あなたは誰が良い?「自民党総裁選」

 8日告示、14日投開票の自民党総裁選は、石破元地方創生大臣・岸田政調会長・菅官房長官の3名で争われることとなりそうですね。

 8月30日に共同通信が公表した世論調査では石破氏が34%でトップ。9月3日に朝日新聞が公表した世論調査では菅氏が38%でトップでした。


 対して岸田氏への支持は一桁台に留まったことから、国民の中では石破氏と菅氏が有力候補というのが大方の見方なのでしょう。

 しかしここで別の調査に目を向けてみましょう。Yahoo!ニュースの「みんなの意見」に開設された「次期自民党総裁、ふさわしいと思うのは?」と題されたアンケートでは、先述した3名に加えて河野防衛大臣他4名の議員が選択肢にありました。

 アンケート調査の結果、石破氏は約15%、菅氏は約12%の支持しかなく、トップは別の人でした。それは河野氏です。

 河野氏は約62%の圧倒的支持を受けました。なぜこのような結果になったのか。それは調査に協力した年齢層に偏りがあったからではないでしょうか。

 2019年のYahoo!ニュースの年代別利用者は、20代以下が13%、30代が22%、40代が29%、50代が21%、60代15%となっていたことから、過半数近い30代~40代が、アンケート調査の中で大きな影響を与えているのは間違いないでしょう。

 一方で共同通信や朝日新聞が行った世論調査は多くの場合、データに偏りが出ないようにランダムに固定電話にかけ、かけた世帯の対象者から調査相手を選ぶ「RDD」方式が採られています。

 今や固定電話の保有率は7割まで低下しています。20代~30代の保有率もそれぞれ5%・30%となっていることからも、仮にランダムに調査を行っていたとしても、調査参加者の平均年齢は高くなる傾向にあると考えられます。

 別のアンケート調査にも目を向けてみましょう。SNSアプリTwitterでは、あらゆるユーザーが総裁選候補者の誰を指示するかというアンケートを行っていました。しかしユーザーごとに投票数にばらつきがあるためここでは割愛します。気になる方は「総裁選 アンケート」などで検索してもらうと、あらゆるアンケート結果を見ていただくことができると思います。

 総裁選の投票自体は自民党所属の全国会議員+各都道府県代表の議員3名によって行われ、民意を反映した結果が得られにくいことが予想されます。しかし私たち国民はいまやSNSツールの普及によって情報発信を自由に行うことができます。

 ですのでこの記事を読んでいるあなたにお願いがあります。今の政治に関心がなかったとしても、今回の総裁選で誰が総理大臣になってほしいのかを、漠然とした理由でもいいので発信してほしいのです。ぜひこの記事を読み終わってから、SNSで発信してみてください。皆さんの意見が日本の今後に影響を及ぼすことを、政治家の皆さんに示す必要があります。

 例としてここで私は発表しておきます。今回の自民党総裁選に出馬される候補者の中で、私は菅義偉氏を支持します。(理由は後日…)
次の記事もお楽しみに。

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