判断
仕事の話です。
現在、複数の施設を抱えていますがそのうちの一つがどうしても収支改善が見込めず、廃止または譲渡の判断をせざるを得ない時期に来ています。
しかし、現在のトップが判断をすることをしない。
「自分がこの席に座っている間は判断はしない」と平気で言ってしまう。
自分が廃止したということで周囲からあれこれ言われるのを避けているとしか思えない。
マネジメントをする立場にあるものは、判断することが一番の仕事。
財政上あるいは利用者の状況など材料をそろえるのはプレーヤーの仕事であって資料をそろえた上で判断しないということは、ある意味で仕事を放棄しているのと一緒だと思います。
判断できない人物が判断を求められる立場にあること。
組織にとって最大の悲劇、否、災厄だと思うのです。