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陰陰の滅々とみんなの幸せと

なんですか?
この僕の人間性を
ありありと見せつける様な題名は。

そんなことないですよ?

割と明るい方だし(仕事の時は)

学校でもクラスの中心では無くとも割と真ん中に近い方にいたし
(友達に"お前は協調性がなぁ"って言われてたけど)

口は回る方だし(そりゃあ販売員だからね)

結構休みは家から出るし(大体一人だけどな)

あぁ。自分で書いてて悲しくなってきた。

皆さん。幸せってなんでしょうね?
僕は人間に備わる欲求の一つ一つに"満足"の
ボーダーがあると思います。

食/睡眠/性/物/支配/独占.etc...

まぁ、どれも行きすぎると"毒"ですが。
色んな欲望をまとめるときりがないので
細かく説明することはしませんが
noteのおかげである程度"毒"を抜く事はできると思います。
というのも僕はあまり自制が出来る方ではなく
特に物/食/性この三つはダメですね。えぇ。
何だかんだ思いついては手を出してみて
月末にはすっからかんのお財布とにらめっこ
する事もしばしばあります。
満たされてはいるんです。
ただ25日(給料日)になると
僕の中で真っ黒くて得体の知れない何かが
膨らんで止まらないのです。

そんな意味で無心に書けるnoteは案外良い物
ですね。

皆さん。幸せってなんでしょうね?

上手く本題に繋がりそうなんでまん丸は
ドヤ顔です。

みなに幸あれ 監督 "下津優太"

何か結構話題になってたし見ましたよ。
う〜ん。どーなんだろ正直否定しきれない。

てか前回"批難"が嫌いとか言ってませんでしたっけ?

はい〜、あのぉ、、そうは言ったんですけどぉ
何か書かないと折り合いがつかないんですよぉ
それに付随してちょっと書きたい事もあるんで
まぁ、今回も話はあっちこっちイキそうですがね。主はがんばるのであしからず。

みなに幸あれ

自分の中で考えるホラーの分類としては
"あれはなんだったんだろう系"ホラーです。
以前見たあれはなんだったんだろう的な
興味や好奇心に端を発するホラーですね。
総じて、不思議な怪奇現象又は狂気/猟奇的な
事象に巻き込まれながら疑問/謎にぶち当たっては乗り越える様なストーリー展開が主な気がします。本作も概ねこの流れは間違いないはずです。

カルトホラー

テーマは"幸せ"
日本の閉鎖的な村文化から社会問題を匂わせるメッセージ性の強いホラーを想像していました
観る前は。
違いましたね。うん。2000年代初頭から
2010年代初頭にかけて見られがちな
"似非カルトホラー"感満載でした。
観る前からそん感じはしていましたが
『いやいやwそんな事ないでしょうw
 腐ってもJホラーですよ?うん。
 つまらなくても最低評価はないだろうし
 ある程度ストーリーがあれば演出が怖くて
 話題なんだから全然観る価値あるよ〜
 楽しみ♪楽しみ♪』
何て浮かれはしましたが、ここまでとは。
メディアでは絶賛されていた為、結構評価高いのかと思いましたがレビューもそうでは無く
中々辛口な物が点在しておりました。
訳わからない事象が訳わからないまま済んで
まともなキャラクター達は感情論ばかりで
現実的な行動はとらない。
わかりますよ?現実的な手段が封じられてしまうならわかります。ただ試みないのは違います。
警察に電話してみるとか。一回一人暮らししてる家に帰ってみるとかあるじゃん。あっていいじゃん。
それをやらずにこいつらおかしいって言ってるだけで自暴自棄になるのは違うんじゃないかなぁ。

正直ここまで言うつもりは無かったのですが
テーマ自体は面白いし設定や演出も悪くない様に感じたんでちょっと悔しく感じました。
貴重な素材とテーマを消費された感じが
なんだかやるせ無く思えるのですが
作り手でもない僕が偉そうな事言うのは
敬意に欠けますので謝ります。
申し訳ありません。

ほん怖

どこと無く感じるTVドラマ感。
感じるんですよ。
映像はチープなんですがそれはそれで
雰囲気出てるからいい感じです。
じゃあどこからこの感じがでてるんだろう?
僕は感情の使い方だと思います。
"こんなの間違ってる!!"
よく聞くフレーズですね。
これはこれでいいです。
当たり前の感情だしセリフです。

ただ

こんなの間違ってる!おかしいよ!
やめてよ、おいっ!何してんだよ!
      ↓
わぁ〜ん泣(家を飛び出す)
      ↓
あんなのおかしい!(家に帰る)
      ↓
    以下繰り返し

何も起こらなくない?
いやいや。もちろん家でてから色々あるんですけどね。話の中で主人公の感情は定まらない物です。基本現実離れした事が起こりますからそれはわかりますけど、どんなに動転してても
ずっと"こんなのおかしい!間違ってる"だけじゃ乗り切れませんよ。
頭のおかしいホラー的展開に同じ感情押し付けられても結果は変わりませんし、冒頭で言った
チープな映像も相まってより安っぽく見えます
その安っぽさは低予算映画というよりただ
かける予算がなかっただけの様に見えます。
"ほん怖見てるみたい"って中盤くらいで思えました。まだカメラに動きがあって激しいホラー
がよかったなぁ。

まぁ。時代性。

時代性なのかなぁって鑑賞前には思ってました
流行りは繰り返す的な。蓋開けたら正直ブームの火付け役にしては火力不足というか無様に消える線香花火みたいな作品。
観る側の感想はそれなりにヒートアップしてましたがこちらの作品に於いては納得です。

だって惜しいもん。
正直、ホラー/オカルト/映画が好きならワクワクするテーマだし演出も良かったですもん。
ただ一つストーリーに癌がありました。
昔から考えておりましたが
やはりホラーにこそストーリーは大事な物です
いい教訓にはなりました。

総合プロデュースの清水崇様

もうなんか違いますよ。〇〇村みたいなシリーズも一応見てますが一向に上振れない。

それでも僕はJホラーが好きですし
愛してます。信じてます。

また新たにJホラーに金字塔が打ち立てられる
日を待ち望んでいます。

Jホラーに幸あれ。

では、また。

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