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【島農家体験記】~西郷さんに向けた島ラップ合戦~

※2020.3.27のバックナンバー

おはようございます!

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▼ 最終日の島観光
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先週末の離島農家ライフ体験記の第4弾!です。
知り合いの農家の家にホームステイし島暮らしを味わった4日間。
最終日に島お姉と行ったアホみたいな体験からの学びを。

島生活の最終日。
昼過ぎの帰りの飛行機までの時間が空き時間でした。
「星野!今日は仕事はいいから観光でもしてきたらいいよ」
島オカンにそう言われ、半日は島お姉と島内を遊ぶことになりました。

島お姉「星野!どこ観光したい?」
星野「観光地は何がありますか?」
島お姉「何もない!」

そう、沖永良部島には強めのアミューズメントは特にありません。
絶景が見える崖、世界一のガジュマルという木が名所としてはありますが、
どれも過去何度か観に行っている。

特に目的もなくドライブをし、海に行ったり、お土産屋さんに行ったりしながらフラフラと最後に行き着いた場所。

「西郷隆盛の像」

沖永良部島はNHK大河ドラマでも、取り上げられましたが
西郷さんが島流しにあった場所として有名です。
その西郷さんが牢屋に入って坐禅を組み瞑想している像がありました。
その像を前にして、ファンキーな島お姉が提案をしてきます。

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▼ 西郷さんにラップし続ける30分
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「星野、西郷さん起こそうぜ」
「ラップで起こしてよ」

厳かな像の前で、携帯電話からビートをかき鳴らし、
僕らのフリースタイルラップがスタートしました。
僕らは、ラップのラの字も知らないビギナーなのでロクにビートにも乗れず大した韻も踏めませんが、
眠る西郷さんの前でゲラゲラ騒いでラップし続けました。

気付けば30分以上ラップ合戦。
越えてはいけない一線。
飛行機の時間が迫る、やばいぜ。
それでも気分はfly high.

微動だにしない西郷さんに一生懸命下手くそなラップを語りかける絵もとてもシュールで、
最高に楽しい時間を過ごしました。

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▼ 人が価値の時代
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モノ消費より、コト消費。
どこに行くかより、誰と何をするか。
プロダクトより、人が価値を持つ時代。

「沖永良部島って何があるの?」
よくいろんな人に聞かれます。

「観光名所はない。ジャガイモと海しかない」

だけど、そこには最高に暖かい人達がいて、
島暮らしを味わえる環境があって、面白い体験ができる。

安田ファミリーが僕にとっての"観光名者"。

そこに何がなくても、人さえいれば楽しい時間はいくらでも創れる。
世の中の技術が進み、大人になって財力も増して、僕らはモノに頼りすぎてたかも。

ただ、友達と公園でダベるだけの中学生時代の"あの時間"も、楽しかった。

自分らの楽しみや価値を、自分らで生める人で居続けたい。
これが本当のイノベーション人材。
人のチカラは無限大。

#はたらく朝から楽しもう54

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