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結婚だけが女の幸せなわけがないと言ってくれ

こんばんは。久々にピーカンに晴れましたがいかがお過ごしでしたか。洗濯物干した?えらい。デート行った?マスクしてたらえらい。

わたしはうん月ぶりに映画館で映画観てきました。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』てやつです。イケてた。

イケポイント:

・原作に忠実かつ初見でも理解できるようによく練られたプロット

・映像作品が持つ視覚的強みもある(例;美しいドレス、激昂し、狼狽し、歓喜する人間の表情、執筆風景、活版印刷風景など)

・当時のステレオタイプ「結婚=女の幸せ」への疑問符が強く、美しく、丁寧に一貫して描かれる

(原作及び前映像化作品ではこれが最後に崩れるというか揺らぐのでこっちのがわたしは好き)

・ティモシーシャラメの退廃的かつ圧倒的な美貌彼が映るたびにドキドキしました。あのほとばしるパウダリーな色気はなに???絶対にいつかドリアングレイ役をやってください。傾国顔。

とこのようにエンドロールで頭の中を整理していた時、濃く浮かんできた気持ちがふたつありました。

1) 絶対に自分の名前の入った本を出版するぞ

2) 「結婚だけが女の幸せじゃない」と言うてくれてありがとう

1についてはえらい急やなと思われるかもしれませんが、私の夢は自分の言葉を、書き言葉、つまり印刷媒体の形で後世に残すことです。

なぜか?生き続けたいから。

強欲〜!!!!!!!!!!!!!!

私は心身二元論支持者であり、肉体にいつか終わりが来ても、魂はこの世に残ると信じています。

どこに残るのか?

”ことば”が、その媒体になり得ると考えているのです。考えてみてください。何百年も前に書かれた作品が、何度も、そして何カ国語にも翻訳され、現代を生きる私達の手元にあります。

ひとたびページを開けば、まるで目の前で語られているかのような臨場感や、没入感を味わうこともできる。

その根源は、魂以外の何物でもないのではないかと思っています。

アンパンマン(厳密に言えばカレーパンマンパートですが)も「何のために生まれて…わからないまま終わる そんなのは嫌だ!」と言っているように、せっかく人間の形で生まれてきたし、言葉を遺して、あ〜こんなおもろい女がおったんやな、と何百年後かのネオギャルに思われたい。

自己愛の最高の形としての野望です。

さて、2の結婚云々の話ですが、夢語ってたらちょっと熱が覚めてきたので軽く。

喜劇(コメディ)のマナーとされる「結婚エンディング」に賛同できない派なので、今作の終わり方は少し形が違って好きでした。

性別問わず、結婚という行動だけで永遠の幸せが保証されるわけがないし、「いつまでも幸せに暮らしました」にはその他諸々色んな双方の努力がいるでしょうよ。と考えていました。

もっと言えば、結婚だけが幸せのゴールであるはずもないと。

まっだまだ若造だし、もしかしてこれから先衝撃的な出会いを果たして旦那さんしゅきぴ記事を書いたりするのかもしれませんが、今(2020/7/19)の私としては私の人生における必須条件ちゃうよ、と思っています。

自分の幸福の理由を必ずしも他人に求める必要はないやろね。

今日もお疲れ様でした。




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