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本業を続けながら起業に挑戦!先輩ファウンダーによるぶっちゃけトークセッション


先日4/15(木)、「本業を続けながら新しいビジネスをつくろう!|STARTUP STUDIO by Creww Batch3」のオンライン説明会を開催しました!

説明会の様子は、以下youtubeよりご覧頂けます!


エントリーについては、下記からご確認くださいね!


最終選考〜デモデイまでプロジェクトを推進されたファウンダーをお招きし、「どうして参加したの?」「未経験でも大丈夫だった?」「プログラム中大変だったことは?」「仲間集めのポイントは?」などなど、、ぶっちゃけ話をたくさん伺いました!

本当に中身の濃い30分となり、ファウンダー目線で色んな話を聞けたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!


***今回お話をしてくださったファウンダーのまちださんとさとうさん***

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・・・


どうしてSTARTUP STUDIO by Crewwに参加したの?


ー元々インキュベーションプログラムに参加しなくても、自分で事業を興したい、という気持ちはあったのでしょうか。


さとう氏:将来的にはって感じでしたね。今すぐにやろうと思っていた訳ではありませんでした。ちょうど留学から戻ってきたばかりでしたので、一度は社会にでて働いてみようと就職活動をしていました。

ですが、就職活動している際に周り人から「自分で事業つくっちゃいなよ」って言われまくりまして。日本が嫌いになりかけているところに(笑)STARTUP STUDIO by Crewwの広告を締切2日前くらいに見ました。

その時コロナでなかなか動けない頃でもあり、何が正しいかわからなった時でしたが、一歩踏み出してみよう!やれることをやってみようと思い応募しました。


ー日本が嫌いにまで・・・まちださんはいかがですか。


まちだ氏:私は理由が二つありまして、一つ目は自分自身が抱えていた課題を解決したい、二つ目は打算的に自分自身のキャリアを「新規事業開発」にチェンジしていきたいと考えていました。

現在、社会人4年目で3年間ずっと財務としてキャリアを築いてきたのですが、どこかでキャリアチェンジしたいと思ってもなかなか取っ掛かりが見えませんでした。

未経験からでも想いをひろってもらえて、新規事業に挑戦させてもらえるSTARTUP STUDIO by Crewwがあるというのを、私もちょうど2日前くらいに広告で見まして(笑)これはやるしかないだろうと、ドキドキしながら応募しました。

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(お二方とも二日前に急いで応募してくださったのですね…!)



ーまちださんは今まで個人的に事業開発に取り組まれていたようですが、どうしてSTARTUP STUDIO by Crewwのインキュベーションに参加しようと思ったのでしょうか。


まちだ氏本業を続けながら自分で好きにやっていいよっていうプログラムはあんまりないんじゃないですかね。


さとう氏:私もそう思います。


まちだ氏:自分が挑戦していたのは、妻と一緒にこんなサービスあったらいいねって言いながらちょっと動画つくっていた程度で、本当に未経験に近い状況でした。

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チームアップ〜チームマネジメントのポイントは?


ースタートアップが成功しない要因の一つでもある、「適切なチームではなかった」。「仲間」という点は非常に重要で、また本プログラムは報酬が出る訳でもなくプロボノといった形で進めるので、特に難しかったと思います。どのように熱量の高いメンバーを集めましたか。また、どのような観点で集めたかもあれば教えてください。


さとう氏:私たちはイヤホンをつくるプロジェクトだったので、メカの部分をつくるエンジニアの方が一番必要でした。

仲間集めに関しては、STARTUP STUDIO by Crewwのサイトに掲載し募集をかけていただいたので、そこから応募いただきました。

その方が来なかったら形にもならなかったし、かなり難航したかと思いますが結果的に応募がきてよかったです。ですが、あとから知ったのですが、私たちのチームは他のチームに比べてあんまり応募がきてなかったらしくて…ちょっとコアな雰囲気をだしていたので来づらかったのかなと(笑)

まちだ氏:確かにEARMINDさん、異色でしたよね(笑)


ーCareer toさんはどんな感じで集めましたか?


