チケット使う日までずっと待ちますよ。



●『SPECIES EP』/ Crossfaith

 2018年のアルバムぶりのリリースとなる、New EP.
 新曲が先に公開されていく形だったので、期待値はどんどん上がっていきましたね。特に「Endorphin」がいい。Crossfaithだから出せるダンスビートとメタルコア要素がかなりオシャレ目に昇華されてて。中盤の雰囲気が、そのまま楽曲空間を創り上げてて、これはライブ映えするだろうなぁと。ライブ映えだと「Your Song」もかなり良かった。ラストを感動で締めてくれるであろう楽曲。彼らは今年配信ライブと国内では縛りがある中で観客アリのライブも決行してました。いつか縛りがないカオスなライブハウスで、生で見たいです…。



●『Zealot City』/ a crowd of rebellion

 リベリオン待望の4thアルバム。ボーカル2人は喉をまたやってしまったんだけど、無事復活しての今作。いやぁ、最高です。
 正直、リベリオンは『Calendula』以降、アルバム単位でみるとまぁまぁくらいのアルバムやEPで(個人的な感想です)。だけど、今作はアルバム単位での完成度かなり高い。大満足の傑作でした。
 MVにもなってる楽曲「無罪者」中心に畳み掛ける激しい序盤もいいし。6曲目以降の中盤は、ちょっと浮ついてた挑戦的なアプローチを完全に自分達のものにしたなと。凄いエモいし聴いてて気持ちいい。で、「Alone//Dite」からの再ブースト!!!最後まで止まらん!!!これがホント良かった。後半の楽曲でイマイチ乗り切れなかった2、3作前とは全然違くて。全部で16曲でミニライブだとしたら、十分のクオリティになる楽曲陣、楽曲順だと思います。再レコの3曲もかなり今のリベリオンになってて、これはこれでカッコよかった。どっちも好きよ。



●『The Wasteland』/Nocturnal Bloodlust

 今年10月に新ギタリスト2人を迎えた新生ノクブラの新ミニアルバム。
2人が抜けて色々あって、復活までも色々あって、大変だったろうこのバンド。活動休止の期間が長かっただけに帰ってきてくれたのは超嬉しかった。
 で、新体制になってすぐに配信された楽曲3曲もカッコよかったから、このミニアルバムは期待しかなかったんよ。一言で言うなら、良い意味で凄い聴きやすくなった。勢い共にスッと乗れるのような、拳に力が入ってしまうようなストレートなフレーズが多い。今迄あった壮大さやテクニカルな面も勿論あるんだけど、全て力強い方向にシフトしていってるなと。まぁそこはボーカルの尋さんがいる限りやっぱり変わらない魅力なんだろうとも思う、存在感デカすぎ(笑) それに、ライブで聴くとまた表情変えてくれそうな気がするので、早めにライブ行きたいっすね。



3.国外メタルコア部門

 この部門では、海外出身のメタルコアバンドが今年リリースしたアルバム、EPから選出……なんですが5枚に絞れませんでした!それもそのはず、自分が一番好きで聴いてるジャンルなので…。量が全然違う…。ということで、この部門は別で記事を書いていますので、気になる方は是非こちらから目を通して頂ければ幸いです。



4.アニソン部門

 この部門はアニソンで、正確には2020年に自分が見たアニメ作品のOP、ED、主題歌、挿入曲から選出です。ここ結構悩んだけど、かなり聴き込んでる楽曲で絞った5選です!


