旅の恥は掻き捨て

初めてタイのバンコクに来ています。
フットマッサージを受けながら原稿を書いてます。
バンコクは想像していた以上にエネルギッシュでエキサイティングな街。
大阪よりも都会だと聞いてはいたけれど、ここまで栄えているとは思わなかった。

初めて訪れる街でどれだけ楽しめるかはかなり経験値がモノを言うなというのが今回の感想です。
同じ初訪問でも、マニラやクアラルンプールに比べてかなり充実した滞在が出来ている感覚があるのは、やはり旅の経験値がそうさせるのでしょう。

現地SIMの購入、grabの有効活用、Googleの情報収集、胃腸薬を常備する等細かいテクニックは勿論重要だけど、それよりも何を知りたいか、経験したいかという心の持ちようが幅広く分厚くなっているから、どこを歩いても何を見ても楽しめる。そういう感覚があります。

「旅の恥は掻き捨て」という言葉は見知らぬ旅先では誰も知らない人ばかりだから大胆に振る舞っても良い、という解釈が一般に流布していますが、実は旅先ではその地独特のルールや習慣があり、それは分からないものだから旅する者もそれを受け入れるローカルの人間もお互いに寛容な気持ちになる必要があるよね、という意味合いが本来あるようです。

心地良いマッサージでウトウトしかけていたのに、ベラベラ喋っているセラピストを前にして、これもまた一興、旅の恥は掻き捨てとこの時間を楽しんでいます。

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