見出し画像

暗号資産価値回復、ビットコインETF実現で2024年の価格予想も熱視線!

暗号資産の価値が回復し、春の気配が感じられますね。バブルの兆しも見えてきているかもしれません。ビットコインの死については過去何度も議論されましたが、現時点では生き残り続けているようですね。

さて、ビットコイン現物ETFが実現の見通しも出てきて、半減期も近づいてきた、そして、アメリカの金利も頭打ちといった好条件が揃ってきています。年末ということもあり、2024年のビットコインの価格に関する予想記事がたくさん出回っていますね。最近の記事をざっと集めてみました。

他にもたくさんありますが、この辺りで紹介を終わりますね。予測ではありますので、実際にどうなるかはわかりませんが、ポジティブな話題でかなりいいですよね。私は個人的には上がりっぱなしでいいと思いますが、現実はそんなに甘くないですから、そう簡単にはいかないでしょうね。個人的に気になったのは次の記事です。

これも、あまり信じがたい話ではありますが、ビットコインの流通量が気になります。マイニングで発行されたビットコインの量は、総発行量の80%以上になるはずですので、発行量のほとんどは現存しています。しかし、ビットコインの発明者であるサトシ・ナカモトが所有している大量のビットコインは動かされていません。また、うっかりミスで既に消えてしまったビットコインもあるでしょう。したがって、動かせるビットコインは発行量の80%よりも少ないと考えられます。さらに、ビットコイン現物ETFによって大量の資金がビットコインに投入された場合、流通しているビットコインの量はそれほど多くないかもしれないのでうまく受け入れられるのでしょうか。
特に、大口でビットコインを保有しているクジラと呼ばれる保有者たちは、古参であることから、わざわざ価値の下がりそうな法定通貨に変えるインセンティブがあまりないでしょう。なのでETFが承認されたからといってここぞとばかりに換金するとも思えません。もちろん、ETF化によって一気に資金が流入するとは限りませんので、少しずつ購入されることが予想されますが、それでも思ったほどビットコインの流通量が不足している場合はどうなるのでしょうか。

コロナ禍で供給不足が発生した際に、さまざまな商品が転売され、価格が驚くべき高値になることがありました。例えば、プレステ5は転売サイトで信じられないほど高額で取引されていました。それと同じようなことが再び起こらないとも限りません。
一方、金融商品はそのような供給不足という形にはならないため、心配は少ないかもしれません。ただ、もし金融商品が数量不足になった場合、どのような影響があるのか気になります。株式市場とは異なり、「ストップ高」という制度は存在しないと思われますので、もし市場で価格が一致しない場合、どのような動きがあるのか見てみたいと思います。
私は素人ですので、取引所のシステムについては詳しく知りません。したがって、何も起こらない可能性のほうが高いとは思いますが。ただ、資金が限られた商品に集中した場合、どのような状況になるのか興味があります。ちなみに、ビットコインについては、米国政府が一部を没収して保有しているという情報や、破綻したMtGoxの保有しているビットコインがまだ存在しているという話もあります。こういった大口は法定通貨に換金される確率が高いのでビットコインが放出されると価格が暴落するという話もありました。これらの状況がどうなるのかも気になるところです。

ということで、来年は楽しくなりそうな気配がありますので期待しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?