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セルフライナーノーツという名のなんか

音楽全くわからない、語彙力、理解力皆無ですが楽しそうなのでなんかやってみました。解釈が違ってたりするかもしれませんが大目に温かい目で見ていただけると嬉しいです。

1,料理

洗濯と選択、やっぱり横にはツマ、箸の持ち方で真ん中がわかる、、、いや〜尾崎さんの言葉遊びが過ぎる。掛け言葉が最高に刺さる。尾崎さんは言葉の料理がとにかく上手いんだから。ハンバーグをおぞましい塊だなんてどうやったら思いつくんだろう。私にはハンバーグは幸せと肉汁の塊だ。これもひき肉だから皮肉っぽく言ってるのか。じっくりコトコト問い詰めるって字体とは裏腹に怖すぎるよ。涙はしょっぱい、子供の頃によく飲んでたな〜。

2,ポリコ

冒頭のベースかっこよすぎて余韻に浸りたいところだけども、便所だとか糞ガキだとか文字だけだと「汚ねぇな」ってなる言葉使ってるのに音が良すぎる。そしてそのバランスが最高に気持ちいい。言葉に対しての音のハマり方が良いのか、音にハマる言葉の選び方が良いのか、どちらに始まったことでは無いけれどとにかく良いなあ。
糞ガキの後にパリコレって言葉持ってくるあたりも痺れる。ポリコって音の響きも雰囲気も可愛くて、でも中身は欲にまみれて汚れてる。社会で猫かぶって生きていくうちに自分の気持ちとは裏腹に自身も汚れていってしまう過程をみてるみたいだった。
自分で言うのもなんですが私、大人しい八方美人で通ってて、猫かぶりで大声なんて性に合わないし、普段は汚い言葉なんて下品で使えないんですよね〜。
でもこの曲の中でだけなら言える。さぁ、全国の八方美人、普段の鬱憤を吐き出せ歌おう。「便所の落書き!糞ガキ!まるでパリ〜コレ、ファッションで語る、馬鹿野郎!って何これ〜!」私は普段の鬱憤を晴らしてくれる歌を見つけました。合法で言える世界線をありがとう。


3,二人の間 

クリープ×ダイアンのコラボなんか見れると思ってなかったし合うのかな?って思ってたけどしっかり合わせてきてダイアンの味がしっかり染みた曲。「ま」って言葉がいっぱい出てきた気がしたので数えてみると全部で"36回"出てきてましたね。まぁ、数えたところで意味は無いんですが。これが多いのか少ないのかはまぁなんかそのちょっとあの言葉にならないそんな感じです。もちろんこれからも喋りますよ。


4,四季

そうだよ、毎日心と体は年中無休なんだからそりゃ疲れるよな〜疲れた時と間違えた時気持ちはしょうがねーで済ましちゃおう。
そしたらだいぶ生きるのが楽になる気がするな。「謝ってばっかりでごめんね」って実際何回も言ったことある。ところでずっと疑問に思ってた少しエロい春の思い出とはどんなんだろうか、、、そんなことよりふとんみたいな関係って表し方が的確過ぎる、「叩かれて干されてもまた包んで」そんな関係が良いな。羨ましい。
最初聴いた時はいい意味でずっと前からあったみたいな曲だと思った。
だけど意味もないのに泣いてるから大人になって涙もろくなったんだろうか、きっと最近の曲だなぁ。

5,愛す

傷つけるの冒頭にも出てきた愛しのブスがタイトルになって帰ってきた。
好きな子はいじめたくなるっていう小学生男子のジンクスみたいなことかな?
いや、男は思ってるよりもずっと子どもで心はみんな中学生みたいなもんだよって声が聞こえてきそうな曲だけどもちゃんと言葉にしてくれないと分かんないから歌にしてくれるのはありがたい。小学生の時に男の子にいじめられたのは好かれてたってことかって立ち直っちゃいましたよー。はい。思い出話は置いといて、素直になれないねじれた恋心を歌ってるというのは分かったけど単にそれだけとは言えないような歌。色んな意味でよく分からない感じがこの歌の主人公の複雑な気持ちを表してるみたい。

