ディレクターが利益を決める

ちょっと面白いなと思った定義があったのでご紹介したいと思います。

WEB制作で成功するための工程と条件

①営業が決めるものは「売上」である
・営業マンが売り易い商品であること
・営業マンが安請け合いしてこれない商品設計

②ディレクターが決めるものは「利益」である
・ディレクターの工数を削減しなければならない
・ディレクターが計画通り遂行すること

③制作が決めるものは「品質」である
・制作工数を明確に管理すること
・制作者のレベルをビジネス適用させること

④フォローが決めるものは「未来」である
・フォローなくして安定したストックなし
・顧客を巻き込んだフォローの仕組み化

さて、このうち面白いなと思ったのはディレクターの役割の部分です。最近ディレクション業務がようやく増えてきた新米ディレクターにとっては、ディレクターこそが品質を決める、みたいな自負があってかなり気合入れて取り組んでいたのですがどうやら違うようで。

ディレクターが決めるのは品質ではなくて利益。そう考えると色んなことが腹に落ちるしもう少し上手く立ち回れそうな気がします。

一番簡単な事例で言うと、納期を守る、ないしは前倒して納品してしまうことは単純に人件費のコストダウンに繋がります。あらかじめ決められた予算に対して、スケジュールをしっかり切ってクライアント、制作双方のコミュニケーションを円滑に進めることで「利益」を確保することが出来るのです。

もちろんディレクターには豊富なアイディアと、それを裏付ける情報の引き出し、水平思考による斬新なアイディアの提示などなど求められる資質は多々あるかと思うのですが、とにかく利益を決める為に行動すると意識していると何事もシンプルに進められる気がします。

たまたま見つけた概念ですが、これはかなり参考になりました。

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