【島農家体験記】〜ワカチコスタイルな島生活〜
※2020.3.18のバックナンバー
おはようございます!
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▼ 4日間の島農家ライフ
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金曜〜月曜にかけて4日間、
島農家ライフをして参りました。
沖永良部島という、
奄美列島のひとつの人口1万人くらいの島。
大河ドラマ「西郷どん」でもチラッと出てきた島です。
その島で、
ジャガイモ農家を営む安田さんファミリーの自宅にホームステイさせていただき、
島農家ライフを満喫しました。
土日の2日間は、
がっつりフルタイムで農作業をお手伝いし、
こんがり日焼けと素敵な思い出を手に入れました。
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▼ 都会とのGAPで変わる世界観
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今回で3度目の島暮らしですが、
島の生活を体験すると自分の世界観が変わります。
細かい事が全く気にならなくなります。
小さいことがどーでも良くなります。
まず、島民で家の鍵を閉めている人を見た事がありません。
窓もドアも24365開けっぱなしで、
車の鍵もイチイチ掛けてたら逆に怒られました。
農作業は天候に左右される仕事なので、
雨が降れば仕事はお休み。
自然に何言ったって仕方ないので、
休みの日は昼から家でゲラゲラ酒を飲む。
農作業中は言わずもがな、
泥んこになるので、
服のデザインなどはもちろん、
自分の汚れ加減もどーでも良くなってきます。
「あとでシャワー浴びるしええや」と。
畑にいる間、
水を飲む時は、
みんなで共有の大きな2Lペットボトル
ミネラルウォーターを口をつけず天から豪快に流し込むし、
用出す時は、
完了できればその辺どこでしても構わないし、
手を洗う時は、
ミネラルウォーターやお茶のペットボトル飲料で、セルフウォッシュ。
都会育ちの僕は、
最初は汚れた手でお菓子を食べるとか、
砂っぽい中でスマホをいじるとか、
部屋で足の裏にくっつく柿ピーとか、
飲みに行く時の服装とか、
色んな事が気になりますが、
だんだん、
小さなことはどーでも良くなってくる。
気付けば、
汚れた手でポテトチップスを食べてるし、
砂っぽいスマホは家に帰ってから拭けばいい思考だし、
足の裏に柿ピーをつけたまま寝てるし、
飲み会もスポーティなジャージで繰り出してる。
ヒゲも剃らない、髪も整えない4日間の島ライフ。
ワイルドさと、大らかさに包まれた島ライフ。
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▼ 小さいことは気にしない
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いかに日常で、
"別に気にしなくていい事"に気を取られ、
細かいことを自分が気にしていたか、を思い知りました。
また、農作業でいう天候のように、
自分の力でどうしようもできない、
"変えられないもの"に気を病んだってしょうがない。
別に全てを完璧にしなくたって、
なんとかなる事ばっかりです。
全部を完璧に揃えなくたって、
笑って楽しく生きていける。
ちょっとの汚れや、
ちょっとの失点なんて、気にすんな。
大らかで、前向きで、
エネルギーと笑顔に溢れるライフは
東京でも継続したいぜよ。
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