大学お笑いをしたい人へ2

2では学生芸人の「芸人としての活動」について書きたいと思います。今回も主観で話を進めますので参考程度でお願いします。

まず、基本的に活動の軸となるのは各大学の学内ライブになります。ここでネタをやってコメントをもらって腕を上げて行きましょう。

頻度はサークルによって違うので各々先輩に聞いてください。サークルによっては新入生向けにツイッターで情報を出しているところもあると思うのでそれを読んでみてください。

日本大学文理学部落語研究会は丁寧に紹介文を書いていらっしゃったのでそちらを載せておきます。

早稲田大学のLUDO等は学校のない期間でも学内ライブをやっていたりします。ただ、これは有名が故にできることですし、ほとんどの大学は学校のある期間だけだと思います。

そして、ほぼ毎週休みの日にstudio twl、通称中野twlという劇場で「ガクコメ!」というライブを開催しています。こちらはどなたでもエントリーすれば出れますのでこういうところで場数を踏んだり、ネタの精度をあげたりします。

ちなみにガクコメのツイッターを何年も遡るとさすらいラビーや水溜りボンドといった名前を見つけることができます。

サークルにもよりますがおよそ月一くらいのペースで他大との対決ライブというものがあります。それぞれのサークルから選ばれた組同士でネタをして勝敗を決めるといったものです。

この二つは大会前に他大の人や一般の方の反応を観ることができます。

そして夏の大学芸会と冬のNOROSHIという大きい大会に出場します。ほとんどの学生芸人はこれに向けて様々なライブに出演してネタを仕上げていきます。ここで新ネタをやる組もいます。私のコンビは夏の芸会では新ネタをしました。

2019年の冬にはアルティメットレクリエーションという大会が新しく開催されましたが、2020年にもやるかは不明です。

ちなみにこういう大きな大会で結果を残すことが売れることの近道です。

そして売れている芸人は主催ライブに呼ばれます。主催ライブは主催者が呼びたい人しか出れないので、もしお声がかかれば、特に主催者が他大の方の時はもうそれは売れたと言っていいでしょう。

4年生になってようやく売れる人もいれば1年生で大会で強烈な印象を残して売れる人もいます。

先程引用させていただいたので、文理落研の話をすると「無味無臭」さんや「馬場は研究会員」さん「リ・トゥミ」さんは4年生で売れた方たちと言っていいでしょう。

逆に1年生で一気に売れた方たちだと青山学院大学ナショグルお笑い愛好会の「もぐら大戦争」さんや、慶應学院大学お笑い道場O-keisの「モザンレーション」さんが挙げられると思います。

また同期ライブというものもあり、2回目以降は主催者から声がかかるシステムなので大会で結果を残すことが大事になってきます。

「芸人としての活動」について書かせていただきました。読んでいただきありがとうございました。

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