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【12月12日開催】森・海の自然環境を守ろう!「間伐材をつかったお箸と金継風箸置き」ワークショップ イベントレポート

こんにちは。

12月12日(日)に、style table living 阪神梅田本店で、「間伐材をつかったお箸と金継風箸置き」のワークショップが開催されました。

今回のワークショップでは、紙やすりを使ったお箸づくりと、新うるしを使った簡易金継が体験できました。

女性2名が参加され、講師はクラフトメイド協会の中野莉子代表と、クラフトメイドマルシェでも顔なじみの「Bourgeon〜ブルジョン〜」の先生がです。

今回は「間伐材をつかったお箸と金継風箸置き」のワークショップのレポートをお届けします。


金継風箸置きの材料はビーチコーミングで拾ってきたもの

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金継風箸置きに使用する材料は、シーグラスやシー陶器です。

シーグラスやシー陶器は海岸に落ちているガラス片や陶器の破片のことで、長い年月をかけて波にもまれて角が丸くなっています。

これらの漂流物を拾うことで、海の自然環境を守ることにも繋がります。

実はこのシーグラスやシー陶器は、クラフトメイド協会のメンバーが鎌倉の海岸でビーチコーミングをして拾ったものを使用しています。

ビーチコーミングの様子や、今回の金継風箸置きが完成するまでの様子も記事にしているので、合わせて読んでみてください。


気分は漆(うるし)職人!金継風箸置きづくり

金継風箸置きづくりでは、シーグラスやシー陶器を新うるしを使った簡易金継を行いました。

新うるしは手がかぶれにくく、初心者でも扱いやすい特徴があります。

シーグラスやシー陶器は大きさや厚みなどがバラバラのため、参加者には上手く接合できる組み合わせの中から好きな色や柄のものを選んでもらいます。

初めにシーグラスやシー陶器の接合部分の隙間にレジン液を塗り、UVライトで仮止めをしていきます。

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次に、接合部分の隙間を埋めるように竹串を使いながらパテ(接着用の粘土)を詰め込んでいきます。

パテの大きさや分量を適切に調整することが難しく、初めは手こずっている様子でしたが、徐々に上手くなり最後は漆職人のような手つきになっていました。

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パテを詰め込むことができたら、パテの表面のシワや段差をなくすように指でならしていきながら乾くのを待ちます。
指でパテをならしていくと、表面がツルツルになり光沢感が出てきます。

パテが固まったら、新うるしと金粉を混ぜたものをパテの上に筆で塗っていきます。この作業で一気に見た目が豪華になります。

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最後に、新うるしを塗った部分に金粉を振りかけて新うるしをコーティングをして完成です。

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参加者の方は作業に集中しつつも、先生との雑談を楽しむことにより、メリハリのある時間を過ごせていました。

最後はとても素敵に仕上がり、初めてつくったものとは思えないクオリティの作品が出来上がっていました。

参加者みなさんの表情は達成感にあふれていました。


パテが乾く待ち時間に、間伐材を使ったお箸づくり

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間伐材を使ったお箸づくりは、金継風箸置きのパテが乾く時間の待ち時間に行いました。

お箸の形にある程度つくられた間伐材を、荒いやすりで角を丸くしたり、先端を尖らせていきます。

自分好みの形になってきたら、細かいやすりで表面を滑らかにし、仕上げていきます。

とても簡単な作業で子供でも出来そうな感じでした。

なお、このキットはstyletableの店頭でも販売しているため、ご自宅でも簡単に体験することができます。

間伐材は森林が正常に成長するために間伐した際にでてくるもので、通常はそのままゴミとして処分されることが多いものになります。

そのため、間伐材を使用することで必要以上に森林伐採をする必要がなくなり、森の自然環境を守ることにも繋がります。


内容が盛りだくさんで参加者も大満足!

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今回のワークショップは、わずか1時間程度の中で金継風箸置きと、間伐材を使用したお箸づくりの2作品と盛りだくさんの内容でした。

参加者の方も、最初はできるかなと不安そうでしたが、作品が形になるにつれて達成感と満足感をすごく感じている様子でした。

また、今回の金継風箸置きは実際にクラフトメイド協会で材料を調達し、創意工夫をして生み出したオリジナルのワークショップでもあり、大成功することができて嬉しい限りです。

なお、クラフトメイドマルシェ公式のInstagramでは今回のワークショップの様子を動画のアーカイブとして保存していますので、そちらもご確認頂ければ当日の雰囲気がより伝わると思います。

また、今後のワークショップもInstagramライブで中継をする予定ですのでぜひ遊びにきてください。


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クラフトメイド協会では、オンライン・オフライン問わず様々な講師が活動しており、ハンドメイドのワークショップを随時開催・募集しています。
ご興味がある方は下記のSNSなどをチェックして、ぜひ参加してみたください。
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