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ご冥福をお祈りします

能登半島地震は多くの犠牲者が出ましたね。
こういう時ほど「うちの創作子が本当に存在していればなぁ」と思う時はありません。

自分の生活もままならないし、せめて体が強ければボランティアに行くし、寒さを和らげる知識だって使えるのに、私はそんなことも出来ません。
東日本大震災の時みたいに「話して。なんでもいい。一緒にいてくれればそれでいいから」という人が居るなら、ネットからでも支えたいと思いますが。

せめて歌や祈りだけでもと

スピリチュアルというか、キリスト教ぽくなりますが
「いつの日にかまた会えたら」は
エデンの話をしているのかもしれませんね。
私も小さかったので明瞭には覚えていませんが
老いず。苦しみなく。病魔から解き放たれ。みなが幸せに暮らせる。キリスト教でいうところの天国ですね。
うちは母が身体障害(治療できない、最終的に死ぬ)だったので、エデンに行くことで私ともまた会えるねと言っていたのを覚えています。
幼い子を遺して死んでいくのはあんまりだという、母心だったのでしょう。

死した魂は、行く場所が分からない。
祈り、歌、献花、そんな故人を想い愛する気持ちが、故人を悪霊にしづらくして、あちらへ旅立てるようにしてくれます。

私は、でしかないのですが
献花はいつもスターチスを入れます。
祖母の時も、祖父の時も、愛猫の時も。
まだ存命の父母に何かを贈る時も。
『変わらぬ愛』を、捧げて。

祖父の時は間に合わないかと思いましたが、取っていい花と、それ以外(そもそも花で埋め尽くされる葬儀)があって、それ以外のとこにスターチスがあったので、葬儀屋さんに頼んで取っていただきました。

故人は、あちらへ何も持って行けません。
けれど、気持ちというものは、物体ではないから持って行けます。

魂ひとつひとつに
人ひとりひとりに
冥福を祈る愛を。

どうか、迷わないように。

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