●『Shiny Happy Days』/ ショコラ、バニラ、アズキ、メイプル、シナモン、ココナツ
(作詞:吉田詩織 作曲:廣瀬祐輝 編曲:久下真音)

 2020冬アニメ『ネコぱら』OPテーマより。
 原作からネコぱらの大ファンなので、アニメ化本当に最高でした。このOP曲も最高。ここ数年で一番好きなアニソンかもしれない、マジで。キャラソンだし、圧倒的電波ソング!!!みんな可愛いが過ぎるぜ。サビとか超楽しいし。交互に歌うところも、ハモるところも全部好き。円盤も買って参加する予定だったアニメイベントは惜しくも中止になっちゃったんですけど、いつかイベントとかで聴きたいなぁと。やったら絶対大盛り上がりでしょ。



●『Chaos Drifters / CRY』/ SawanoHiroyuki[nZk]:Jean-Ken Johnny
(作詞:Jean-Ken Johnny 作編曲:澤野弘之)

 2020夏アニメ『ノー・ガンズ・ライフ 第2期』OPテーマより。
 澤野さん信者だし、マンウィズも大好きなので、もう奇跡みたいなコラボレーションで嬉しかったです。やっとやってくれたぁぁぁ!っていう。そして、生まれた楽曲も神でした(知ってた)。このコラボでダサイ曲できるはずないもん。Aメロ、Bメロはジャンケンさんが歌いやすそうというか、彼に合うメロディでサビは完全に澤野節でした。サビくるぞ!!っていうのと、センスありすぎる二段構えなのとか。まじで大好きです。ありがとう…。



●『再生賛美曲』/ スタァライト九九組
(作詞:中村彼方 作編曲:佐藤純一)

 劇場版『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』主題歌より。
 スタァライトさん、またこんないい曲を…。歌割りになってるところも好きだけど、全員で歌うとこ綺麗すぎて無限に聴けますね。あとは、2:28~からの転調ね。大好き。このテンポは新鮮だったし。後半の曲展開は正直、神がかってます。終わると思ったら終わらない、追い打ちのような盛り上げ方だったり、締め方も「これはスタァライトだわ」ってなる(伝われ)。スタァライトは新作映画も楽しみです。



●『夏凪ぎ』/ やなぎなぎ
(作詞・作曲:麻枝准 編曲:MANYO)

夏凪

 2020秋アニメ『神様になった日』挿入曲より。
「宝物になった日」も「君という神話」も「Goodbye Seven Seas」も大好きなんですが、1曲選ぶならこれかなと。もう単体でも泣けるくらいには聴き込んでしまった。サビで感動シーンが呼び起こされる。初めてこの曲がわかった時は、アニメ2話の作中で出てきたのでボーカル無しでした。でもその段階であぁ…このメロディは後でボーカル付いて絶対泣くやつだなと。麻枝さんは音だけで泣かせに来るので、本当に天才だと思います。これまでもこれからも一生好きです。



●『繭色』/sajou no hana
(作詞:渡辺翔・キタニタツヤ 作曲:渡辺翔 編曲:キタニタツヤ)

 2020秋アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ』第8話挿入曲より。
 いやぁ…よかったなぁ。ダンまちであそこまで感動するとは思わなかった。曲構成が独特というか、静寂へのサウンドの置き方が秀逸…歌声も惹きつけられます。sajou no hanaさんはEDテーマも担当してくださってたんですが、そちらの「Evergreen」も良かったので、今後の活動もマストでチェックしたいアーティスト。



5.キャラクターソング部門

 この部門では、メディアやコンテンツの縛りはなく、キャラクターソングであれば何でもOKということで、5曲選出しました。キャラソンほんと好き。深堀もできるし、愛着も湧くし、想像捗るし…。


●『なんどでも笑おう』/ THE IDOLM@STER FIVE STARS!!!!!
(作詞:モモキエイジ 作曲:BNSI(佐藤貴文) 編曲:BNSI(トリ音))

 THE IDOLM@STERシリーズ15周年記念曲。
 生放送の最後に確かこのPVが流れて、なんか泣いちゃったんですよね…。そのくらい良かった、このPVも曲も。自分はアニメも無印しか見てないし、ゲームもシャニマスしか深くハマってないけど、それでもこのコンテンツが15年で築いてきたもの、ファンに届けてきたものの大きさがとてつもないっていうのは何となくでもわかるので、感動してしまいました。記念曲に相応しい一曲だと思います。歌うべきとことで、その子がちゃんと担当してるし、ハモリもこの人数でしかも男女混じると壮大ですわ。ほんと大好きです。



