元外資系コンサルが贈る「リクルートスーツの選び方/購入方法」(男性用)

Craftmanです。

外資系を中心として就職活動が始まっているのでしょうか。就活相談がちらほら周りをにぎわし、僕の周りでも就活相談というものが流行りだしてきました。

Craftmanもよく就活相談を依頼されることがあり、時々時間を作って就活相談をのっていることがあるのですが、特に男性で思うことがあるのが

スーツの着こなし、少しおかしくね?

ということです。

話しぶりも気になるところも問題ない、だけど「スーツの着こなしがだらしない。。。」と思うことがしばしばあります。

社員の僕ですら気にするレベルですから、就活で面談をしている人事、または採用を決定する部門長はもっと気になることが想定されます。

たかが身だしなみ、されど、身だしなみ

就職活動はその人のスキルを見るものですが、どんなにスキルがあっても、身だしなみで減点されるのは残念だなあ、と。

ですので、男性就活生向けスーツ(スーツ、シャツ、靴、ベルト、ネクタイ)の着こなし方・選び方を、具体的にから記載させていただこうと思います。

これを読んでいただければ、就活に関わる身だしなみで損をすること(似合わなくて買いなおすなど)はなくなるので、こと就活においては最適な投資が出来ると思います。

なんとか早めに全シリーズを展開したいと思います。

(なお、スーツの用語等に関しては大手スーツ屋さんの記事を読めばわかるので割愛します。)

今回はスーツ編です

では、はじめますね。


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目次

■スーツ選び方のポイントって?

■実際のスーツをどうやって、どこで買えばいいの?

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■スーツ選び方のポイントって?

まずは基本の考え方から。

リクルートスーツ選びに関して、一番重要なのは「ジャストフィットかどうか」です。

「社会人の着ているおしゃれなスーツ♡」なんて頭から消してください。

色でも、芯地でも、生地でも、スティッチもなんにも気にしなくていいです。

就活生はただ、黒または濃紺で、ジャストフィットかどうかだけを気にしてください。


とはいっても、なかなかジャストフィットといってもなかなか難しいです。


ジャストフィットに向けて、気にするところは以下の4点。

①ラペル(襟):太さは最適か

②袖口:短すぎないか/長すぎないか

③ジャケットの裄丈:短すぎないか/長すぎないか

④パンツの裾:長すぎないか/短すぎないか


ここだけきちんとしていればスーツはえらべます。逆にいうと、ここがめちゃくちゃ見られます。

①~④だけきちんとしていれば、問題はありません。


では、最適な①~④とはなにか。そのポイントを具体的に説明します。


ラペル(えり)

「細い人は8cm、太めの人は9cm」が最適です。

ラペルは「細い=知的でシャープ」「太い=自信があって安定感がある」という印象を与えます。

就活においてはこの基本にそって、そのイメージだけで好感度があがってお得です。

袖口(そでぐち)

「立っているときは少し見え隠れし、座っているときにシャツが5mm程度でる」がいいです。

就職活動で面談を受ける際、立っているときは見られる時間は少ないですが、座って会話をするときはとても長いです。

その際に袖口からシャツが5mm程度でる、これが一番清潔感があり、きれいに見えます。

逆に長すぎる場合はだらしなさが目立ってしまいます。

スーツ屋で選ぶ際は、ジャケットを羽織って姿見を確認するだけではなく、

「シャツを着て、手を前に組んだ時、5mm程度でる程度」かどうか、を確認してください。

長すぎる場合は袖口の修理をお願いするといいです。(恐らく1000円程度でできますので。)

ジャケットの裄丈(ゆきたけ)

「パンツのチャックの真ん中に来るようにする」のがベストです。

それより短すぎるとちんちくりんになりますし、長すぎるとブカブカのイメージを与えます。

案外見ているとよくわかるので、ここも気にしてください。

なお、修理が出来ないポイントなので、選ぶ際は慎重に。

パンツの裾

ベーシックな「ワンクッション」にしてください。

最近流行っているハーフクッション、ノークッションはカジュアル感が大きいです。

人事はまだしも、部門長、もしくは社長になるとここを気にすることがあります。

ですので、店員さんに「ベーシックにワンクッションで」とお伝えしてください。

裾上げはいつでもできますが、無駄な時間はさけましょう。



■実際のスーツをどうやって、どこで買えばいいの?

じゃあ、実際のスーツはどうやって買えばいいかというと


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