6,しょうもな

何やっても絶対しょうもないってならないバンドが歌うしょうもなってそれだけでもうお腹いっぱい。 しょうもないの否もう良し。
徐々にギアあげてきてサビで最高時速になる疾走感がたまらない!
またまた尾崎さんの言葉遊びが炸裂してる。まさか逆さまの手があったとは。空にキラキラお星さまとか神様、世間様とか無駄に綺麗な言葉使って皮肉っぽくいうのが好き。私も言葉遊びで逆さ言葉したくなったので挑戦!
『嘘みたいで痛みそう。
ま、まだ居なって繋いだまま。
「感じんし」とかいったし、下追加とか新人か。』
挑戦したは良いもののなんか汚くて収集がつかなくなっちゃいそうですね、、、。言葉に罪はないのに遊び慣れてないと出来ない大人の遊びだったのかも。やはり言葉遊びは尾崎さんじゃなきゃダメですね。


7,一生に一度愛してるよ

よくぞこの気持ちを的確に表してくれました!バンドって初期は自分達にしか無いものをって意気込むんだけどファンが付いてくると番人受けする=売れる曲に走りがち。「なんか、変わっちゃったな」って思ったら最後。あんなに好きだったのに冷める時は一瞬なんです。好きになった理由は変わってほしく無いけどちゃんと女としてみて時間が経ってもドキドキさせて欲しい。そんな女心を曲にして分かった気持ちになってたら痛い目みるからね。ほんとわがままな彼女でごめんね。って、彼女目線で語りたくなっちゃいました。ほんとすみません。


8,ニガツノナミダ

タイトルで想像してた曲調じゃなくていきなり始まったからいい意味で裏切られた曲!
チョコ渡せなくてって可愛すぎやん。萌える。やけ泣きしながら〜と逆ギレしながら〜から音が変わるとこが好きです。
2月なのに2分ぐらいしかなくてすぐ終わっちゃう曲だったなぁ。寒いのに締切に抱きしめられて制約にくるまって眠るんだから寒いよな。

9,ナイトオンザプラネット

まずセリフ調の歌詞があるのが最高です。私の中ではセリフ調=カラオケで歌うと必ず失敗する曲、なんですが、、、。そんなことは置いといて後ろでずっと鳴ってるうぃんうぃーんとかぱぱぱぱぱぱみたいなまたまたちょっと不思議な音が良い感じに働いてて癖になる。この歌の中で時間と共に人が成長していく過程が分かるようになってるのが凄い。
「愛とヘイトバイト」が料理の「愛と平和」と掛けてるのかななんて深読みしちゃったり。
「ブラは外すけどアレはつけるから全部預けて」って全部説明しちゃうところが初々しくて可愛すぎる。
「命より大切な子供と」ってスラっと言えちゃうあたり、尾崎さん流石だなって思わされる。
あの頃と同じままなら今も子供いなかっただろうし字幕のままだったしってほんとに巻き戻して思い出してるみたいに錯覚してしまう。
歳をとると時間が早く感じるって言うけど本当にその通りだなぁとしみじみ感じます。


10,しらす

しらすだ?もうタイトルからカオナシ臭漂うじゃん。カオナシさんの曲が好きだからすごく楽しみでした。小さな神社で行われる伝統の祭りの儀式が始まるみたいな曲だなっていうのが第一印象。日本昔ばなしのオープニングで流れてきても違和感ないやつだ。生き物を活かしてくるこの感じ、、、やはりカオナシは裏切らない、想像を超えてくる。見事やってくれたな、という一言に尽きる。個人的にツボなのは「僕に流れる天の川」というところで、ちゃんと生きてる、生きもの、って感じがしてなんか分からない奥ゆかしいエロさを感じた。全くエロを意識してないところが逆に良いエロさを醸し出している。これは生きものにしか無いエロさと言うべきか。あえて例えるなら本が好きな女の子が美味しいご飯食べてテンション上がって少し早口で喋る時とか。うーん、例えたは良いものの語彙力がなくて例えになっていない。
曲の中にちゃんとした日本の童謡、民謡みたいな雰囲気がある、人間っていいなおとなver.みたいな。人間っていいなの主人公は実はしらすだったのか、、、?