●『シャイノグラフィ』/ シャイニーカラーズ
(作詞:古屋 真 作編曲:ヒゲドライバー)

 シャニマス3年目を象徴する全体曲。
 今回のシリーズ他のユニットも素晴らしかったんですけど、1曲選ぶならこの全体曲になりました。ヒゲドライバーさんやはり神…。サビのどんどん盛り上がってくる感じ、すんごい好き。あと曲構成も良きです。落ちサビが強いし…大サビ入る直前の「ずっと」を皆で歌うとこでなんか涙出てきそうになる。多分、生ライブで聴いたら、この部分で号泣確定ですね。本当にむっちゃ好きです。あと、今回の衣装めちゃくちゃ綺麗で可愛い…。色合いとアクセの位置がすばら。



●『MONSTER』/ モノノケ少女
(作詞:Tarantula  作編曲:Norman)

 モンストのスピンオフプロジェクト「モンソニ!」より。
なんですけど、今年の夏開催されたXFLAG PARK2020でも例年通りライブがあって、そこで突如現れたサキュバス、妲己、奈落によるグループのデビュー楽曲です。まじでビックリした。サプライズにしては、パフォーマンスからクオリティヤバすぎて(上のライブ映像34:50~)度肝を抜かれて、見惚れて、ヤバかった。サビでの奈落の唄い上げ方、3人のハモリが綺麗すぎてむっちゃ好きですね。「モンソニ!」は他の楽曲も元々クオリティ良くって、コンセプトもしっかりしてて大好きなんですけど、このモノノケ少女はセンス尖ってて良いなぁと。しかも妲己がモンストで好きなキャラベスト3に入る子なので、もう自然と好きになっちゃう。



●『New Palace』/ 電音部(港白金女学院)

 バンダイナムコエンターテインメントが贈るダンスミュージックをテーマにした音楽原作キャラクタープロジェクトである「電音部」からアザブエリア、港白金女学院の1stミニアルバム。
 ビジュアルから、サウンド、メロディ、歌詞まで、どれもお洒落で、高貴で、強くて、煌びやかで、全てが自分の嗜好にぶっ刺さりました。俺が長年探し求めていたのはこれだと…。「いただきバベル」と「Where Is The Love」は中でも殿堂入りレベルですね。最高of最高。電音部、キャラソンでは今一番キテます。今後も大注目…白金煌様のグッズ集めます…そんでライブも行きたい!



●『嘘みたいなひこうき雲』/ 黒岩悠希(篠原侑)
(作詞・作曲・編曲:山田裕介)

 2020夏アニメ『放課後ていぼう日誌』のサウンドコレクションに収録された、黒岩部長によるキャラソン。
 他の3人も良くって、フルを聴くためだけにサントラ買いました(半分冗談半分本気)。まーじでこの曲も好きだし、さらに黒岩部長が好きになりました。サビもいいんですけど、Bメロがむっちゃ好きです。あとは落ちサビ!!初めて聴いたとき、部長?!?!ってなって、これは語られずにいた、部長の大分心の内に近いところ…とか思って。だけど、歌声や人柄がやっぱし力強いから一緒に前向きになれる感じで。とにかく大好きです。最高。



6.ノベルゲーム部門

 この部門は僕が年内プレイしたノベルゲーム(ギャルゲ・エロゲ)の主題歌や挿入曲などから、5曲選出。興味が湧いた方、是非作品にまで触れて頂けたら嬉しいです。


●『Eternity feat.逢瀬アキラ』/ Sprite:wall
(作詞作曲編曲:fumihisa tanaka)

 キラキラモンスターズ『KIRAKIRA MONSTERS』主題歌より。
 オシャレなこの作品にも合ってたし、強い曲。Bメロのギターリフとサビへの入り方が特に好き。ちょっとだけピアノ音入れてくんのセンス高いで。落ちサビはないんけど、間奏のギターソロがむっちゃカッコいいので全然問題ない、寧ろ最高。それに、サビのメロディが力強いので繰り返せば繰り返すほど強い。



