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自分の機嫌は自分で直すもの

「自分の機嫌は、自分で直すもの。」
敢えてこう言葉にされてみると、はっとするという方もおられるのではないでしょうか?

拗ねる、苛立つ。そうした心の状態に陥るきっかけは、人であったり、環境であったりと様々です。
気持ちを立て直すことが難しいときはもちろんありますが、それでも、自分でなんとかする必要があります。

大人でも、子どもでも、「拗ねたら長い。この人(この子)が拗ねたらどうしたらいいのか分からない。すっかり困ってしまう。」というようなことを言っている人を見かけませんか?
そんな話を聴く側になったとき、「大変なんだな~」と思いつつも、「自分もそういうところがあるけどね」と感じていたりもするかもしれません。


■ 誰かに機嫌を直してもらおうとする人の人間関係


例えば、お母さんや恋人に。相手に自分の機嫌を直してもらうことを無意識に求めてしまう癖がついていないでしょうか?

むすっとした表情で、あからさまに“機嫌が悪い”と相手に伝わるように振る舞う。それでも思うように相手が動いてくれないと更に拗ねてしまったりということを繰り返していませんか?

このタイプの人たちは、機嫌を直すタイミングを自ら作ることができません。自分からではなく、相手から空気を元へ戻す努力をしてもらうことを待っています。

ただ、それを続けられると、一緒にいる人は疲れてしまいますよね。
恋人だけでなく、親であっても同じです。
毎度、機嫌を損ねる度にご機嫌を取らなくてはならないと構えているとやはり疲れます。

誰かに機嫌を直してもらおうとする癖が付いてしまうと、まわりが苦労をしますが、何よりも本人が人間関係で損をすることになります。

自分の機嫌は自分で直すものなんだと学ぶ機会を与えることが、周囲ができる思いやりではないでしょうか。


■ 自分の気持ちの乱れは、自分自身で解決しよう


何か嫌なことをされたり疑問に思ったことがあるのなら、相手と向き合うための話をするべきです。
話し合うことで、今後繰り返さないよう相手も対処を取ってくれるかもしれません。もしくは、あなた自身の捉え方に課題があったと気付ける可能性もあります。

しかし、嫌な出来事によって生じた自分の感情の問題については、人に解決してもらうものではありません。自分で感情を立て直す術を身につけることが大切です。

「この人には見放されたくない」と思う人間関係があるなら、はやめに同じことを繰り返さないための手を打たなくてはいけません。
気を遣ってもらって不機嫌を鎮めるのではなく、自分の気持ちは自分で整える意識をもっていてもらいたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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