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一輪挿しを求めて

ちょっとした花束が欲しい時なんかに、素敵なお花屋さんがあるといいんですけど、ワタシが住んでいる町にはごく普通のお花屋さんしかありません。
この「素敵なお花屋さん」と「普通のお花屋さん」の違いは何か?というと、センスがあるかどうか、といったところでしょうか。

ただ、このセンスというのも美的感覚や感性のことを指すので、何を持って「センスが良い」「センスが悪い」というのかは難しいところではありますけどね。
とりあえず、ワタシのイメージでいう「普通のお花屋さん」はこういうので↓

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「素敵なお花屋さん」っていうのは、こんな感じ↓

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なんとなく、わかります?

「素敵なお花屋さん」っていうのは、店のつくりや並べられている花はもちろん、雑貨のチョイス、色味やディスプレイなんかが惚れ惚れする、花束やアレンジメントをセンスよく作ってくれそうな雰囲気が伝わってくる、っていうイメージなんですけどね。

花に限らずどのジャンルにも共通することですが、お店にある物のチョイスが自分の好みに合っていると、それが自分にとってのベストショップとなります。
でも、そういったストライクなお店っていうのはなかなか巡り合えないもので、駅近や国道沿いなど人通りが多い所ならともかく、ジジババが人口の大部分を占める小さい町なんかには出来っこないわけで、センスのあるお花屋さんの存在すら忘れているくらいのあきらめモード、になっていたわけです。

それが、車で数分の、となり町に、あったんですよ。
こんな素敵なお花屋さんが↓

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今の家に越して来て一番最初のクリスマスの日に、会社から帰って来たボスが「はい、クリスマスプレゼント」と言ってコレ↓をくれたんですね。

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「スゲ〜いいお花屋さん見つけた」と、買って来てくれたんです。
本命は、こういう↓ボックス入りのドライフラワーだったみたいなんですけど

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クリスマスの閉店間際だったからか、もう売り切れだったそうです。

こんなお花屋さんが近くにあるとは。
これは行ってみたい。

で、その後連れて行ってもらいましたよ。
とにかく、全てが好みでどストライクなものばかり。
リース

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アレンジ

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ドライフラワー

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このセンスで季節によっていろんなアレンジメントが楽しめるだなんて、うれし過ぎて震えます。

このお店の存在を知ってから、ちょいちょいお花を買っては部屋に飾っているんですけど、ここ最近はボスが「常に花を飾っていたい」と言い出しましてね。
この時期は生花だとあまり日持ちしないので、ドライフラワーにしようかと考えたんですが、雑貨店で見つけたプリザーブドフラワー(生花から水分を抜き、特殊な加工を施したもの)を試しに買ってみよう、となりました。

そんなこんなでいくつかゲットしたものの、「いろんなところにちょいちょい飾りたい」ってことで、今度は花瓶の数が足りないわけです。
で、「一輪挿しが欲しい」となりましてね。
どうせ買うなら、オーソドックスなタイプじゃない一風変わった感じのものが良いと、約1ヶ月かけてこれだけ集まりましたよ。

壁掛けタイプ

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波佐見焼

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有田焼

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白樺

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どんだけ買ってんだ?って感じですけど、全てボスのチョイスです。
一輪挿しのフォルムを活かしたかったので、花の数や差し具合を調整しましたが、バランスが難しかったですね(ボスはアレンジのセンスはイマイチなので、それはワタシがやりました)。

ちなみに、プリザーブドフラワーは直射日光が当たる場所を避けて、風通しの良い涼しい場所に置くと長持ちするそうです。
暑い時期はこれらを愛でて、楽しみたいと思います。




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