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とりあえず好きになる、とりあえず住んでみる、、

はじめまして。地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科3年に在籍中の枝拓未です。現在は、群馬県中之条町にて2021年4月から「地域おこし協力隊」として、また学内では「地域交流&交流サークルD-friends」にて会長をしております。

 中之条町とは、2020年から研修会やマルシェ、旅ルミネなど様々なご縁があり、現在では職を得て住む形となりました。現在の主な活動は、地域をマネジメントする、地域を繋ぐNPO「中之条コネクト」の設立及び運営です。ちなみに先日、NPO認証に要する諸手続きが終わり、ほっとしているところです。
 D-friendsでは、大学からの課外活動自粛の流れを受けサークルとしての活動は自粛の状態が続いています。しかし、昨年はコロナの状況を見つつ、1人で個人として週の内の4日を活動拠点である「福島県只見町布沢地区」にて過ごす2拠点生活をしていました。
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新型コロナウイルスの影響によって変わったこと

・良くない変化
 コロナは、人々にさまざま悪影響を及ぼしていますが一番は「コロナだからやらなくてもいい」という免罪符を多くの人が手に入れ、それを行使していることだと思っています。特定の団体や個人の批判になってしまうため、実体験への言及は避けますが、私の周りでもそんなことばかりの年でした。確かにコロナ禍で、できない、やってはならないことは多くあります。しかし、あれもこれもコロナを理由にし、やらないこの風潮は寂しいものです。今後も続くであろうコロナ禍においてできることをやっていきたいものです。

・良い変化
 人とのつながりが希薄化する一方、人と繋がるコストが低下したことが良い変化だと思います。多くの人と移動せずに、どこでもオンラインで会うことが当たり前になったこの状況は、移動コストが大きい地方において大きなメリットだと日々感じています。私自身、現在活動する中之条町との最初の「縁」は、オンライン研修でした。そこから、実際に行ってみる、地域の人と会ってみる、また行ってみる、そして好きなところを見つけてとりあえず住んでみるという「継続的な縁」は、不謹慎ではありますがコロナのおかげです。

 題は「とりあえず好きになる、とりあえず住んでみる、、」としましたが、繋がるコストが低下した状況ですので、いろいろな場所を見て、落ち着いたタイミングで行って、好きになる。ただあまり行き来していると角が立つので住んでみる。このスタイルは、コロナ禍においてオススメです。

宇都宮大学や地域デザインセンターと一緒に取り組んでみたいこと

 D-friendsとしては、他の地域地域デザインセンターを通じて出会えればと思っております。D-friendsは、布沢を好きになって、布沢に家をもち定期的に住みに行っている状況です。布沢のように大学生がファンになって住める地域が他にもできたらと願っています。
 また、協力隊としては、栃木と群馬という垣根を超えて一緒に地域と地域をコネクトし、コーディネートするような活動ができたらと思います。


取り組みに関する各種リンク

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中之条観光協会中之条アカデミーグローカルな仲間たち



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