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コロナ禍中の”講演”企画の進め方[オンライン]

講演業者携わっている者として、しばらくの間は講演依頼とオンラインはセットになると考えております。

講演を企画される場合、3か月以上先の講演を企画されることがほとんどです。新型コロナウイルスが完全に収束する、またはワクチンが完成するまでは、講演実施日に第二派、第三派がくるということを想定し企画を立てる必要があります。

コロナ禍で多い講演の3パターン

コロナ渦中、講演種類は大きく3通りにわかると思います。

1)集合対面型の講演
2)集合対面型の講演、及び、オンライン(バックアップ)
3)オンラインのみ

1)集合対面型の講演

集合対面型を計画はするが、延期や中止も想定して動くケースです。比較的早いタイミングで延期または中止の判断をする必要があるため実施のハードルが高いです。人数が低い社員研修など直前の中止であっても柔軟に対応できる場合はおすすめです。会場や講師のキャンセル料が必要になる場合があります。

2)集合対面型の講演、及び、オンライン(バックアップ)

集合対面型で計画しつつ、バックアップとしてオンラインも想定しておくケースです。どちらも想定した準備が必要なため労力もコストもかかります。講演会やトークイベントのみの企画にはおすすめですが、展示会などオンラインが不可能なイベントの場合は難しいです。

3)オンラインのみ

集合対面型は計画せず、オンラインに絞るケースです。2)と同様、講演のみの企画におすすめです。


今後は、2)3)が中心になってくると思いますので、講演依頼とオンラインはセットになることが予想されます。


オンライン講演の種類2タイプ

オンラインでも大きく2つのタイプに分かれます。

1)同時中継のケース
2)事前収録のケース

1)同時中継のケース

zoomなどを利用して同時中継で行うものです。比較的簡単に導入できます。特に、講師と受講者との間でコミュニケーションを取る必要がある講演や一体感を重視したい講演におすすめです。ただし、撮影、運営、配信をすべて同時に行いますのでトラブルも発生しやすいです。

2)事前収録のケース

事前収録をし後日配信するものです。完成したコンテンツを配信するためリスクも少ないですが、事前に撮影する労力がかかります。

配信方法もいくつか種類があると思います。

・YouTubeなどに動画をアップロードし、視聴できる環境を整える
・予め決めた日時に限定的に動画を配信する


オンラインに必要な追加コスト

ここでご注意いただきたい点はオンラインに必要なコストです。多くの方は、集合対面型からオンラインに切り替えることでコストが下がると思われていますが、場合によっては高くなります。
確かに、オンラインにすることで会場費、講師の交通費などは浮きますが、代わりに撮影機材やスタジオ、配信ツール、編集などの費用が別途かかります。


コストを抑える方法

それは、配信に必要なものを持っている講師に依頼する方法です。今後、講演依頼を多く受けている講師ほどオンラインの環境を整えると思います。撮影機材自体そこまで高くないですし、配信ツールの知識も勉強されるでしょう。そのような講師を見つけることで、外注すると10万円以上かかるコストが半額以下になります。

オンラインに必要なものはこちらの動画をご参考ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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