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「皇帝」(1964年)

非常にシンプルな楽譜を参考に演奏したのだが、ピアソラの音源を聴くと、彼らしいアドリブと装飾音符の嵐ではないか…と驚いた。
なんだ、こんな風にやってもいいんだとアレンジの参考になった。
また、この時期のピアソラは新八重奏団であり、打楽器もあればフルートもいる編成でチェロ・コントラバスとベースラインも厚い。楽曲自体が「実験的」な構成になっているが、今回のアレンジではフルートとファゴットをどう開離させるか(高音域と低音域の幅を広げられるか)を考えた。ロマンティック(ロマン派風に)楽譜を読むと「泣き」の音楽のようだが、ピアソラの演奏を聴いて、実際はもっと弾きこむ、吹き込むような音楽だということがわかった。

2020年4月28日火曜日
『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ
バンドマスター ぴかりん(久保田 ひかり)

【毎日ピアソラに挑戦】
毎日ピアソラの楽曲を勉強していきます。
わたしたち『クレモナ』でできる編成で、出せる知恵を使ってアレンジ・演奏をしていきます。
ぜひご意見・ご感想お待ちしております。


【『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ】


アストル・ピアソラの生み出した『モダン・タンゴ』を専門とする20代女子4人組の木管四重奏団です。
四重奏を中心にトリオやデュオ、ソロでも、新しいクラシック音楽の時代をクリエイションしたいと力を合わせて猛突進中です。

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