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#推薦図書

#書いてつながろう

外出自粛でなかなか外に出られず、たくさんの暗い情報で頭がいっぱいいっぱい。

こんな状況だけど、みんなで「書く」ことでつながったり、楽しい習慣になったらいいな。

そんな企画に賛同したメンバーで、毎週テーマに沿って投稿しています。
参加したい方がいましたらコメント欄にてご連絡ください。

今週のテーマは「 #推薦図書 」です。

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わたしの本。

お菓子づくりの始まりの一冊。


小学1年生、たしか冬くらい。

母と型抜きクッキーを作った。
たしか31ページくらいに載ってる。
アルミでできた型やポケモンのクッキー型(初期のポケモンが大流行していた)で、レシピのとおり母が材料をまぜて、一緒に型を抜いた。
味は至ってふつうなオーソドックスなクッキーだったと思う。

母は会社勤めをしていてフルタイム、土曜は半日。
いまもそうだけど、よく働いて子育てしてきたなと関心する。
だから、彼女は忙しい。
でもたまに、小さいわたしとお菓子を作ってくれた。
クッキーばかり作ってくれた。


■ 全粒粉クッキー

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小学3年生、
次のページのチョコチップクッキーをつくった。
たしか33ページ。
9歳ともなれば、材料を混ぜたり、切ったり、ひとりで調理ができる。
でもオーブンが危ないから、母がいる時間だけ。
好評だった。

そして、この頃、同じクラスで近所に住む新しい友だちができた。
その子とは学校の登下校は一緒、お菓子づくりや料理、手芸をいっしょにして、漫画をいっしょに読んだ。
お互い料理好きが講じて、お菓子をもっとつくるようになった。

誕生日やバレンタイン、だれかに何かを贈ろう。
そんなときは決まってチョコチップクッキー を作るようになった。


小学6年生、
「あっきのクッキーは美味しい」
友達のお母さんが言ってくれた。
自画自賛するほど、わたしも美味しいと思っていた。
初めて作ったシュークリームは家中を焦げたニオイで包み込んだ。

中学生までのクッキーづくりは、間違いなく同じレシピをみていた。
「お菓子づくりはあっきのほうが上手だもんね」と母に言われた。
おいしいものを作りたいと思った。


そのレシピ本はいまでも実家に残っていて、お正月に必ず登場する。
茶碗蒸しや伊達巻には必須の一冊だ。


そう、ジャンルがちぐはぐでしょう?
クッキーに茶碗蒸し、伊達巻、あと焼豚やアクアパッツァなども載っていたと思う。
だって、レシピ本といっても
我が家のオーブンレンジの付属【レシピ本】だもの。


■ エダムチーズとブラックペッパーのクッキー

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大人になっても、なにかあればお菓子をつくる。
でも大人になると素材準備が何かといそがしいんだ。
使う材料にこだわって選んだり、
ピールやジャムから拵えたり、
リキュールやスパイスをいれることもある。
そして、ハーブを育てるところから始めることもよくあること。



あの何気ない日常のクッキーづくりがなければ
わたしのお菓子づくりと料理への関心はきっとなかったのだと思う。
いそがしい母がつくってくれた時間
レンジに付属されていた、レシピ本のおかげ。


#推薦図書とは言い難い気がするし
非売品のレシピでどこのメーカーかさえも記憶にない・・・
でもこれがわたしの愛読書だから、まぁいいか。


実家に帰ったら、クッキーがどんな味だったのか試してみようかな。


この記事を書いて
おいしいものは食べたいが、誰かに喜ばれることで
自分ひとりで過ごす#手仕事 の時間を昔から愛していたことがわかったなぁ。


■ 濃厚バタークッキー(ほか シナモン、ピスタチオ、アーモンド添え)

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■ メレンゲクッキー、スノーボール、濃厚バタークッキー(ほか 押麦、メープルシロップ、甘夏ピール)

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■ 濃厚バター、ブラックペッパー、いちごジャム、グレープフルーツジャム

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濃厚バター生地でつくったブラックペッパーのクッキーは最高だよ。

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来週のテーマは「 #男女の友情


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