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きしょめのやつら

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役に立たない言葉遊び、明日には読まない覚書。
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2024年7月の記事一覧

反吐食み へどばみ

反吐食み へどばみ

どうも。

自分でも少しまずくなってきたなと思う。

なにがって?
拗らせ方についての話だ。

ここ2ヶ月ほど、かなり調子のいい心地のいい波が心と脳みそを支配していた。
ところが、少しばかり疲れがでたのか、少しばかり荒っぽい波が増えてきた。
気疲れ、心労のようなものと言い換えてもいいだろう。
俺は、どうも平衡を失いつつあるのかもしれない。

ほとんど毎日酩酊しながら目を瞑って歩いているような生き方

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先に期待を後ろにゴミを

自省、自己分析、自己陶酔、なんて名前をつけてやればいいかわからない感情のコースターに乗せられて、目移りの忙しない毎日。

いつも方向性を間違える、集中力の充てどころを履き違える。
そして、どんどんと明日って呼んでるボタンをかけ違っていく。

他人と向き合うのも苦手だが、自分を正しく俯瞰することが何よりも不得手である。

易しい哲学を読み漁れど、こんな体たらくの男に寄り添ってくれるものなどなく、詩を

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もしもの話

もしもの話

時々、本当に怖くなるものがある。
認知能力とでも呼べば良いのだろうか、自分の見ている世界が本当は全く違ったもので、周りの人々から向けられる声は実は違った音色で語られているのではないだろうか。
といった具合だ。

本当に怖い、病的なほどに。
朝起きた時、昼飯を食う時、自転車で風に吹かれている時、布団に入った時。
ふとした時に、波のような圧力が来る。
「本当かい?」と。

一拍置けば、それもまた幻想だ

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薫る風に流して

薫る風に流して

蕩けるようなぬるい風に撫でられ、
沢山の昔話を思い出す日々。

風は巡り、時も進む。
兎角、否応に、是非もなく。

羽まで黒い蜻蛉が停まる姿を眺めながら、
煙を吸っては吐いてを繰り返す。

うだる暑さとこの風に乗せて、
交わってきたいくつもの刹那たちに、さよならを送ろう。
ありがとう、肥溜めの上積みの記憶たちよ。
黒い羽を広げ、飛び立つ様を見届けながら。

あとがきのようなもの

最近、詩に触れ、

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人生は思い通り

昔に書くだけ書いて、あげてなかったやつです。

会えなかった人、たくさん。
そのままにしている返事、たくさん。
時期が来ていない約束、たくさん。

とはいえ、24年は俺には少し長すぎた。
俺はアーティストじゃないらしい、あと3年も待てそうにない。
今日じゃなければいけない理由も特にはない。
でも、今まで決心しなかっただけでしかなかった。
ただ時間が過ぎるのを許していただけにすぎない。

最近、「普

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