日銀の植田総裁の発言で円高が一気に崩れた！一日で5円も変動

この前、そろそろ円安は終わりかもしれないとつぶやきましたが、いきなりこんなに円高になるとは思っていませんでした。

NY為替：円急伸、一時141円71銭　日銀の早期政策変更の思惑強まる | 通貨 - 株探ニュース

日銀の植田総裁の発言が原因で、1日で５円も動いたようです。まるで暗号通貨のような変動ですね。暗号通貨はボラティリティが大きすぎて決済手段にはならないという意見もありますが、法定通貨だって似たようなものです。溜まっていた円高への思惑が総裁の発言で一気に崩れました。総裁の発言自体は意外ではなく、予想されていた内容だったようですが、それを国会で公に発言したことが大きかったのでしょう。

為替介入しないの？

短時間で５円ほど変動することは、かなり大きな変動ですよね。おそらく、政府は円安の反応ならば一気に為替を調整したかもしれません。しかし、円高になった今回の場合は何もしなかったようです。為替介入の報道はありませんし。１４４円台まで戻したので、あり得ると思うのですが、実際はどうだったのでしょうか。
いつも、急激な変動は好ましくないため、為替調整をすると言っているのは単なる言い訳で、本音はドルと円のレートを想定のレートにさせたいということではないかと思います。しかし、それを言うと完全に為替操作になってしまうので、言えないだけでしょう。公的機関は嘘も言うものですから、そういうものなのでしょう。
この円高への変動を利用して、為替調整のためにドルを買っておくのも一つの手かもしれませんが、やらないのでしょうかね。そうすれば、将来的に円安が来ても、為替調整のためのドル資産を保持しておくことができます。日本の経済成長率がアメリカ並みにならない限り、円の価値は下がり続けるしかないと思われるので、為替調整のための資金を貯めておくことは悪いことではないと思います。それを考えるのは私だけでしょうかね。

今日は想定よりも為替が動いたので、ちょっとコメントしました。