●『光放て!』/ 柳麻美
(作詞:紺野アスタ 作編曲:松本文紀)

 ANIPLEX.EXE『ATRI -My Dear Moments-』主題歌より。
 もうイントロから神曲臭がすんごい。このピアノは松本文紀さんだって、すぐわかる曲ですね(伝われ)。タイトル通り、サビで目の前を光で切り開いていく感じがとっても素敵な曲です。勢いがいい。Bメロ辺りはどこか切なさも、最終的には背中を押してくれるような力強い楽曲だなって思います。



●『新世界のα』/ Luna
(作詞:新島夕 作曲:竹下智博)

 GLOVETY『アインシュタインより愛を込めて』主題歌より。
 曲風もいいし、サビが素晴らしい。サウンドが綺麗!この曲に心打たれてこの作品買ったんですけど、正直内容は不満があるとこもあって…。でもクリア後も気づいたらこの曲聴いてたので「やっぱ俺アイこめ好きだなー」って聴く度になってました。"曲のお蔭で~"とかは結構よくある話で、好きになるのに、どの方向からでもいいんですよね。多分、来年も定期的に聴いてそうです(笑)



●『キミがくれた翼』/ 美郷あき
(作詞:白矢たつき 作編曲:MANYO)

 tone work's『銀色、遥か』瑞羽√エンディングテーマより。
 こういうしっとりとした、バラード曲をエロゲのエンディングに流したらそりゃ泣きます。無理。しかも、歌詞が物語に無限にリンクしてます(シナリオライターが歌詞書いてんだからそりゃそう)。「約束のステージ」「幸せのライン」…うあぁ…(泣) 物語に触れた人にしかわからない感動がこの曲にはあります泣きへ追い打ちをかけるラスサビが大好きです…。



●『Re:TraumenD』/ 紫咲ほたる
(作詞・作曲:甘利紗陽)

画像4

 RASK『Re:LieF』グランドエンディングテーマより。
 初めて聴いた時、ずっと泣いてました。号泣。物語に感動したのもあったけど、この曲のお蔭で泣きが加速していたことは間違いない。主題歌「Re:TrymenT」も最高で、それをスローテンポアレンジしたのがこの曲が当たるんですけど、ただのアレンジじゃない。壮大さが増しに増している。泣きに全振り。歌詞とかも。今では、想い出して泣きそうになるのであんま聴けてないんですけど、一生大事にしたい曲です。



7.劇伴・サントラ部門

 この部門では、メディアやコンテンツの縛りはなく、劇伴曲・サントラ曲が良かった作品を5つ選出しました。劇伴は他の部門より好きな作家さんがある程度決まっているのであっさり決まりました。


●『絶対魔獣戦線バビロニア』/  芳賀敬太・川﨑龍

 2020冬アニメで2クール目となる作品でしたが、変わらず最高だったので。やっぱりここぞ!って時に流れる音楽が盛り上がりをぐわっ!!と底上げしてくれてた印象が強くて、記憶として今でも名シーンの数々が残ってる。「絶対魔獣戦線」と「フロントライン」、「運命~GRAND BATTLE~」がむっちゃ好きです。Episode 18の「原初の星、見上げる空」ん時とか本当に良かったなぁ…無限に昂る。



●『神之塔 -Tower of God-』/ Kevin Penkin

 2020春アニメの作品より。自分の知っているKevinさんの楽曲の印象よりも大分尖っていて、こんなのも出来るんだ…と驚きが凄かったのが第一印象。初めて聴くような音も多くて、かなり練って凝縮されているなと感じた。壮大で不穏な雰囲気、緊張感を煽るもの、禍々しさ溢れるもの、シーンに寄り添うというよりも作家性が強く出てたので凄く好みでした。どれも本当に素晴らしかったです。アニメ作中では、序盤1人歩きしてた印象でしたが、アクションシーンが追い付いてからは本当にカッコよかった…。「Church」と「Black March」、「Neon Plastic Bag」が特に好きです。



