最近の暗号資産界隈の話題その１

９月と言えば、例年、相場が余りさえない時期です。暗号資産界隈の話題も余り大きなトピックは無く、注目すべきネタは無いかと探し回っている昨今です。なので、余り大きな話はないのですが、その中でも少し個人的に気になったものをピックアップしてみました。

マイクロストラテジーが1億4700万ドル相当のビットコインを購入、保有額は15万8000BTCに

マイクロストラテジーがまたビットコインを買い増しました。マイケル・セイラーさんは本当にぶれなくて、やるな〜と思いました。これが当たったときにはどうなるんでしょうか。今はみんな、半信半疑に見ていると思いますが、将来上手くいくと、すごい存在になる可能性はあります。ビットコインの価値が今より遙かに上がったとして、そのときマイクロストラテジーは何をやりたいのでしょう。もちろん財務的には最強になるでしょうが、企業としてはその蓄積された資産を使って何かしないと、ただの財産管理会社になってしまいます。とにかく、ビットコインの価値が上がったときにマイクロストラテジーがどう評価され、企業として何をやるのか楽しみです。

三菱UFJ信託銀行、バイナンスジャパンと協業で新たなステーブルコイン検討へ

いよいよ、日本でもステーブルコインが出て来そうな気配です。もちろん今もJPYCがありますが、なぜか余り流行っていません。既存の取引所で使えないからだと思いますが。なぜ既存の取引所は扱わないんでしょうね。扱えば便利になると思うのですが。
上記の話がうまく進めば、少なくともバイナンスジャパンではステーブルコインを使って取引が出来る様になると思われます。だいたい、既存の取引所は円を暗号資産と交換しようとすると必ずと言っていいほど銀行振り込みとなります。確かになるべく手間がかからないようにと工夫はされていますが、所詮振り込みは振り込みで、ウォレットを接続してポチポチするより面倒くさい。しかも、昼間はいいですが、夜とかになると振り込まれるのは次の日とかになったりします。これが改善されると良いのですが。ということで期待の動きです。バイナンスジャパンがどの程度信用出来るかという話は残りますが。

イーサリアムはインフレに転じる──ネットワーク収入は9カ月ぶり低水準 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

これも少し気になっています。余り話題にはならないでしょうが。イーサリアムの取引量が減っているようです。しかし、レイヤ２はそれなりに動いている。将来的にいろいろなアプリケーションやユーティリティや利用シーンがレイヤ２で動作するようになった時、レイヤ１であるイーサリアムでの取引量はどうなるんでしょうか。ちゃんと調べてないので理解できてないですが、気になっています。レイヤ１の負荷を減らすためにレイヤ２上で様々なモノが動く様な方向で進んでいますが、レイヤ１でのやりとりが減れば、そもそもレイヤ１が動かなくなるのでは？というのは不勉強な人間がぶち当たる疑問ですが、そんな課題はすでに議論されているような気もするので、その解決策がどうなっているのか気になります。

今回はこのくらいで。まだ気になる話題はあるので次回も引き続きコメントしていきたいと思います。