note_カメルーン送金対応

【月次のご報告】カメルーン・ファンドにおける国外送金手続きにつきまして(2019年11月)

掲題の件につきまして、2019年11月における経過のご報告をさせて頂きます。

P2P送金等につきまして

現在、2社のP2P送金(または類似の仕組みを用いての送金)事業者とサービス利用に関わる確認を行っており、事業者の「①信頼性」および「②AML/CFT(アンチマネーローンダリング/テロ資金供与防止)」に関する態勢整備状況についての確認を行っていますが、両社とも、上記の2点について一定以上の信頼性がもてる可能性がでてきています。

当社では時間削減の観点から、上記2点の確認を進めると同時に取引開始準備も並行して行っており、今後、上記2点について問題がないと判断を行った場合は、ただちに送金作業を開始いたします。

中堅事業者の海外送金サービスであり、慎重を期す主旨で、送金は一括ではなく小分けでの実施を想定しており、送金開始から全額の送金完了まで、一定のお時間を頂く可能性がございます。

新規の銀行口座開設につきまして

上記送金サービスを利用した海外送金を行える場合は、時間削減の観点からOvambaグループ内での海外送金を実行するオペレーションを予定していますが、上記に時間がかかってしまう、またはなんらかの障壁がでてきて実行が難しくなってしまう場合に備え、当社では引き続きOvambaグループから当社グループにカメルーン現地で滞留している資金の所有権を移転するための手続きも進めています。

以前ご報告をさせて頂いた在カメルーン外国銀行への銀行口座開設手続きが難航してしまっているため、現在、新たに別の在カメルーン外国銀行への銀行口座開設手続きを開始いたしました。

お客様からのご要望の点につきまして

お客様から、当報告書に関して「ガントチャートを用いるなどして進捗管理を可視化してほしい」、「進捗管理の予定と実績の乖離、乖離がある場合はそのボトルネックを可視化してほしい」とのご要望を複数頂いております。

当社内でも本案件をお客様に定期的にご報告を行うにあたっては、正確性と分かりやすさの両方を追求していくべき、という姿勢で対応させていただいておりますが、低所得国における各施策の予見可能性の低さや毎月施策に次々変更を加えている現状から、上記を現時点で行えておりません。

上記ご報告の通り、現時点では可能性の一番高い、P2P送金等を利用した海外送金の実行に全力を尽くして参りますので、引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

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