まちだ氏:Career toはHR領域ということもあり、キャリア関係で同じ課題感を持っている方も多いのか、有難いことに多くの方から応募頂きました。

チームアップに関しては、私の考えですが事業開発的な人はあんまり多くない方がいいと思い、課題意識を強くもってくれているエンジニア一人と、自分が頼れるアドバイザー二人程度で最初は少数でスタートしました。結果的に、スピード感をもってサービス開発ができたので良かったと思います。


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STARTUP STUDIO by Crewwに参加してよかった点


まちだ氏:これはよかったことしかないですね…本当に1年間思い出すと涙が出てきちゃうくらい感傷的な気持ちになります。

やっぱり未経験から想いをひろってくる、私みたいなやりたい気持ちはあるんだけど、経歴的にどうすればいいんだろうみたいな人には絶対ハマると思います。

ノーリスクでアップサイドを狙ってチャレンジできる、とにかく挑戦したい人にとっては絶対やったほうがいいプログラムです。


さとう氏:私もまちださんと同じで本当にやらない意味がない、やらないでどうするって思うくらいたくさんのことを学びました。

元々私は美術大学をでて、今までビジネスサイドにいたことがなかった人間で、ビジネスについての知識はゼロに近く、本当に何もわからない状況でした。

本当に最初は「みんな横文字のカタカナばっかり発してんな〜」くらいで(笑)言葉の意味から調べたりしていました。

もちろんモノづくりもしたい、でもビジネスとしても考えなくちゃいけない、といったバランスの中で事務局の方に「こんなやり方があるよ」とビジネス視点で様々なことを教えもらい、ビジネスの動きを知ることでこんな私でも、アイデアベースから最終的に法人化するところまでくることができました。


まちだ氏:1年前の自分って財務がちょっとできる、ただの3年目だったんですけど、今の自分は(サービス自体の成功したかどうかみたいなところは別途と考えたとしても)新規事業を一通り型を身につけて、次何かトライしたいなって思った時に、立ち上げ〜検証、形にするというところまではできるんだろうなって自信がついています。その点は本当に良かったと思います。

あと他のインキュベーションプログラムや、社内で推進されている社内ベンチャーと違って、結構ファウンダーの好きにやっていいよって任せてくれたところはありがたいなと感じております。


さとう氏:それは私も本当に同感です。


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​(基本はオンラインで進めるので、先日のデモデイでファウンダー同士も初めましてでした!)


プログラム中大変だったことは?


ーでは逆に大変だったこと、失敗したことがあれば教えてください!


さとう氏:私は本業というよりかは、海外のファッションコンペとSTARTUP STUDIOの最終審査の時期がかぶっており、限られた時間の中でどう乗り切るかが結構大変でした。

もちろん寝る時間は削られますし、最終的には「どれだけ達成させたいか」という気合いだけだと思います。

あとは皆さんも本業ありきで進めるとしたら、平日夜や週末に動く方が多いと思うのですが、事務局の方が夜でもすごい速さでslackのレスポンスが返ってくるので(笑)夜だから、土日だからといった理由で進めるのが大変だと思ったことはないですね。


まちだ氏:Career toは、メンバー全員比較的モチベーション高く取り組んでいたので大変だったことはあんまりなかったですね…反省点はたくさんあるんですけど、一つはキャッシュポイントを強く意識しないと、なかなか事業性が見えてこないというのは実際やってみてすごく感じました。

また、佐藤さんも話してましたが、やっぱり本業ありきで進めると夜や土日に稼働するので、私は妻に「いつ私の相手をしてくれるんだ」と言われましたね(笑)

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(本業をやりながら事業創出に挑戦するので、それなりの時間が削られる覚悟は必要です)


・・・参加者からの質問①・・・

選考の中で大変だった課題はなんですか?そしてそれをどうやって乗り越えましたか?


まちだ氏:Career toは割と最初の半年間くらいはスピーディーに進んでいたのであまり大変だった課題はなかったですね…課題というよりかは、途中入っていただいたデザイナーの方がいなくなってしまう事件が起きました。

プロボノだからこそあることですね。労働契約とかもないので…

そこをどう穴埋めするか、デザインにおとして価値をどのように訴求できるか考えるのは一つ大変だったことですね。


さとう氏:第二次審査と最終審査のKPIは、単純に数として成果が必要でしたので、ものづくりプロジェクトはサンプルをつくる必要があるので結構ヘビーでした。

ユーザーの課題検証のところでは、実際にポップアップといった形をとってそこでユーザーからの具体的な声を集めました。


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(▲EARMIND 東急プラザ表参道原宿でのPOP UPイベントの様子)


・・・参加者からの質問②・・・

チームで意見があわなくなってデモチベートしたことはありましたか?


まちだ氏:そうですね…時にはメンバーと事業の方向性で食い違いが発生する時はありましたが、あくまでもリーンスタートアップのやり方で「顧客は何を考えているのか・ユーザーが何を求めているのか」という点をぶらさないようにしました。

なので意見があわなかったとしても、同じ方向を向いて頑張って行けたのかなと思います。

その点では、メンバーを選定する時も大切かと思います。「本当にモチベーション高くやってくれるか?」という点と、私の場合は「スーパープロフェッショナルでツンツンしてる人よりかは、協調性をもって参画してくれるか」といった点で見ていたので、自分自身のポリシーをもっているといいかもしれません。



エントリー・参加検討している方への一言お願いします!


