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【社用携帯と信用携帯】〜人を信頼すると働き方改革が進む説〜

※2020.3.11のバックナンバー

おはようございます!!

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▼ 社用携帯が故障する悲劇
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先週の月曜日、会社用の携帯電話が壊れました。
朝起きると、電源が入らない。

Apple社のリンゴマークが無情に灯り続け、
何度も再起動させるが、電源は入らない。

「最悪だ、、、」

先週の月曜日は平日でしたが、
有志で行っている新規事業起案プロジェクトの一貫で、
静岡の介護施設に訪問の予定がありました。

現業務をお休みしての、終日の外出です。

僕らの仕事(人材紹介)において、
丸1日メールを見れないことは死を意味します。

転職者さんと、企業さんの間に入って、
人生に関わる仲介者として、
1日で500件くらいのメールが、
自分のフォルダに届きます。

システムからの通知メールもありますし、
アシスタントさんもついてくださるので、
500件全てを自分で対応するわけではないですが、
基本的には全て目を通し、内容は把握する。

人の選択に関わるやりとりのため、
1日で、仕事の状況が大きく変わることも多い。

そんな会社メールを丸1日、
見れないと思うと、ゾッとします。

ただ、その日も終日の外出は周囲に伝えていたので、代理の対応者は立てていました。

長年同じチームで働くメンバーと、
同じく長年バディを組んでいるアシスタントさん。

この2人には事前に終日不在を伝え、
その日の基本的な対応は依頼して月曜日を迎えていました。

とはいえ、僕の腹の中では、

「まぁ、移動中などメールは頻繁に見れるし、
基本的な対応は自分でやろう。
周りの手はそんなに借りなくて大丈夫大丈夫」

と、考えていました。

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▼ メールを見ない1日を終えて…
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そんな折での、携帯の故障。
正直、1日中、不安でした。
1日中、ソワソワしました。

予定外ですが静岡から早く戻って夕方に
メールを見るためだけに出社しようかとも思いましたし、

「特に何も問題ないですか?」
と代理の方々に、状況確認の電話を何度もしようかと思いました。

結局、不安とソワソワを抱えた1日を終え、
「特段何もなく終わりましたよ」と、
私用携帯にメッセージをいただきました。

翌朝、朝イチで出社し、
ドキドキしながら、PCを開きメールを確認する…。

本当に、特に何も問題はありませんでした。
不安やソワソワは、無用でした。

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▼ 信用は携帯していたい
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心の底から仲間を信用しきれていなかったのか?
と、自分を恥じました。

「人を信じて、任せること」

何でも自分でやりたがってしまうので、
実はこの部分、僕は苦手だったりするのですが、
その大切さに改めて気付かされました。

人間、1人でやれることには限界がある。

自分が居なくてもスムーズに回る環境を整えることも、
他人に全てを任せるメンタルや度胸をつけることも、
大切な自分の仕事なのかもしれません。

ましてや今回の場合、
代理対応者は長年仕事を共にしてきた仲間達。

彼らを信じることは、
これまでの自分を信じることに等しい。

任せた相手は、
自分の思っている以上に色々考え、
自分の思っている以上にウマくやってくれる。

人間あるあるのような気がします。


携帯を無くすことで、
人を信用する、と言う事を再度覚えました。

人を信用することで、
僕の中の働き方改革が、また一歩進みました。

#はたらく朝から楽しもう44

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