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休校でもできた「教育活動」とこれから

こんばんは!野球と英語の先生、cozyです!

この通りのご時世ですが、いかがお過ごしでしょうか。

僕は、授業や野球の指導が学校で行えなくなって今日で2ヶ月が経ちました。
本当に実感しているのは、「自分がいかに教師の仕事が大好きであるのか」ということです。

毎日、どうしたら授業が生き生き学べるものになるかとか、
この文法どういう例出したら印象に残るかとか、
こういうメニューやったら、もっと守備良くなりそうだなとか

考えて仕事に向かうのは、決して楽ではないですが
ものすごく自分に活力を与えてくれていたのだと実感しています。

早く授業もしたいし、ノックも打ちたい!
ですが先のことばかり思い描いていてもいけません。

今も生徒は学び続けているし、トレーニングをしているのですから。

今日はこうした状況の中で、自分が実際に行ってきたサポートの例を挙げていきたいと思います。

1  classiの個別メッセージでの相談受付
2 classiでのグループ機能を用いての、質問の募集と回答
3 YouTubeを用いた授業動画の配信
4 動画のやりとりを通した野球指導

1  classiの個別メッセージ機能での相談受付
これは、役に立ちました。学習課題についての質問を受付・回答を行なったり、進路についての個別相談を行なったり、、普段教室でしているようなことが、メッセージを介してですが代替的に実践できました。

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こういう解説を書いたノートを書いて共有するとテキストだけで話すより伝わり易いし、黒板で説明しているときに近いようで好評でした。


2 classiのグループ機能を使っての質問の共有
1としていることは変わりませんが、クラスごとに質問を募集し、回答を共有することで、「学級で学ぶ」という普段の学習活動に類似した時間を作ることができました。
自分で気付けなかった視点も共有されることで、学習が深まることが期待できます。


3  Youtubeでの授業動画の配信
これはもうやっている教員の方は無数にいますね。
文法や長文読解のコツを配信しました。
その中でも、本校の学習課題を補助することに特化した動画を配信することで
他の企業が配信している動画とは別のニーズに応えることに尽力しました。

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「映像授業のプロでもない人がやるより、スタディサプリなどを共有する方が良い」という批判を某Twitterで死ぬほどみましたが、一概にはそうとは言えないと思います。

学校ごとに間違えやすいポイントを知っている教師だからこそ、その学校の生徒が一番求めている授業を行うことができるのは間違いありません。

それに、今はテクノロジーのノウハウも流通しているものです。
今は未熟と言われるかもしれませんが、現場の先生の技術がいわゆる配信のプロに近づいていくのは、そう遠くないと思いますよ。

また今のこの取り組みが、コロナ後の教育現場でも生きていくのは間違いありません。
授業では、教室でしかできないインタラクティブな学習活動(アクティブラーニング的な学習)に特化し、
自宅で自学で済むものは動画の配信によってサポートするなど、
学校授業の本質を突き詰めていくことに役立っていくことでしょう。

ずっと「黒板とチョーク」という前時代的な技術しか用いなかった教員が、必要に迫られ少しずつICT技術を用いるようになっています。

コロナによって学校現場は変わっていくかもしれません。


4 動画のやりとりを通した野球指導
例えばピッチャーのシャドウピッチングの動画を、メールを通して送ってもらうことで、アドバイスを送りました。

その際は、生徒の方から「みてもらいたいポイント」を提示することをルールとしていました。
生徒が主体的に自分のフォームを改善していく視点を持てるようにするためです。これがなければ、指導者の言う通りになるしか成長できなくなります。

その他にも、強化したい能力に応じた練習メニューを動画付きで送ることで、自主練のサポートも行いました。

データ化した資料を共有できることで、
知人の大学教員(体育理論のプロ)から意見をもらったり、甲子園出場経験のあるような高い技術を持つ指導者とつないで、普段僕からだけでは得られない視点も生徒に還元できるようにしました。

これはネット時代ならではの指導法かもしれません。


これはまだ一例ですが、
テレ授業、テレ野球指導はまだまだ多様な方法があると思います。

生徒の力になるために何ができるかを問い続ければ
今後もまだまだ仕事できそうです!






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