Re:ゼロから始める仮想通貨bot(自動売買システム)の作り方 ~第三回 仮想通貨botを作る準備をしよう(2)~

こんにちは、JINです。Twitter IDはこちら
すっかりご無沙汰しております。色々と忙しくて完全に放置してたらかなりの時間が経ってしまいました。バブル暴落後にbotが盛り上がるかなぁと思ってたらそうでもないのも原因の一つですwところが最近またすこしずつ価格も上昇してきて少しずつ熱を帯びている感じがして私もモチベーションが少し戻って来ましたw

まぁbotに関してはあまり需要もなさそうですが、一連の知識の整理として続けてみたいと思いますのでお付き合い願います。

仮想通貨botを動かすための環境構築のおさらい

まずは前回の続きとして仮想通貨botを動かすためには環境が必要という話をしました。概要は前回の記事をお読みください。

Re:ゼロから始める仮想通貨bot(自動売買システム)の作り方 ~第二回 仮想通貨botを作る準備をしよう(1)~

1. 取引所の開設とAPIキーの取得
 Bitflyer or Binance or FTX or etc..
2. クライアントを動かすPCの用意 自宅PC or クラウド上のVPC(AWSなど)
 Windows or Linux
3. プログラム言語のインストール
Python or Node.js

今回はFTXで仮想通貨botを動かすというシナリオに沿って説明していきたいと思います。また、BiancenのAPI取得方法も載せますが、その他取引所も大差ないので参考にしていただければ幸いです。

取引所のAPIキー取得方法

1. FTX

1. FTXの開設とAPIキーの取得

FTXの口座を持っていない人は以下のリファリンクから開設すると30ドルのボーナスと手数料5%引きになります。

FTXの口座開設はこちら

PCでFTXにログインしてメニューからsettingsに移動する。

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SettingsのApiからCREATE API KEYをクリックして作成。

※ポップアップウインドウで出てきたAPI KeyとAPI Secretは控えておくこと
※このタイミング以外ではsecretの文字列は確認出来ません。

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2. Binance

1. Binaneの開設とAPIキーの取得

Binanceの口座を持っていない人は以下のリファリンクから開設すると手数料10%引きになります。

Binanceの口座開設はこちら

PCでBinanceにログインしてメニューから設定のAPI管理に移動する。

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API管理のテキストボックスの任意の名前を入力してから作成されたAPIをクリックして作成。

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下にあるAPIリストのAPI KeyとAPI Secretは控えておくこと
※このタイミング以外ではsecretの文字列は確認出来ません

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これで接続先の準備は出来ました。次は接続するためのクライアントを用意します。前回の記事でもある通り、APIにリクエストを送るプログラムが必要です。それを一般的にクライアントプログラムといいます。

クライアントプログラムを動かす環境の用意

ポイントとしては作成したプログラム言語を動かすための環境をどう作るかと、botを動かし始めた後にどう管理していくかと、コストはどの程度かけていくかの3点です。まず自宅PCを利用するかクラウドを利用するかを決めないといけません。クラウドは費用が掛かりますが、外から接続しやすいし、プログラミング言語の環境やバックアップやリカバリーも容易なのでこちらをお勧めします。特に低頻度のbotなら月額1000円くらい(探せばもっと安くできると思います)しか掛からないと思いますので、自宅PCの電源をいれっぱなしにするのとあまり差が出ないかもしれません。この辺は十人十色なのであまり追求せず、私が使っているAWSで説明を進めていきたいと思います。

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次にプログラム言語です。これも色々と種類がありますが、まずはPythonかNode.jsで始めるのがいいと思います。なぜかというと仮想通貨botの大半はこれらで作成されているのでネットでの情報量が圧倒的に多いからです。

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今回は王道のPythonで進めていきたいと思います。まぁ、私はNode.jsのbotも作成しているのでそっちももしかしたら登場するかもしれません。次回はAWSでPython環境を構築してsample botを動かすまでを解説したいと思います。

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