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夜道にあった電話BOX

小学校からの幼馴染のあっちゃんと2人でいると
ただただ流れる時間を空の下で過ごしていた
子供の頃みたいな感覚になる

それは私が遠ざけていた事でもあって
気がつかないようにしてた事に
気がつかれないようにしてた事でもあって。

静かな夜道にあった電話BOXの中から
声が聴こえて
「あたわっているものに気が付かずにそのままでいようとしたら、失ってしまうよ」
って。

そしたら、回転寿司のレールが頭の中に見えて来て、目の前を通り過ぎたお皿を誰かが取ったとしても「それ私の!」なんて通用しないし、「あれと同じのください!」って言っても「あれで最後だったんだよ」って言われたとしたらものすごく後悔する図が浮かんで。

人生って過去の事をどんなに思ってもどうにもならないんだなぁ。って一旦凹んでみたりしてたら、長年の友から「人生に遅いという時はない」ってメッセージが届いてて、別の友からは、「残された人生の中で今が1番若い」と言われて、みんな良い言葉を持っているなぁって温かな気持ち。

こんなに心揺さぶられたのはいつぶり?

くりえ。

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