記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

#073【絵本】ルラルさんのにわ

今日もホッコリ絵本の世界へ📚
記録として感想を書いています。




今日の絵本

『ルラルさんのにわ』

作 : いとう ひろし
発行所:ポプラ社(2001年)




この絵本のテーマは・・・

著者が絵本で伝えたいことや絵本に込めたメッセージ。私の感じたこの本のテーマは、

【解放感】
【シェアすることの発見と喜び】
【広義の愛】



私が感じた事

月9ドラマ『海のはじまり』の特別編『恋のおしまい』で、
図書館司書の津野くん(演:池松壮亮さん)が
この絵本を読み聞かせしてる!シンクロ~♪
偶然にも借りてきていたので早速読みました。


ルラルさんの庭は、自慢の芝生のお庭です。
庭が広いので開放的な絵本です。

ルラルさんは丸い眼鏡をかけていてます。
毎日芝生を手入れして大切にしているため、
お庭には誰も入れようとしない、ちょっと偏屈な感じ。

そんなルラルさんですが、
あるきっかけがあって芝生のヒミツを知ってからは、
眼鏡をはずしてやわらかい感じに^^
眼鏡をかけていてもその奥の瞳は笑っています。

大切なものを守らなきゃと思っていた時は
気持ちもギスギスしていたけれど、
みんなに良さを知ってもらいたい喜びに変わったら
ルラルさんは手を挙げてにっこり(*´ω`*)

さて これは ルラルさんです。
そして、ルラルさんじまんの しばふのにわは・・・

『ルラルさんのにわ』より



ラストのページに文章はなく、
庭一面、たくさんの動物たちが寝ている場面。

冒頭のドラマの話(ネタバレあり)。
脚本でしょうか?俳優さんのアドリブでしょうか?
読み聞かせの最後、絵本にはないセリフが入っていました。

『みんなで寝そべる場所になりました!』

ドラマ「海のはじまり」特別編「恋のおしまい」より

ステキ!


仕事とはいえ津野くんが読み聞かせる絵本としてこの『ルラルさんのにわ』を登場させたのには、演出の狙いがあったりするのでしょうかね。
両想いだけど、娘の(というか自分が娘のことを邪魔に思いたくない)ために恋心をおしまいにすると告げるシングルマザー水季の気持ちを優しく受け止めた津野くんの心との紐づけを深読みしてしまいました(#^^#)
(特別編。二人の雰囲気がとても優しく切なくでも心地よくて。良かった)


『ルラルさんのにわ』
広いお庭で広い愛に気づくいい絵本でした^^


以前読んだ
『だいじょうぶだいじょうぶ』も良かったです。
感動(T_T)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?