●『ATRI』/ 松本文紀

 ノベルゲーム部門でも「光放て!」を選出しましたが、やはり他の劇伴曲も素晴らしかった。ピアノや弦楽器、民族楽器中心に彩られる楽曲は、果ての知れない広大な雰囲気や、そこから生まれる胸が高鳴るような感情を、時に強く、時に優しく表現してくれていました。「希望の光」「親愛なるあの日々へ」「Dear Moments」が特に好きです。インスト曲にボーカル(今回はアトリの声)が乗って表情を変える楽曲99.9%好きになりがち。



●『Summer Pockets REFLECTION BLUE』/ 折戸伸治・水月陵・どんまる・麻枝准

サマポケrb

 2018年のサマポケ無印でも最高に良かったんですけれども、RBで追加された楽曲陣も最高だった…。これ全部で本当のサマポケ。やっぱ夏って感じが凄い…聴いててむっちゃ気持ちいい。のと、作品内で感じたものを想い出させてくれる、その力が強い。Key作品全般に言えるけどもね。
 特に「風は微かに、熱を残し…」と「夏の砂時計」、「ポケットをふくらまして~Sea, you again~」は聴いてると涙腺が…。うあぁぁぁ…。そんで、ジャケ写が反則級に尊いし…識のそっと添える手と…うみちゃんの後ろにある足跡…これらも含めてこの一枚画の良さはクリアした人にしかわからない…好きすぎる。ありがとうございました。



●「アインシュタインより愛をこめて」/ 水月陵・竹下智博

アイこめ

 ノベルゲーム部門でも主題歌である「新世界のα」を選出しましたが、『ATRI』に続いて、こちらの作品も劇伴曲素晴らしかったです。まぁ元々、この二方が音楽担当されるという含め、制作陣への好きと信頼でこの作品に興味持ったところはあるので。しかも期待以上でした。基本的にスローテンポで落ち着くしっとりしたものが多く、優しく語りかけるような楽曲、幻想的でふわふわしてる楽曲、儚くも愛しくなるような楽曲が印象強く残っています。「red memory」と「I wonder」「You are mystery」が特に好きです。サントラの発売待ってます!作業BGMにも凄く合うので…。



8.同人部門

 この部門では、主にM3で購入した同人作品から、アルバムかEPを5枚選出しました。春は通販での参加でしたが、秋は現地に行けて良かったです。やはり即売会は楽しい!


●『ULT!MATE END』/ WAiKURO

 ーー""WAiKUROって誰""ーー
 音ゲー界に彗星の如く現れた当時は謎だらけのアーティストでしたが、正体はBlackYさんでしたね(笑) 遂にアルバム出してくれました。フルサイズで聴ける喜び…そして保証されたカッコよさ。完璧な一枚でした。激しいし、割と尺もあるんだけど、このアルバムは最後までスラっと聴けちゃうんだよな。まじで傑作です…特にお気に入りなのは以下3曲。
1曲目の「Androgynos(Full Phase)」転調する度に加速するような勢いと、ピアノの旋律が後押しするドラマチック性を兼ね備えた楽曲。
7曲目の「Alexandrite(Extended Mix)」音ゲーArcaeaでも好きな楽曲だったので。イヤホンで聴いた時の、音の位置表現が超好み。
最終曲の「ULT!MATE END」緩急をつけながらも、終盤に向け徐々にヒートアップしていくの最高…ラスト30秒が好きすぎる。タイトル曲はやはり強い。



●『Veiled』/ Imy×Powerless Sounds×ViViX×ELFENSJóN

 『切なさ』がテーマとなる、究極のコラボレーションアルバム。
 前情報通りの、こんなん絶対神だわっていうコンセプト通りの素晴らしい一枚でした。南米メタルバンドの"ANGRA"のドラマー"Bruno Valverde"まで参加していて…すんげぇよ…。
 ドラマチックな展開はいつも通り流石で、そこに各サークルの個性が上手くプラスされていたと思います。特に、このアルバムの始まりを担う1曲目の壮大さと、終わりをに担う5曲目が漂わせる哀愁がむっちゃ好きですね。5曲でもよく構成が練られた1枚で完成度高いです…。



