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【レポート】フードテックジャパン出展報告

 ■イベント概要

コネクテッドロボティクスは2022年12月7日(水)〜 9日(金)に幕張メッセで開催されたフードテックジャパン東京に出展しました。
この展示会は飲食店・レストランにおける人手不足、DX・業務効率化などの課題を先端テクノロジー(ロボット・AI・システムなど)で解決するための展示会です。
さまざまなサービス・テクノロジーを紹介する企業400社が出展。イベント全体としては3日間で17,215名の来場がありました(主催発表速報値)

当社としては初めてこのイベントにブース出展しましたが、数多くのお客様にお立ち寄りいただきました。数あるブースの中から、コネクテッドロボティクスのブースにお越しいただいた皆様ありがとうございます。

■出展ブース概要

今回当社のブースでは食品工場を「ロボット化」するをテーマに、惣菜工場の各工程の自動化提案についてご紹介させていただきました。
当日は、盛付ロボットの実演や、AI検査ソフトウェアのデモンストレーションなどを中心に行いました。

当日のブースの外観

■出展内容について

1、盛付ロボット(Delibot)
食品工場に4台導入された、惣菜盛り付けを自動化するロボットです。

惣菜盛付ロボットDelibot

1日あたり9回、CRの商品紹介デモンストレーションと盛付ロボットの実演を行いました。デモンストレーションのタイミングになると、多くのお客様がロボットの前に足を止めてくださいました。
盛付ロボットをどのように稼働させるのか、準備の段取りや、実際にポテトサラダを盛り付ける作業を紹介すると、熱心にロボットの動作をみて動画や写真を撮影されている様子も見られました。

2、蓋閉ロボット 
多様なサイズ、形状、嵌合方式のふたを自動で閉めるロボットです。

動画だけでのご紹介でしたが、「こんな蓋にも対応できる?」など、フルーツやデザート、弁当、ねぎ、肉、海産物など、さまざまな食材を扱うお客様から、個別のご相談をいただきました。

 
3、AI検査ソフトウェア 
食品に特化した検査ソフトウェアです。
曖昧な基準も日々AIが学んで精度が向上していきます。

1日あたり8回、ポテトサラダの検査で何を検知するのか、どんな特徴があるのかをご紹介させていただきました。

■まとめ

今まで何度か展示会に出展させていただいていますが、回を追うごとに現場の皆様のお悩み事が明確になってきていることをスタッフ一同、強く体感しています。当日ブースにお立ち寄りいただいたお客様からは「人がいない・足りない・集まらない」「人材の高年齢化」「人件費の高騰」などリアルな課題についてのお悩み、ご意見をたくさん頂戴しました。

デモンストレーションには多くの方が集まっていただきました。

当社が食品工場の自動化を推進するプロダクトの開発をスタートさせたのはコロナ禍の2年前からですが、食に関する消費者の意識も変わり始めており、中食市場は拡大傾向にあると思います。

食品工場では生産性の向上や人手不足を補う必要性が高いと実感しました。コネクテッドロボティクスは食産業に特化したロボットテクノロジーを開発しています。皆様のニーズやご要望にお応えできるよう邁進してまいります。

■製品を紹介するサイトはこちら

■盛付ロボット「Delibot」
https://connected-robotics.com/products/delibot/
 
■蓋閉ロボット
https://connected-robotics.com/products/capping-robot/
 
■AI検査ソフトウェア
https://connected-robotics.com/products/ai-inspection-software/