気が遠くなるような話

最近永久保貴一さんの、
お坊さんが主人公のマンガを読んでいる。

密教のお坊さんが、
密教の色々なしきたりなどについて、
解説するようなマンガなのだが、
僕にとっては色々と
「目からウロコ」的な内容のマンガだ。

その中で「先祖祀り」的な内容の
部分があるのだが、うちは、
父親が無神論、母親がキリスト教徒で、
僕は宗教大嫌いという家族なので、
当然うちには仏壇などないし、
子供の頃から「仏壇に手を合わせる」的な行為とは、
一切縁がなく過ごしてきた。

ところがこのマンガでは、
「先祖祀り」を怠ったため、
一家離散したり、子供がひきこもりになったり、
病気になったり、自殺したり・・・
というようなエピソードが頻繁に出てくる。

うちの場合は、母方のひいおばあちゃんが、
僕を気に入ってくれている、
というような情報をきっかけに、
なんとか母方のお墓参りまではできたが、
父方に関しては、母親の依怙地な悪意から、
鹿児島の僻地のお墓に、
代々祀られていたような一族なのに、
おじいちゃんとおばあちゃんは、
福岡のキリスト教の集合墓地に
無理矢理入れられている。

もしも死んだ後にも魂が存在し続けるのなら、
さぞや無念なことだろうとは想像がつく。

そのような嫁を受け入れたことが、運の尽きというか、自業自得という考え方もできるのかもしれないが・・・

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