●『Nacollection-3-』/ 藍月なくる

 藍月なくるさんの3rdソロアルバム。
 曲風、サウンド、彼女の歌い方まで含めて、かなりバリエーション豊かな楽曲陣で純粋に楽しく聴ける一枚でした。これまでの作品もむっちゃ好きなんですけど、彼女を誰かにお勧めするならこのアルバムから聴かせますね、そのくらい特徴が掴みやすく、個性が伸びているなって感じられたので。
 気分やシーンに合わせて、楽曲を選んでいたので全部良いんですけど、特に好きなのは、綺麗な透明感で響かせる1曲目と、低めの力強い声で駆け抜ける5曲目。前者はこれまでの集大成というかもう安心してこれはなくるさんだと思えて、逆に後者はこれまでにないカッコよさを感じました。しかし、このアルバム聴き飽きないな…マジでオススメです。



●『Siegfried』/ Juggernaut.

 Juggernaut.さんの3rdアルバム。
 いやぁ…まじでバケモンになってて初めて視聴動画を聴いたとき笑っちゃって。これは完全にやってんなぁって。これまでの2枚でも十分才能とセンスを発揮していて良き作品だったんですけど、今回のは比にならないくらい音作りも曲展開も進化していて、楽曲単位でも満足感が半端なかったです。それが9曲分ですよ…本当に素晴らしかった…あなたが最強です。神。
 全部ほんとによかったんですけど、特に好きなのは、2曲目の「Apocaliptix / Another」空間内を弾んでるような音使い…攻撃的なエグいベースドロップ…疾走感の中にある神々しさ…切ないピアノメロディ…もうなんかね、何かが降臨してるんだよなぁ…。やはり神。


 

●『Never Forget Vacation 4』/ Login Records

 お馴染みの「夏の忘れ物」コンピレーションもついに第4弾。
 ハードスタイル・ハードコア音楽色々出されていますが、このシリーズが一番好きで…例にもれず今作も大満足。日常のBGMに凄い合うんですよね…聴いててただただ気持ちいいのと、何ていうか心と脳が洗われる。音楽がどこかに連れてってくれる感が本当に心地いい。あとは、お酒が合う(笑)
 特に好きなのは、爽快感あって流した瞬間リフレッシュできる4曲目の「Pongee」と、絶妙な曲展開で様々な景色を想像させる「Trash and Lie」で、よく繰り返し聴いてたと思います。でも、大体はアルバム通しシャッフルで聴いたかな。このシリーズ4枚分シャッフルで聴くとホント楽しい。コンセプトは一貫しているので違和感ないし。




ーーー以上、「My Best songs of 2020」と題して、2020年のベスト楽曲とベストアルバムでした。

 正直もっと紹介したい楽曲は沢山あるんですよね…(笑) なので、強いて選ぶならの、選りすぐりの、今年を飾ってくれる文字通りの"ベスト"だと受け取って頂ければ幸いです。

 今年は世界的にライブや表立った活動が非常に困難な状況下で、自分もライブやイベントに参加できずやり切れない、悔しい想いをしましたが、それでも新しい音楽を制作して届けてくださる方が沢山いて、それに救われたとこは大きかったです。嬉しい、喜ばしい出来事は確かにあって、音楽のお蔭で例年通りを過ごせた部分と、改めていつどこでも音楽が自分の一部分になっていることに感謝しないとなと思わされた一年だったと思います。
 来年はどうなっているのか、今年同様に想像なんてできないし、しても仕方がないので、これからも変わらずアンテナを広く張って、自分の好きな音楽を追い求めて、楽しんで、感謝の気持ちをその時々の出来る形で伝えていきたいなと思います。
 きっとここまで読んでくださった方々は音楽好きでしょう。お仲間。是非、楽しい音楽ライフをお過ごしください!ここまで読んでくださり、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?