見出し画像

small voice#2 ~ 社会を変えるためにも子どもの声を聞く~

「お母さん、おなか、いたたやから、とくまるさん来て」

夜10時すぎ、4歳の女の子から電話がありました。
子ども時代に受けた親からの虐待のせいで、ひどいトラウマやフラッシュバックを抱えているシングルマザーとその子は暮らしていました。生活相談を受けたのちも何度か一緒にごはんを食べたり、「いつでも連絡してね」と毎回親子に伝えていました。

ここから先は

2,249字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?