11,なんか出てきちゃってる

「え、なんだろ、なにが出てきちゃったんだろう。」っていう最初の不安感、もやもや感は最後まで消えない。
尾崎さんの声なんかいつもに増してイケボじゃないか、、、いやいやこれってイケボだとセリフ入ってこないんだよ。集中、集中。
いや、尾崎さんの出すって言葉があっちにしか聞こえない私はこの曲のセルフライナーノーツは書けないかも。「せーの っていったらだよ?あー引っかからなかった。」ってとこ好きだな、所々お茶目なところが可愛。
ここらへんで歌詞見たら「偶然ネジがゆるんじゃって」って言う言葉しか使われてないことに気付く。クリープハイプほどのバンドになると一文の言葉の繰り返しでここまで成り立つのか、、、。いつか1文字で歌とか本当に作りかねない、そんな勢いだな。

12,キケンナアソビ

さっきの不安感消えないままなんだけどその上これって。不安まだまだ募らせる気だなぁ。「それでも」の音とか不安定だし余計煽ってくる感じあるし。だけどこれぞ王道クリープって感じ。そういう点では安心するのかな。尾崎さん、言葉遊びの次はキケンナアソビにハマっちゃったのか〜。確かに馬鹿ってよく使ってるな、、、ってもう古いのか?

13,モノマネ

クリープの中でも上位にランクインする名曲。
何年もずっと一緒にいる友達と話してたら担任の先生に「なんか2人似てるね」って言われたことを思い出した。一緒にいると似てくるって本当にあるのかなっておもってたけどあるんだって思った瞬間だったな。って自分の思い出話がしたいんじゃないのに。ボーイズENDガールズとモノマネを交互に聴いてみる。前はあなたと離れてたから同じが良いって思ってて、今は一緒にいるから必然的に同じになるけど気持ちは同じにならないみたいで悲しくなる。
同じキーホルダーも増えてくし狭いのに一緒にお風呂入って、でもそれが幸せだし2人だからシャンプーもリンスも2倍の早さでなくなるよね、分かる。「もう無くなったね」とか言って笑って買いに行くのもまた幸せ。

14,幽霊失格

モノマネの次はこれですか〜。最高ですね。この曲とにかく好きなんです。アルバムに入れてくれてありがたい。
寝る前に繋いだ熱い手を、って歌詞。傷つけるを思い出した。自分のこと「負け犬」じゃないただの犬って「君は幽霊失格だ」なんて言って君のせいにしてるところが認める自信がなくて認められない自身を表してるみたい。犬は犬でも負け犬じゃないよってこと言いたいのかな。
私は本当に死んだ幽霊の歌だと思って聴いてる。日本だからゾンビじゃなくて幽霊だし、成仏。ちゃんと食べてる?って日本のお母さんみたいな優しさで幽霊だって怖がらないでこんなに寄り添う歌の優しさが好き。

15,こんなに悲しいのに腹が鳴る

一曲目の料理で出てきた歌詞を曲名にするという。粋なことするな。しかも幽霊失格の匂いも残ったままみたいな歌詞でとことん計算高い。
「二度漬け禁止」大阪人としては譲れないよなぁこれ。たまに大阪の要素がちょっと入ってるのが嬉しいな。ちょろいからそんなことでまた心鷲掴みにされてしまう。
あぁほんと側にいなくなった途端腹が鳴るんだから。悲しくて泣いても腹は鳴るし減るんだから。食べたい。健康体。
さあて腹が鳴ったのでまた料理でも食べましょうかな。 


その時の感情で書いていてなんか色々恥ずかしいので読み返していないので誤字脱字、おかしい日本語などなど沢山あるかもしれません。

ここに書いたセルフライナーノーツはあくまで個人の感想です。

#クリープハイプ

#ことばのおべんきょう


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