さとう氏事業を始めたい人にとっては、本当にやらない理由がないと思います!まず、行動しないと始まらないので、その先のことは通ってから考えればいいと思います!笑

まちだ氏:本当にノーリスクでアップサイドを狙える機会です。もし起業や譲渡まで行った場合は、それほどのリターンってないと思いますし、もしうまくいかなかったとしても、自分自身に新規事業を一通りまわしたっていう経験が得られます。そんな貴重な機会をノーリスクで経験できることってなかなかないと思うので、飛び込まない理由はないんじゃないでしょうか。​


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第三期目となるBatch3の事業アイデアエントリーは、4/30(金)までとなっています!

自分のアイデアを世に広めたい、解決したい課題がある、次のアタリマエを創りたい方など…ぜひ一緒にあなたのアイデアを実現しませんか。皆様からのエントリー、お待ちしております!



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Q&A

当日事務局側宛にきていたQ&Aを下記にまとめております!


Q1
エントリーシート内にある、「どのようなマネタイズプランがありますか?」の部分がかなりハードルがあると感じています。何かポイントはありますでしょうか。

A:回答
マネタイズに関して、一番重要なのは当初の時点で仮説をもっていることです。「AとBのマネタイズプランがあります、それをどういう風に検証していくか」という仮説をもっているかが重要です。
仮説がない!プロダクトをつくってマネタイズ考えます!だと、基本的にはプログラムの出口になるような、事業会社で新規事業推進・法人設立・資金調達の際に結局躓くことになります。もちろん、ユーザーの声を聞きながらマネタイズプランが変わることは大いにありますが、当初の時点で一番マネタイズ可能性が高いと思う点を書いて頂けると非常に良いです。

Q2
オンラインサロンが流行りのようですが、同じような志ある人が集まりネットワークを作れるような場や、この指止まれ式のシステムはありますか。あるいはマッチングシステムなどありますか。

A:回答
先日当社がTOMOSHIBIという仲間集めプラットフォーム事業譲受をしましたのでそちらが近いサービスになります。現在、システム統合に伴い、サービスの新規利用を停止しておりますが、5月中に再開予定となります!


Q3
リーンスタートアップのサイクルを回すための資金などは相談できますか?

A:回答
恐れ入りますが、資金提供の具体的な支援はございません。
基本的なインターネットビジネスの場合、事業初期で主にかかる費用は人件費がメインになりますが、本プログラムではプロボノでの参加になるため、大きな費用を発生させずに検証を進めるやり方を推奨しております。


Q4
プログラムの各パートにおいて、どの程度作り込む必要がありますか?
MVPやPoC段階ではノーコードや無料ツールなどで対応することも可能でしょうか。そのあたりの基準によってチーム組成の条件も変わってくると思うのですが。。。

A:回答
事業性を検証できる最低限のものなので事業アイデアによりケースバイケースになります。
もちろんノーコードや無料ツールでの対応は全く問題ございませんし、事務局としても推奨しております。
Earmindの場合はハードウェアのプロジェクトでしたのでプロトタイプ制作が必須だったため、それを見越してメンバー集めを行っていました。


Q5
残念ながら採択されなかった場合、事業アイデアがパクられたりはしないでしょうか?。。。

A:回答
もちろんアイデアのパクリは行いません。
しかしながらアイデアに対する権利関係を契約で保護することが難しいため、ご心配な場合にはしっかりとご検討いただいた上でエントリーいただければと存じます。
リーンスタートアップの進め方の特徴として、アイデアフェーズから共感者を増やして初期から検証を進めていくモデルのため、そちらが前提になっているものとしてご理解ください。
利用規約上はファウンダーの成果物はファウンダーおよびチームメンバーに帰属されるものとしております。


Q6
勉強会のコミットについて、教えてください!チームで走りだしているのですが、メンバーに海外在住の方がいます。時差もあり、参加は任意という認識で良いのでしょうか?

A:回答
もちろん問題ありません!
Batch2でも海外メンバーが複数いるプロジェクトがありました!


Q7
ITスキルがあまりなくても参加できますか?

A:回答
もちろんです。
ITスキルのあるメンバーを集めることで補完関係を築くことを意識してください!

よろしければサポートお願いします!!社会を変えていきましょう!!